本作に収められているのは「2019年12月5日さいたまスーパーアリーナ公演」。そのオーディエンス・ショットです。マニアが製作したオーディエンス・ショットの編集作品『SAITAMA SUPER ARENA 2019: THE VIDEO』をベースに増量&シームレスに再編集した「拡張版」。ほぼ1曲ごとの映像でフルショウを組み上げている作風も、膨大な映像群の中から傑作ショットをチョイスする手法も同じです。ただし、ボリュームとクオリティは初日編を上回る。ショウ自体は初日も2日目も同じ曲数でしたが、本作はテイク違いを10曲も追加。全27曲・36テイクでフルショウ+αをたっっっっっぷりと見つめられるのです(前回盤は「Bullet The Blue Sky」が初日映像でしたが、本作では正しく2日目に差し替えました)。2日目の方が映像クオリティも高かったのですが、追加ショットも後から出てきただけに絶景ばかり。初日のようにプロショットこそありませんが、トータルでは本作の方が胸いっぱいお腹いっぱいの映像巨編なのです。そして、映像だからこその超スペクタクルが圧倒的。“360° TOUR”のような奇抜さはありませんが、呆れるほどデカいスクリーンの美しさとド迫力は圧倒的。プロショットばりの接写も素晴らしいですが、引きのショットも凄い。さまざまなアングルが使われているというのに画面に入りきらず、ステージを動き回るメンバーを追っても画面の端が見えてこない。どこを向いても美しい映像に埋め尽くされている。トランプ大統領をバッシングしたり、“ONEキャンペーン”への参加を呼びかける等、要所要所で登場する日本語字幕もバッチリ。最先端の映像演出と超スペクタクルが目の前に繰り広げられるのです。恐らく『THE JOSHUA TREE』完全再現が日本で演奏されるのは「2019年12月5日」が最後となるでしょう。 Live at Saitama Super Arena, Saitama, Japan 5th December 2019 AMAZING SHOTS!!! (192:31) 1. Intro 2. Sunday Bloody Sunday 3. Gloria 4. New Year's Day #1 5. New Year's Day #2 6. Bad #1 7. Bad #2 8. Pride (In the Name of Love) 9. Where the Streets Have No Name 10. I Still Haven't Found What I'm Looking For 11. With or Without You #1 12. With or Without You #2 13. Bullet the Blue Sky 14. Running To Stand Still 15. Red Hill Mining Town 16. In God's Country 17. Trip Through Your Wires 18. One Tree Hill #1 19. One Tree Hill #2 20. Exit #1 21. Exit #2 22. Mothers Of The Disappeared 23. Desire #1 24. Desire #2 25. Elevation #1 26. Elevation #2 27. Vertigo #1 28. Vertigo #2 29. Even Better Than The Real Thing 30. You're The Best Thing About Me 31. Beautiful Day #1 32. Beautiful Day #2 33. Ultraviolet (Light My Way) 34. Love Is Bigger Than Anything in Its Way 35. One #1 36. One #2 COLOUR NTSC Approx.193min.