クリストフ "ルーパス" リンドマン(vo,g) マムート(b) タイガー(dr)の3ピースで構成され、70年代から着の身着のままでタイムスリップしてきたような風貌だが、れっきとした現在のバンドであるカダヴァーの北ドイツに位置するヴァッケンで毎夏4日間(前夜祭含む)に渡り開催される、ヘヴィメタルに特化した野外フェスティバルWacken Open Airでのパフォーマンスをプロショットにて収録。このフェスは1990年に地元のバンド仲間で始めた小さなイベントが年々スケールアップし、現在では8万人以上が集まる巨大フェスへと成長。翌年分のチケットは販売開始後24時間以内で完売する程の人気を誇り、世界有数のフェスとして認知されています。音の方も、まさにこのビジュアル通りの70年代型ハードロック。まだジャンルが細分化する前の、ハードロックがただハードロックだった時代の音楽。テンポは全体的にゆったりめ。Black Sabbath, Led Zeppelin, ジミ・ヘンドリックスあたりの濃い部分を抽出したような、サイケなブルーズ・ロックである。さらに、魔術的で神秘的な要素もたっぷり含み、泥のようにまとわりつくうねりやドロリとしたノリがたまらない。収録時間は45分となります。2022.08.05 Hauptstrasse, Wacken, Germany 01.Lord Of The Sky 02.Into The Wormhole 03.Doomsday Machine 04.Come Back Life 05.Black Sun 06.Die Baby Die 07.All Our Thoughts 08.Pale Blue Eyes