Name: Tedeschi Trucks Band テデスキ・トラックス・バンド/WA,USA 2019
SKU: DVD-01210
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Tedeschi Trucks Band テデスキ・トラックス・バンド/WA,USA 2019

先月末ワールド・ツアーに一区切りを付け、オフに入ったTEDESCHI TRUCKS BAND。その最新プロショットが登場です。そんな本作が撮影されたのは「2019年７月26日モリソン公演」。デンバーの観光名所でもあるレッドロックス野外劇場で行われたショウを記録したマルチカメラ・プロショットです。すでに８ヶ月も前のショウなのですが、この映像自体は最新。つい数日前に公式に公開されたものなのです。その内容の前に、まずはショウのポジション。昨年のスケジュールを振り返ってみましょう。・１月17日-３月２日：北米#1（23公演）《２月15日『SIGNS』発売》・４月２日-27日：欧州（17公演）・５月10日-25日：北米#2（12公演）・６月11日-16日：日本（５公演）・６月28日-８月24日：北米#3（28公演）←★ココ★・９月27日-10月５日：北米#4（NY６公演）・11月６日-16日：北米#5（８公演）　これが昨年のTEDESCHI TRUCKS BAND。2019年と言えば、結成以来もっとも公演数の多い多忙な１年だったわけですが、その中でも名盤『いとしのレイラ』を完全再現したアリントン公演も記憶に新しいところ（プロショット作品『LOCKN' 2019』でお楽しみ頂けます）。実は、本作のモリソン公演はその約１ヶ月前にあたり、同じ「北米#3」の19公演目となるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、「まさに極上」「完全オフィシャル級」としか言いようがない。画質も音質も完璧ならカメラワークもミックスもパーフェクト。野外劇場だけに照明はそれほど潤沢ではないようですが、彼らの音楽に巨大スペクタクルのライト・ショーは似合わないですから問題なし。むしろ、渋いムードが上品でさえあるのです。商品化の予定は聞かれず、公式チャンネルからは削除されてしまったようですが、これだけのクオリティを惜しげもなく限定公開するとは……まったく凄い時代になったものです。その映像美で描かれるのは、常に素晴らしく、フレッシュであり続ける最強ライヴバンドのフルショウ。『LOCKN' 2019』の近くとは言っても本作はアルバム再現ではなく、通常スタイルのショウ。彼らのショウは日替わりセットの多彩さが重要な魅力でもありますので、ここで整理しておきましょう。オリジナル（10曲）・REVELATOR：Midnight in Harlem・MADE UP MIND：Part Of Me／Made Up Mind ・LET ME GET BY：Don't Know What It Means／I Want More・SIGNS：Signs, High Times／High & Mighty／Still Your Mind／Shame・その他：Swamp Raga カバー（７曲）・Border Song（エルトン・ジョン）／The Letter（THE BOX TOPS）／Down in the Flood（ボブ・ディラン）／ Somebody Pick Up My Pieces（ウィリー・ネルソン）／I Pity The Fool（ボビー・ブランド）・BLACKBERRY SMOKEとの共演：Stranger in a Strange Land（レオン・ラッセル）／Space Captain（マシュー・ムーア）……と、このようになっています。『LOCKN' 2019』と被っているのは６曲でオリジナルの「Midnight in Harlem」「Don't Know What It Means」「Signs, High Times」「Shame」とカバーの「The Letter」「I Pity The Fool」のみ。他11曲はすべて異なっています。彼らの場合、毎日毎晩セットを変えるためにいつでも珍しい曲があったりするのですが、本作の場合はエルトンの「Border Song」やレオン・ラッセルの「Stranger in a Strange Land」が特に貴重です。そして、もう１つのポイントはゲスト。その「Stranger in a Strange Land」とラストに演奏される「Space Captain」ではアトランタのロックバンドBLACKBERRY SMOKEの面々が登場。現代ブルースロックの同志による共演も楽しめます。現代最高のギタリストによる熱いインタプレイ、スーザンの円熟のヴォーカル、そしてバラエティ豊かで常に変化する新鮮なショウとゲスト共演。普通のバンドなら特別になる事が、毎晩のように平然と起こってしまう最強ライヴバンドの超極上マルチカメラ・プロショットです。大名盤『LOCKN' 2019』と並んで2019年の最高作となるであろう１枚。 Live at Red Rocks Amphitheatre, Morrison, CO, USA 26th July 2019 PRO-SHOT 1. Intro 2. Signs, High Times 3. Border Song 4. Don't Know What It Means 5. The Letter 6. Down in the Flood 7. High & Mighty 8. Somebody Pick Up My Pieces 9. Still Your Mind 10. Part of Me 11. Shame 12. Swamp Raga 13. Midnight in Harlem 14. I Pity the Fool 15. I Want More 16. Made Up Mind 17. Stranger in a Strange Land (with Charlie Starr, Preston Holcomb, Britt Turner & Brandon Still) 18 Space Captain (with Blackberry Smoke) PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx 132min.