Name: Elton John エルトン・ジョン/NY,USA 1980 Laser Disc Edition
SKU: DVD-01949
Price: 1630 JPY
Availability: InStock

Elton John エルトン・ジョン/NY,USA 1980 Laser Disc Edition

「推定45万人」という、尼崎市の人口に匹敵する動員を記録した野外コンサートを開催した1980年のエルトン・ジョン。その模様を伝える廃盤オフィシャル映像作がリリース決定です。その映像作とは『LIVE IN CENTRAL PARK』。「1980年９月13日ニューヨーク」で開催したフリー・コンサートで撮影された公式マルチカメラ・プロショットです。この途方もないショウはアルバム『21 at 33』に伴うツアーの一環でもありました。まずは、そんな当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。《５月13日『21 at 33』発売》・９月４日-11月９日：北米（43公演）　←★ココ★ ・11月14日-16日：ホノルル（３公演）・11月22日＋26日：ニュージーランド（２公演）・11月30日-12月22日：豪州（14公演）これが1980年のエルトン・ジョン。一応、大洋を渡るワールドツアーではありましたが、日本もヨーロッパもなし。北米とオセアニアだけという極めて特殊な旅程でした。その中で本作のセントラルパーク公演はツアーを勢いづける序盤のハイライト。「北米」レッグ９公演目にあたるコンサートでした。これだけの大規模公演だけにプロ撮影も行われ、翌1981年にはソフト化。まだ黎明期だったレーザーディスクとVHSでリリースされたわけですが、当時の映像ソフトの宿命で間もなく廃盤。本作は、そんな当時のレーザーディスクから精緻にデジタル化したものなのです。もちろん、そのクオリティは完全オフィシャル級。現代の感覚で観るとエルトンの顔面ドアップを多用したカメラワークに音楽撮影のノウハウが確立していない時代感が漂いますが、画質／音質面では極上。アナログ特有の質感を湛えつつも、VHSではあり得ない解像度の高さと走行ムラのない安定感は絶大ですし、完全にキープされている発色の美しさも当時そのまま。日中の野外コンサートの風景が目に染みる美麗画像なのです。そんな映像美で描かれるのは、70年代の名曲群を約１時間に濃縮した特濃なステージ。当時のセットは約20曲あったのですが、ここでは作り込まれた映像作品として９曲がセレクトされています。その内容も整理しておきましょう。黄昏のレンガ路・Saturday Night's Alright For Fighting／Bennie And The Jets／Goodbye Yellow Brick Road 蒼い肖像：・Sorry Seems To Be The Hardest Word／Bite Your Lip (Get Up and Dance) その他・僕の歌は君の歌：Your Song・キャプテン・ファンタスティック：Someone Saved My Life Tonight・21 AT 33：Little Jeannie・カバー：Imagine ……と、このようになっています。フル映像に慣れている現在の私たちからすると１時間は食い足りないところですが、それを補って余りあるのが映像スペクタクル。冒頭にも紹介した通り、この日はフリー・コンサートでして推定45万人に及ぶ大観衆……いや、大群衆がステージの前に集結している。1980年の撮影ノウハウはそのスケール感を捉えきれているとは言えませんが、それでも視界の届く限り途切れない人々の海は凄いド迫力。隅々まで明るい日中ですから、間近な観客１人ひとりの顔も見えれば、遙か彼方の砂粒に至るまでの遠近感もはっきりと分かります。もちろん、単に群衆が広がっているだけでなく、それを目の当たりにしているからこそエルトンも爆テンション。歌声にも演奏にもハチ切れんばかりのやる気に満ちている。「Your Song」ではドナルド・ダックに扮して登場。自分でも爆笑しながら歌うという悪ノリぶりまで披露するのです。また、そんなエルトンを支えるバックも珍しい。普段はバンマスを務めるデイヴィー・ジョンストンがアリス・クーパーとツアーに参加していたために不在。代わってティム・レンウィックとリッチー・ジートというツイン・ギター体制でした。２人は百戦錬磨のセッション・ギタリストでもあり、ティムはPINK FLOYDやクラプトン、MIKE+THE MECHANICS等、リッチーはCHEAP TRICKやジョー・コッカー、ダイアナ・ロス等との活動で知られるベテラン。バンド形態にもかかわらずデイヴィーが参加していない唯一のツアーであり、ツインのぶ厚いアンサンブルで甦った名曲群も楽しめるのです。約45万人という膨大な観客を前にした大熱演。そんな記念碑コンサートを伝えてくれる廃盤オフィシャル映像を甦らせたDVDです。本来であれば公式で残されるべき傑作映像アーカイヴ。 Central Park, New York, NY, USA 13th September 1980 PRO-SHOT Taken from Laser Disc (Pioneer Artists, PA-83-057) 1. Introduction 2. Saturday Night’s Alright (For Fighting) 3. Little Jeannie 4. Bennie And The Jets 5. Imagine 6. Someone Saved My Life Tonight 7. Goodbye Yellow Brick Road 8. Sorry Seems To Be The Hardest Word 9. Your Song 10. Bite Your Lip (Get Up and Dance) PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.59min.