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本盤は、「ZURICH 1980」の前年、ロンドンのハマースミス・オデオンにて行なわれた「カンボジア難民救済コンサート」でのフーのフルセットを極上のプロショット＆サウンドボード音声で完全収録したDVDとなります。このイベントでは、企画を提唱したポール・マッカートニーと並び、通常のワンマンコンサートと同様の時間を割り当てられ、破格の待遇を受けたザ・フーでした(それは当然のことでしょう)。従って収録されているのは2時間37分という長時間に渡っています。画面上部にタイムコードが入っていることから、オフィシャルで撮影され、後のテレビ放送のための編集用マスターとなったものだということがお判りいただけると思います（この模様は日本でもNHKの「ヤング・ミュージック・ショー」で放送されました）。その大元のマスターを、クオリティを落とすことなく完璧に収録したのが本盤なのです。当時の放送版では、他の出演アーティストとの時間配分の関係から、Sister Disco、Behind Blue Eyes、See Me, Feel Meの3曲が放送されたに過ぎず、後にリリースされたライブアルバムにもBaba O'Rileyが追加された僅か4曲が収録されたに過ぎませんでした。それでも、ケニー・ジョーンズとジョン・ラビット・バンドリックを迎え、見事に復活したザ・フーの勇姿は確認できたのですが、物足りなかったことは否めない事実です。しかもコンサートのライブアルバムは、権利関係の問題からか、これまで一切CD化されていないというレア度を誇っています。そこに本盤の意義があります。ザ・フーのフルステージを余すところなく、完璧なカメラワークと音声で伝える一級のドキュメントです。タイムコードがなければ、このままオフィシャル・リリースしても何ら問題のないクオリティと言えます。ピートは冒頭からシェクターのテレキャスターを使用していますが、I Can’t Explainのタイムコード6:46時点でペダル・スイッチのトラブルからギターの音が出なくなります。それを考慮して次曲のBaba O’Rileyではナンバー3のレスポールにチェンジしていますが、これもまたチューニングが狂い気味というトラブルに見舞われます。そのためまた次曲からシェクターのテレキャスに戻すというシーンが観られます。こうした生々しいステージの模様も本盤でこそ確認できるものでしょう。ギリシャ彫刻像のようにマッチョになったロジャーのマイク回しアクション、ピートのファン（風車）奏法は冒頭から全開です。キース・ムーン時代のフーしか興味のない方にも、是非騙されたと思って観ていただきたい映像です。このフーは凄いです。ムーン亡き後、見事に復活したザ・フーの勇姿をその目でお確かめください。 Live at Hammersmith Odeon, London, UK 28th December 1979 PRO-SHOT(UPGRADE) (157:00) 1. Introduction 2. Substitute 3. I Can't Explain 4. Baba O'Riley 5. The Punk And The Godfather 6. My Wife 7. Sister Disco 8. Behind Blue Eyes 9. Music Must Change 10. Drowned 11. Who Are You 12. 5:15 13. Pinball Wizard 14. See Me, Feel Me 15. Long Live Rock 16. My Generation 17. I'm A Man 18. Sparks 19. I Can See For Miles 20. I Don't Wanna Be An Old Man 21. Won't Get Fooled Again 22. Summertime Blues 23. Dancing In The Streets 24. Dance It Away 25. The Real Me PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.157min.

拡大表示	Who,The ザ・フー/London,UK 1979 Upgrade 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる