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Metallica メタリカ/FL,USA 2004 Synced with SBD

全世界が王者のメタル回帰に湧いた“MADLY IN ANGER WITH THE WORLD TOUR”。その現場で撮影され、「史上最強の映像!」と激賛された伝説ショットがリリース決定です。そんな本作に収められているのは「2004年11月6日フォート・ローダデール公演」。その超絶級オーディエンス・ショットです。本作最大のポイントは「史上最強」とまで言われたクオリティにあるわけですが、まずはショウのポジション。久々に巨大だったワールドツアーの全体像から振り返ってみましょう。2003年 《6月5日『ST. ANGER』発売》・7月4日-8月10日:北米#1(20公演)・11月6日-14日:日本(6公演) ・12月2日-20日:欧州#1(13公演)・12月31日:ラスヴェガス公演 2004年・1月16日-2月1日:オセアニア(10公演)・3月2日-5月15日:北米#2(34公演)・5月26日-7月4日:欧州#2(22公演)・8月16日-11月28日:北米#3(49公演)←★ココ★ これは2003年/2004年のMETALLICA。この合間に公開された映画『メタリカ:真実の瞬間』でも描かれた通り、当時のMETALLICAはロバート・トゥルージロを迎えたという以上にバンド全体が解散の危機を乗り越えたばかりだった。足かけ2年で190公演という規模は『BLACK ALBUM』時代以来であり、いかに当時の彼らが本気で復活に賭けていたのかが透けるスケジュールでもあります。そして、本作のフォート・ローダデール公演はその最終盤。最後の「北米#3」の37公演目であり、長かったツアーのラストスパートにあたるコンサートでした。さて、いよいよ本題。そんなショウで撮影された本作ですが、これがもう規格外の超極上品。分類的に言えば、スタンド席(バルコニー席?)から見下ろした客席撮影なのですが、そのスペクタクルも画質もいわゆる「オーディエンス・ショット」という言葉とはかけ離れている。急角度の席から見下ろした視界には一切の遮蔽物がなく、ステージ上のありとあらゆる物がズームし放題。ステージ自体が360度の開放型ということもあり、あらゆる方向を向く4人の表情ドアップは画面からハミ出るほど。さらにステージ真上には巨大スクリーンも吊されており、そのスクリーショットはマルチカメラ・プロショットにしかみえません。そんなプロショット感を一層高めているのが音声。本作を制作した“HIDDENIMAGE DVD PRODUCTIONS”は断言していませんが、恐らくこれは公式サウンドボード。2004年と言えば、livemetallica.comが立ち上げられた時期であり、各公演のサウンドボードが次から次へと販売された。その極上サウンドをシンクロさせているのです(ベースソロや「Welcome Home (Sanitarium)」の一部など、サウンドボードが途切れているパートは極上オーディエンス録音で補完されています)。まさに超絶としか言いようのないクオリティで描かれるのは、他のどの時期とも異なる“MADLY IN ANGER WITH THE WORLD TOUR”のフルショウ。『DEATH MAGNETIC』リリース後は公式プロショットが何本も出ましたが、本作はその1つ前。ここでその内容も整理してみましょう。・KILL 'EM ALL:Seek and Destroy・MASTER OF PUPPETS:Welcome Home (Sanitarium)/Master Of Puppets/Battery・...AND JUSTICE FOR ALL:Blackened/One/Dyer's Eye・BLACK ALBUM:Wherever I May Roam/Nothing Else Matters/Sad But True/Enter Sandman・LOAD:King Nothing・RELOAD:Fuel/The Memory Remains・ST. ANGER:Frantic/Dirty Window・その他:Turn The Page/I Disappear ……と、このようになっています。『RIDE THE LIGHTNING』以外の全作から満遍なくセレクトされ、問題作『ST. ANGER』ナンバーチョイス。その幅広さは現在に通じつつ、「Blackened」や「Dyer's Eye」の復活や新曲のアグレッションが嬉しい。何しろ『BLACK ALBUM』の天文学的ヒットから10年以上、新曲はどんどんグルーヴ志向になっていき、ライヴはルーズ&ダイナミズムに走って行った。その重くトロい十数年の積み重ねから開放されたのが「Frantic」や「Dirty Window」。もちろん、両曲も本来のメタル感ではないわけですが「速くて刻みギターの新曲!」というだけでも爽快だった……そんな時代の歓喜がリアルに甦ってくるのです。「グルーヴ&ルーズ」から「アグレッシヴ&ファスト」へ。まだ若いイキの良さも残しつつ、本来あるべき姿を取り戻すための根本的な大転換を図った2004年のMETALLICA。そのフルショウを極上&超絶景で体験できる大傑作映像です。 Live at Office Depot Center, Ft. Lauderdale, Florida, USA 6th November 2004 AMAZING SHOT!!!(Synced with SBD) Disc 1(75:16) 1. The Ecstasy Of Gold 2. Blackened 3. Fuel 4. The Memory Remains 5. Wherever I May Roam 6. Frantic 7. Kirk Doodle 1 8. Turn The Page 9. Dirty Window 10. King Nothin 11. Bass Solo 12. Welcome Home (Sanitarium) 13. Master Of Puppets Disc 2(66:47) 1. Battery 2. I Disappear 3. Melbourne 4. Nothing Else Matters 5. Sad But True 6. One 7. Enter Sandman 8. Dyer's Eye 9. Seek and Destroy James Hetfield - Guitars & Vocals Lars Ulrich - Drums Kirk Hammett - Lead Guitars Robert Trujillo - Bass COLOUR NTSC Approx.142min.

Metallica メタリカ/FL,USA 2004 Synced with SBD

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