1975年、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが参加し、新たな5人編成となってからの初のアルバム「ファンタスティック・マック」が大ヒットを記録。フリートウッド・マックにとっても初の大きな商業的成功となったこの時期の、まさに決定的なプロショット映像である、1975年10月5日ラーゴはキャピタル・シアター公演映像が、全ての既発を一蹴する超高画質で登場です。収録時間は1時間41分とステージのほぼ全貌をしっかりと捉えています。ビデオ時代からファンにはお馴染みの映像ですが、ここまでクオリティの高い同内容の映像は出回ったことが無く、まさに驚きの一枚と言って良いでしょう。ただし、センターやや下に「FOR SCREENING ONLY」という細めの白字がずっと入っており、この高画質版の特徴でありながら(見ていてストレスになるほどではないにせよ)残念なポイントです。これでも厳密にはマスターから2GENを経た映像とのことですが、オフィシャルヒストリー映像にも使用できる画質と音質は、正直、呆気にとられる素晴らしさです。3曲目のSpare Me A Littleの冒頭に0:05-0:21にピー!という音声ノイズが発生している部分がありますが、それ以外は、ほぼ完璧と言える内容です。マルチカメラでしっかりと捉えられた1975年のフリートウッド・マックのプロショット映像はどの曲も見応え満点です。音だけでなく、画面で見るスティーヴィ、クリスティーン、リンジーの魅力的なステージパフォーマンスは圧巻で、ファンならずとも、その高品質な映像と演奏に見入ってしまうことでしょう。リンジーのギターソロ・シーンは迫力満点で、ミックも曲の盛り上がりに合わせてパワフルなドラムを披露するシーンは必見です。(World Turningでのドラムソロパフォーマンスも勿論収録)ライトが当たった時のクローズアップシーンは非常にクリアーですが、遠めの映像がやや淡かったり、部分的に時代を感じさせる映像エフェクトが登場したりしますが、洋楽ファンなら誰しもが、食い入るように見入ってしまうこと間違いなしのお宝映像タイトルです。今後、この1975年ラーゴ映像で、これを上回るクオリティのタイトルに出会うことはあるのでしょうか?全てのファン必携・必見の超高画質映像の登場です。 Live at Capitol Center, Largo, MD. USA 5th October 1975 PRO-SHOT 1. Introduction/Get Like You Used To Be 2. Station Man 3. Spare Me A Little (Of Your Love) 4. Rhiannon 5. Why 6. I'm So Afraid 7. Oh Well 8. Green Manalishi 9. World Turning 10. Blue Letter 11. Hypnotized Christine McVie - Keyboards, Vocals John McVie - Bass Stevie Nicks - Vocals Mick Fleetwood - Drums Lindsey Buckingham - Guitar, Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 101min.