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Paul McCartney ポール・マッカートニー/Back in the U.S. Japanese Broadcast Edition

9年ぶりに実施された本格ツアー“DRIVING USA TOUR 2002”を記録したコンサート映画の名作『BACK IN THE U.S.』。その特別バージョンがリリース決定です。この映画については説明不要でしょう。1993年の“THE NEW WORLD TOUR”以来となるワールドツアーの序盤で撮影され、当時婚約者だったヘザー・ミルズも登場。21世紀初頭のポールをたっぷりと楽しめる傑作です。ライヴアルバムの他、映像編も公式リリースされているわけですが、本作はそんなオフィシャル品のコピーではありません。DVDリリースから約2ヶ月後となる“2003年1月1日”に、正月特番として公開された日本放送バージョンなのです。コアな記録マニアによる極上マスターで傑作番組の数々をアーカイヴしておりますが、本作もそのひとつ。放送当時のハイエンド機材/環境を駆使した映像美はどの時代でも最高峰であり、本作もその例に漏れない。オフィシャル版に匹敵する極上クオリティで楽しむことができます。もちろん、いかにオフィシャル級であっても実際に公式版が存在する以上、クオリティだけでは意味がない。オフィシャルDVDとは異なる演出やアレンジによる別バージョン感が重要になってきます。本作も全編に配された番組独自の日本語字幕が新鮮だったりするのですが、それ以上なのが構成そのもの。当店の番組アーカイヴは大半が衛星放送やケーブルTVなどのCMのない番組なのですが、本作は異なる。CMもばりばり入る地上派放送なのです。そのために結構豪快な独自編集が施され、CM入りの2時間枠に押し込まれているのです。こう書くとブツ切りのショボいバージョンと思われるかも知れませんが、そうではない。確かに2曲「We Can Work It Out」「Getting Better」がカットされてもいますが、単に削っているのではなく、曲順も変更。番組として自然な流れに再構成されているのです。その主なポイントは、やはりCM。2時間枠に10カ所のCMパートが設けられているのですが、そのCM明けにドキュメンタリー・シーンが来るように組まれ、いきなり演奏でショウに戻るのではなく「CM→ポールや観客のエピソード→それにまつわる名曲」とすんなり入れるようになっている。しかも、その編集の仕上がりもキッチリ。万人が注目し、スポンサーも潤沢な地上派だからこその丁寧な作りになっているのです。そして、そんな独自編集の要になっているCMこそが本作最大の見どころと言っても良いかもしれません。2003年というと最近のようにも思えますが、考えてみれば17年も前。当時生まれた赤ん坊が受験勉強するほどの時間が経っています。しかも、本作は正月特番。そのCMには時代感と季節的なお祭りムードが滲み、何とも言えない味わいを醸してくれるのです。例えば、家電。「ネットMDウォークマン」等という微みょーな機材も現役ですし、正月の記念写真需要を狙ってかカメラのCMも頻繁に流される。これがまた新機能が「3倍ズームデジカメ」だったり、「手の中に200万画素」と喧伝されたり。しかもカメラは携帯文化(もちろんガラケ)とも連動していて「写メールじゃないと伝わらない」とのコピーが踊り、メール受信無料プランが新しかったりするのです。通信と言えばネット環境も隔世の感で、ADSLへの切り替えや光ファイバーが盛んに宣伝。マンションでもオフィス用品でも「ブロードバンド生活」がキーワードになっています。そんな中でふっと耳に入って驚くのが「音楽をダウンロード!」の言葉。おいおい、地上波でなんて事を薦めてるんだよ?と思いきや、実はこれ着メロ・サイトのCMだったりするのです。しかも、そのCMに登場するのは「こりん星」からいらしたあの方。水着でセクシーポーズを要求されるなど、現在のママタレ姿を知る今となっては、まさに異星の光景です。そして正月と言えば、いつの世も映画。そのラインナップがイイ感じに2003年でして、イチオシがディカプリオ主演の『ギャング・オブ・ニューヨーク』で「タイタニックから5年!」が胸に突き刺さる。ハリポタもまだ2作目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で、ダニエル・ラドクリフもエマ・ワトソンもまだまだ子供顔。若いと言えば『マイノリティ・リポート』のトム・クルーズや『K-19』のハリソン・フォードも、今の目には若々しい。『ピーターパン2ネバーランド秘密』『犬夜叉』といったアニメもお好きな方には懐かしいかも知れません。もちろん、映画だけでなくイルハン・マンスズがまだサッカー選手だったり、デビュー直後のアヴリル・ラヴィーンが売り出し真っ最中で、アザラシのタマちゃんも登場。狭いエレベーターで咳き込む風邪薬のCMに思わず「うわっ密だ!」と思ってしまったり……。なんとも心くすぐられ続けるのです。CMの入る地上派だからこその独自編集が施された『BACK IN THE U.S.』です。単なるカットとは違う、内容も考慮された丁寧な仕上げが素晴らしく、CMたちもじんわりと胸に迫る。もちろん、主役は素晴らしい“DRIVING USA TOUR 2002”のショウそのものですが、CMと交互に流れるからこそ「あの時代の薫り」が鼻腔をくすぐるのです。17年前のポール……というより、当時もポールに夢中だった自分に再会できる1枚。 Broadcast: 1st January 2003 1. Intro 2. Hello Goodbye 3. Jet 4. All My Loving 5. CM 6. Interviews 7. Coming Up 8. Live And Let Die 9. Blackbird 10. CM 11. Here, There And Everywhere 12. Eleanor Rigby 13. CM 14. Soundcheck 15. Matchbox (Soundcheck) 16. Let Me Roll It 17. Heather Mills 18. CM 19. Your Loving Flame 20. Heather Mills 21. The Fool On The Hill 22. CM 23. Here Today 24. Something 25. Radio & TV Shows 26. Band On The Run 27. CM 29. Back In The U.S.S.R. 30. My Love 31. Maybe I'm Amazed 32. CM K-19のCM 33. Freedom 34. Let It Be 35. Play Instrumental with Ape 36. Hey Jude 37. CM 38. NYPD Made Honorary Detective 39. Can't Buy Me Love 40. Lady Madonna 41. The Long And Winding Road 42. CM 43. Yesterday 44. Sgt. Pepper/The End 45. CM 46. I Saw Her Standing There (End Credit) 47. "Back In The U.S." DVD Advert 48. CM PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.120min.

Paul McCartney ポール・マッカートニー/Back in the U.S. Japanese Broadcast Edition

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