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Various Artists Live Aid/ライブ・エイド Making of Do They Know It's Christmas ? 1984 Covered in a Great Documentary

80年代チャリティ・ブームの火付け役となり、20世紀最大イベント“LIVE AID”の原点ともなった伝説のシングル『Do They Know It's Christmas?』。その誕生秘話を詳らかにする映像傑作が登場です。そんな本作の正体は、英国の名門BBCの特別番組「THE BAND AID STORY」。プロジェクトから20周年となる2004年に制作されたドキュメンタリー番組です。もちろん、本作は英国放送そのものではなく、某放送協会の名物番組“BS世界のドキュメンタリー”の一篇として放送された「空前のチャリティーバンドはこうして結成された」。字幕も吹き替えもコメントも完備した日本語バージョンです。当店ではコアな記録マニアによる極上マスターで数々の音楽番組をアーカイヴしておりますが、そのコレクションでも本作は特級の最高傑作と言って良いでしょう。2004年制作・2008年放送という映像クオリティは完全オフィシャルDVD級ですし、名門BBCだからこその貴重な素材は圧倒的。80年代当時のスター達はマスター・クオリティの映像美で若々しさに輝いていますし、超大物になった20年後の彼らが次から次へと登場する豪華さもBBCなればこそ。そして何より、番組内容が素晴らしい。「80年代ポップ・ミュージック」「地球規模の社会問題」というムードの違う両面をキチンと扱い、真摯なメッセージも参加者のユーモアも汚さず見事に描いている。しかも、それを日本語化している某放送協会の手腕も完璧。“BS世界のドキュメンタリー”は多彩なテーマを扱っているわけですが、妙な演出を加えずコメントの真意を捉えた適切な言葉選びは、まさにドキュメンタリーの見本。とてもではありませんが、1回の放送だけで忘れ去られるにはもったいない気品さえ宿っているのです。そんな傑作番組を収めた本作は、大きく3つのセクションに分けられる。順を追ってご紹介していきましょう。冒頭:BAND AID結成へ(約12分)最初のセクションは、BAND AID誕生までの歩み。このプロジェクトはボブ・ゲルドフがエチオピアの飢餓を伝えるニュース番組を見たことから始まるですが、そのニュース番組もBBCだった。当時の番組映像も登場しますし、番組ディレクターも当時を語る。プロジェクトそのものだけでなく、そのルーツまで「本物」で見せられるのはBBCなればこそです。ニュースに衝撃を受けたゲルドフは何か出来る事はないかとミッジ・ユーロに相談を持ちかけ、そこにゲイリー・ケンプ、サイモン・ル・ボンが参加。最初から豪華プロジェクトを考えていたのではなく、少しずつ話が大きくなっていった様子が描かれていきます。ちょっと面白いのはゲイリー・ケンプが「翌日、日本へ向かう予定だから日本に電話をくれ」と言うくだり。SPANDAU BALLET伝説の初来日は1984年11月上旬。番組内ではクリスマス・シングルを作るには突貫だった話が出てくるのですが、それがリアルに伝わってくるのです。本編:1984年11月25日の伝説セッション(約23分)そんな本作のメインとなるのは、豪華セッションが実現した「1984年11月25日ロンドン」。その日の朝からレコーディングが終わる夜までを密着している。ゲルドフとミッジ、それプロデューサーのトレバー・ホーンが先にスタジオ入りするのですが、「まだ誰も来ない。日曜の朝なのに本当に来てくれるのかな」と不安げところから可笑しい。そして1人、また1人と本当に到着。ポール・ウェラー、スティング、ポール・ヤング、SPANDAU BALLET、サイモン・ル・ボン……。次々に現れる大物たち。「エチオピアの人々にメッセージを」と記者から言われて「来年はコンサートで行くから楽しみにしていて」と脳天気の答えるスティーブ・ノーマン、現場の騒ぎに驚き「普段着で来ちゃったと」と戸惑うBANANARAMA。考えてみれば、これほどのスター達が一堂に会するレコーディングなど前代未聞であり、何もかもが初体験。その手探り感がリアルなのです。そして、スター達がどんどん集まってくる中で姿を現さないのがボーイ・ジョージ。オファーを忘れていたのか、セッション当日に彼がいたのは、なんと大洋の反対側であるニューヨークでした。「朝の4時にボブから電話があったんだ。彼とはパーティーで顔を合わせたことはあっても早朝たたき起こされるほど親しいわけではなかった。アイルランドなまりで“戻ってこい”と言われ、びっくりだった」と語るジョージが可笑しく、そんな彼に「1時間半後のコンコルドに乗れ!」と叱りつけるゲルドフも面白いのです。その後、ジョージは本当にロンドンまで飛んで来るわけですが、そこでも面白い。「スタジオに着くとサイモン・ル・ボンに出くわしてね。当時、僕たちは仲が悪かった。サイモンの彼女のことでケンカをしたんだ。でもカメラマンが大勢いたので肩に腕を回しながら入った」とぶっちゃける。「彼女」とはサイモンの奥方ヤスミンさんだと思いますが、彼とジョージの間に何が……。さらにプレイバックを聴いては「あらオネェっぽい声ね(翻訳センスもお見事)」など、本作の影の主役のようでさえあります。ボーイ・ジョージの話ばかり長くなってしまいましたが、これはホンの一部。誰も一番目に歌たがらなかった現場のムード、歌詞が気に入らなくてゲルドフとやり合うボノ(実はコレが一番の見どころ)、酔っぱらって音程が取れないリック・パーフィット&フランシス・ロッシ、その辺のおっさん姿で現れ、見事なドラミングでスタジオ内を黙らせたフィル・コリンズ、レコーディングしながらも実は曲が完成していなかったとぶっちゃけてしまうゲルドフ……。歴史的な名曲誕生の裏舞台が詳らかにされていくのです。終盤:ブームと20年後の現実(約14分)最後のセクションは、完成したシングルが変えていった世界をドキュメントしています。突貫でプレスされたレコードが大ヒットし、ブームとなっていき、エチオピア現地へも向かうゲルドフ。そして、彼の情熱はアメリカに飛び火してUSA FOR AFRICAの呼び水となり、世紀の一大イベント“LIVE AID”が実現する。純粋な善意が成功を呼び、世界を変えていく様子はハリウッド映画のような感動を呼ぶのです。だが、しかし。この番組は単なるサクセス・ストーリーではなく、現実に基づいたドキュメンタリー。現実にハッピーエンドはありません。ボノが重々しく語るのです。「正確にはわからないけど、ライブ・エイドで集めた資金は2億5000万ポンドぐらいだろう。大変な額に驚いたよ。皆、少しは貢献できたと誇りに思っていたんだ。でも現実は厳しいものだった。アフリカは負債の利息として寄付金と同じ額を毎月支払っていると知った」そう、本作が制作されたのは1984年ではなく2004年。20年間で変わった事、変わらなかった事が語れていく。ゲルドフも「僕らのバンド・エイドは、しょせん一時凌ぎの救済しかできなかった」とつぶやくのです。あまりに重い結論ではあるのですが、でもムダではなかった。前述したようにセッション当日には「来年はコンサートで行くから」と脳天気なジョークを飛ばしていたミュージシャンが現実の社会問題に気づき、それを世界と共有した。この地球には問題がある事、物語のように万事解決はしない事、そして知らなければ前進もできない事。その重みを歴史的な名曲シングルと共に描き出すドキュメンタリーなのです。80年代のスターが一同に会し、豪華なセッションを繰り広げたBAND AID。その真実を鋭く、巧みに描き出したドキュメンタリー作品の大傑作です。1枚の名作シングルの制作裏舞台としても楽しく、“LIVE AID”の原点として観ても面白い。そして、今なお問題を抱える世界に想いを馳せるほどに重い。観る度に新たな発見があり、考えさせられ、感動する1枚。伝説のシングル『Do They Know It's Christmas?』の誕生秘話を詳らかにする傑作ドキュメンタリー。20周年となる2004年に名門BBCが制作した特番「THE BAND AID STORY」で、日本語字幕&吹き替えも完備した日本放送バージョンをDVD化。ボブ・ゲルドフがどうやって立ち上げ、どう発展していったかが描かれ、ボーイ・ジョージ、ボノ、スティング、ポール・ヤング、SPANDAU BALLET、サイモン・ル・ボン等、スター達が一同に会した伝説セッションにも密着している。当店が扱ってきた音楽ドキュメンタリーの中でも格別の最高傑作となる1枚です。Broadcast Date: 10th May 2008 Documentary about Band Aid, the bold 1980s initiative to highlight the plight of starving Ethiopian children. We learn how Bob Geldof recruited artists to record the anthemic single "Do They Know It’s Christmas?" (48:50) 1. Introduction 2. Social Background 3. BBC The Six O'Clock News 4. Project Starts 5. Band Aid 6. Do They Know It's Christmas? 7. First Recording (Sarm West Studios in Notting Hill, London on 25 November 1984) 8. Tony Hadley (Spandau Ballet) 9. Paul Young 10. Boy George (Culture Club) 11. Bono (U2) 12. Rick Parfitt & Francis Rossi (Status Quo) 13. Phil Collins 14. Boy George arrived 15. Rick Parfitt & Francis Rossi (Status Quo) 16. Recording Choir (with Travor Horn, Producer) 17. Nigel Dick (Video Director) 18. Brian Aris (Photographer) 19. Pressing & Production Plan 20. Release & Promotion 21. Bob Geldof Went to Ethiopia 22. After Band Aid PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.49min.

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