シーンが息を吹き返すと共に動き出した巨人METALLICA。世界中に話題を振りまいた第一夜を目撃できる映像作品が登場です。その第一夜とは「2021年9月16日」。地元サンフランシスコのライヴハウス“THE INDEPENDENT”で行われたサプライズ・ギグで撮影されたプロショット……と、一言で片付けられないのが本作。クオリティは間違いなく超絶&極上には違いないものの、これまでの映像作品とはひと味もふた味も異なるのです。しかも、映像だけでなくショウ自体も超個性派。順を追ってご説明するためにも、まずは彼らの現状から見てみましょう。2021年・2月7日ー9月10日:プロモ・パフォーマンス(4回) ・9月16日:サンフランシスコ公演 ←★本作★・9月20日:シカゴ公演・9月24日+26日:ルイビル(2公演) >>今ココ<<・10月8日+10日:サクラメント(2公演)・11月4日:ハリウッド公演・11月6日:アトランタ公演・11月12日+14日:デイトナビーチ(2公演)・12月17日+19日:サンフランシスコ(2公演)2022年・6月15日ー7月8日:欧州(10公演) これが現在までに判明している2021年/2022年のスケジュール。2月からいくつかのライヴ・パフォーマンスも行っていましたが、それらはすべて新型コロナ・パンデミックによる無観客の配信動画でした。そんな彼らが約2年(738日)ぶりに人前で演奏したのが本作でした。しかも、このショウは完全なサプライズ。直前になって突然以下のような告知が流れ、限定500名のチケットが約13分で完売しました。「おい、ちょっとした秘密があるんだ。今夜、サンフランシスコのダウンタウンにある“THE INDEPENDENT”で演奏するんだ。20ドル札を持って、今すぐチケット売り場に来てくれ。チケットは1人一枚で現金払いのみ。入場するにはワクチン接種の証明も必要だ。すぐに売り切れるかもな」その模様はいつものようにlivemetallica.comでサウンドボードがダウンロード販売された他、「Whiplash」と「Creeping Death」のマルチカメラ・プロショットも公開されました。本作は海外マニアが制作した映像作品で、前述のサウンドボード/プロショットの他、各種オーディエンス・ショットも駆使したものなのです。実のところ、4曲分は映像がないために静止画だったりもしますが、それ以外は超・極上クオリティ。音声は完全にオフィシャル・サウンドボードですし、10曲分のオーディエンス・ショットも超美麗。何しろ、現場は500人しか入れないクラブ・ギグ。ステージ右側・左側のショットがあるのですが、どちらもほぼ最前列でして、手を伸ばせば4人に触れそうなほどの超間近なのです。実際、「Whiplash」「Creeping Death」の2曲は正真正銘の公式プロショットなのですが、連続して見ていても1カメかマルチカメラかの違いだけで、ほとんど違和感がないのです。では、どの曲が客席映像で、どの曲が静止画なのか。ここでフルセットを整理しておきましょう。クリフ時代・キル・エム・オール:Whiplash(★)/Seek & Destroy・ライド・ザ・ライトニング:Ride The Lightning/Fade To Black/For Whom The Bell Tolls/Creeping Death(★)・メタル・マスター:Master Of Puppets/Battery ジェイソン時代・メタル・ジャスティス:One・ブラック・アルバム:Holier Than Thou/Sad But True・リロード:The Memory Remains(*)/Fuel・S&M:No Leaf Clover(*)ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト・Now That We're Dead(*)/Moth Into Flame(*)※注:「★」印はマルチカメラ・プロショットで、「*」印は音声のみ。……と、このようになっています。フルセット全16曲中2曲がマルチカメラで、10曲が1日目超接写、4曲が静止画となっています。クラブ規模の超狭いステージ以外はいつも通り……かと思いきや、さにあらず。上記では分かりませんが、実はオープニングもポイント。約2年ぶりとなる1曲目に選ばれたのは、永遠のスラッシュ・アンセム「Whiplash」。この超名曲で開演するショウは、実は歴史上初なのです。METALLICAと言えば、アイディアを凝らしてありとあらゆる趣向を試してきたバンドですが、まだ新ネタが残っていたとは。しかも、これがポールポジションにめちゃくちゃハマッている。ドラムイントロから「One, two, one, two, three four!!」のカウントで始まる無骨さがライヴバンド然としていますし、いきなり激走で2年のフラストレーションをぶっ飛ばしてくれる。なんでこんな格好いいオープニングを今までやってこなかったのか……その方が不思議になってくるほどです。シーン最大にして歴史上最強のライヴバンド、METALLICA。怪物が本来いるべきステージに帰ってきました。その唯一無二のステージを超個性&超極上クオリティで楽しめる映像作品です。全世界のメタル者が居合わせたかったクラブの現場。738日ぶりとなった「2021年9月16日サンフランシスコ公演」の極上映像作品。海外マニアが制作したマスターで、公式ステレオ・サウンドボード音声を軸に2曲分のマルチカメラ・プロショットと10曲分の超極上オーディエンス・ショットを駆使した編集作です。オーディエンス・ショットもほぼほぼ最前列からの超接写で、500人しか入れない密室ギグを体験できる。史上初となる「Whiplash」オープニングも激アツの超・個性派傑作です。The Independent, San Francisco, CA, USA 16th September 2021 PRO-SHOT/AMAZING SHOT!! 1. Whiplash 2. Ride The Lightning 3. The Memory Remains * 4. Now That We're Dead * 5. Holier Than Thou 6. No Leaf Clover * 7. Sad But True 8. Moth Into Flame * 9. Fade To Black 10. For Whom The Bell Tolls 11. Creeping Death 12. One 13. Master Of Puppets 14. Battery 15. Fuel 16. Seek & Destroy * Audio Only James Hetfield - Guitars, Vocals Lars Ulrich - Drums Kirk Hammett - Guitars Robert Trujillo - Bass COLOUR NTSC Approx.113min.