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Alice Cooper アリス・クーパー/Canada 1988

豪腕ギタリスト:ケイン・ロバーツと共に最前線に復帰した80年代の帝王アリス・クーパー。公式映像やプロショットでは味わえない『RAISE YOUR FIST AND YELL』時代の傑作映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「1988年2月12日トロント公演」。そのオーディエンス・ショットです。本作最大のポイントは素晴らしい絶景と体験を両立したクオリティにあるわけですが、それと同時にショウそのものも重要。ケイン時代と言えば、公式の映像作『THE NIGHTMARE RETURNS』が有名なわけですが、あれは復帰直後の『CONSTRICTOR』時代。本作は、その次となる『RAISE YOUR FIST AND YELL』のツアー、いわゆる“LIVE IN THE FLESH 1987-1988”のフル映像なのです。良い機会でもありますので、アリス史上最もヘヴィ・メタリックだった2つのツアーをまとめて俯瞰してみましょう。1986年《9月22日『CONSTRICTOR』発売》・10月23日-11月19日:北米#1(20公演)←※公式映像 ・11月23日-12月5日:欧州#1(10公演)・12月12日-12月31日:北米#2a(15公演)1987年・1月2日-4月1日:北米#2b(59公演)・8月30日+9月9日:欧州#2(2公演)《9月28日『RAISE YOUR FIST AND YELL』発売》・10月15日-12月31日:北米#3a(44公演) 1988年・1月1日-3月6日:北米#3b(38公演) ←★ココ★・4月1日-5月6日:欧州#3(25公演) これがMCA時代の全体像。年末を挟んで春まで全米ツアーを行う独特なペースで、足かけ3年を駆け抜けました。公式映像『THE NIGHTMARE RETURNS』はその極初期だったわけですが、本作は終盤「北米#3b」の25公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで撮影された本作は、まさに絶景のオーディエンス・ショット。ステージ左側からの斜めショットなのですが、角度の急な2階スタンドのおかげで前列の影に悩まされずステージを独占できる。しかも、三脚でも使っているかのようにビシッと安定しているのです。そして、その絶景からグイグイと迫るズームが素晴らしい。冒頭の「Teenage Frankenstein」はスケール感とホラーなセットを味わうような遠景で捉えられていますが、ショウの様子が掴めた2曲目「No More Mr. Nice Guy」からはアクションに沿ってグイッと寄る。さすがにビデオが普及したばかりのアナログ撮影だけあって表情やシワまでくっきり……とはいきませんが、それでも半身が画面からハミ出すほ果敢。人形をいたぶるアリスやマシンガン型ギターで掃射するケイン、超ハイレグのSMダンサー(アリスとの鞭バトルは本当にスレスレ。危なっ!)もアップで楽しめるのです。そんなクオリティで描かれるのは、貴重ナンバー目白押しのフルショウ。ケイン時代と言えば、公式映像『THE NIGHTMARE RETURNS』が基準になりますので、ここでは比較しながらセットを整理してみましょう。70年代(12曲)・LOVE IT TO DEATH:Is It My Body(★)/I’m Eighteen ・KILLER:Dead Babies(★)/Killer(★)/Under My Wheels・SCHOOL'S OUT:School's Out・BILLION DOLLAR BABIES:No More Mr. Nice Guy/Billion Dollar Babies・WELCOME TO MY NIGHTMARE:Only Women Bleed/Devil's Food(★)/The Black Widow(★) ・GOES TO HELL:Go To Hell ケイン・ロバーツ時代(6曲)・CONSTRICTOR:Teenage Frankenstein・RAISE YOUR FIST AND YELL:Prince Of Darkness(★)/Chop Chop Chop(★)/Gail(★)/Roses On White Lace(★)/Freedom(★) ※注:「★」印は公式映像『THE NIGHTMARE RETURNS』でも観られない曲。……と、このようになっています。最大の特徴は大盤振る舞いされる当時の新曲。MCA時代の復活劇はアリス史でも評価は高いのですが、その頃のナンバーはほとんど演奏されていない。特に2枚目の『RAISE YOUR FIST AND YELL』は絶滅危惧種で、本作で披露される5曲のうち4曲がこのツアーでしか演奏されていませんし、唯一の例外「Roses On White Lace」にしても2019年まで31年封印されていたという激レア曲なのです。さらに1曲だけ生き残った前作の「Teenage Frankenstein」がオープニングなのも良い。何しろ、『THE NIGHTMARE RETURNS』はトップからしばらくクラシックスが続き、なかなかメタリック・ナンバーが出てこなかった。それに対し、本作は開演の瞬間から金属的。これをオジーに喩えるなら“BARK AT THE MOON TOUR”と“THE ULTIMATE SIN TOUR”の違いでしょうか。どちらもジェイクのギターでシャープに変貌しつつ、「Bark at the Moon」で開演するようになった後者の方がよりメタリック。しかもアリスの場合、オープニングから鉄甲冑のモンスターも登場してアリスとバトル。いきなりの見どころなのです。また、クラシックスもポイント。“THE NIGHTMARE RETURNS TOUR”にはない5曲はいずれも大定番のようですが、それを弾くのがケイン・ロバーツとなれば話は別。あのテクニカルで華麗なギターで染め変えられているだけでなく、あのムッキムキの身体で弾き倒す姿がたっぷりと観られるのです。ニューウェーブやパンク、インダストリアル等々、さまざまな音楽を取り込んできた帝王アリス。特にヘヴィメタルは持ち前のホラー感&ドラマティシズムとの相性が抜群でした。そんな“メタリック・アリス”ながらプロショットが存在しない『RAISE YOUR FIST AND YELL』ツアーを特等席から体験できる映像作品です。公式映像『THE NIGHTMARE RETURNS』でさえ霞む重金属ホラーなフルショウ。 Maple Leaf Gardens, Toronto, ON, Canada 12th February 1988 AMAZING SHOT!!! 1. Teenage Frankenstein 2. No More Mr. Nice Guy 3. Billion Dollar Babies 4. Is It My Body? 5. I’m Eighteen 6. Go To Hell 7. Prince Of Darkness 8. Chop Chop Chop 9. Gail 10. Roses On White Lace 11. Only Women Bleed 12. Devil's Food 13. The Black Widow 14. Dead Babies 15. Killer 16. School's Out 17. Freedom 18. Under My Wheels COLOUR NTSC Approx.70min. Alice Cooper - Vocals Kane Roberts - Lead Guitar Johnny Dime - Rhythm Guitar Steve Steele - Bass Paul Horowitz - Keyboards Ken K. Mary - Drums

Alice Cooper アリス・クーパー/Canada 1988

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