史上最高峰マスターの連発で世界中のコレクターを震撼させてきた当店の関係者流出シリーズ。その最新弾となる70年代プロショットが3タイトル同時発掘! もちろん、文化遺産級のクオリティでリリース決定です。本作は3種同時リリースの最終弾となる「1976年8月20日アナハイム公演」のプロショット。そう、オリジナルKISSの定番中の大定番として君臨してきた「アナハイム76」の大元マスター・バージョンなのです。その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション(さすがに大定番ですから、ご存知の方は軽く読み飛ばしてください)。1976年と言えば3つのツアーがひしめき、当店の関係者流出シリーズでも幾多の名作プロショットが登場しました。当時のスケジュールを基にコレクションを整理してみましょう。“ALIVE! Tour”・1月23日ー3月28日:北米#1(35公演)←※DETROIT 1976(三部作)“DESTROYER Tour”・4月11日ー5月4日:北米#2(13公演)・5月13日ー6月6日:欧州(17公演)・7月3日ー9月12日:北米#3(35公演)←★ココ★“ROCK & ROLL OVER Tour”・11月24日-12月30日:北米#4(22公演)これが1976年のKISS。『DETROIT 1976 1ST/2ND/ 3RD NIGHT』の三部作は“ALIVE! Tour”の後半でしたが、本作のアナハイム公演は“DESTROYER Tour”。そのメイン・レッグ「北米#3」の一幕でした。この「北米#3」からは大好評となった『HOUSTON 1976』や同時リリースの『JERSEY CITY 1976』も生まれましたので、さらに日程をフォーカスしておきましょう。「北米#3」の詳細・7月3日ー8日(3公演)・7月10日『JERSEY CITY 1976』・7月11日ー8月11日(17公演)・8月13日『HOUSTON 1976』・8月15日+17日(2公演)・8月20日:アナハイム公演 ←★本作★・8月22日ー9月12日(10公演)さて、そんなアナハイム公演は超有名プロショットが残され、最高峰マスターが長年愛されてきました。本作も基本的に同じ映像ではあるのですが、さらに遡った「大元/素材マスター」。個別にご紹介していきましょう。DISC 1:関係者流出のマルチカメラ版大元マスターまず登場するのはお馴染み大定番マルチカメラ・プロショット、その「大元マスター・バージョン」です。当店独自の関係者ルートでもたらされたマスターでして、従来マスターにはなかった開演前シーンも1分ほど長い。従来のベスト・マスターはデジタル処理でハイライトを上げた形跡がありましたが、本作にはそれさえないにも関わらず同等の鮮やかさを誇っています。そんな映像美以上に違うのが音声。従来マスターとは明らかに別ミックスでして、オープニングの「Detroit Rock City」から3曲目「Let Me Go, Rock'n' Roll」までヴォーカルがオフ気味なのです。実は、この音声こそ本来のビデオ・マスター。そもそも、この映像は元々オフィシャルが『KISSOLOGY』用に発掘したのですが、ヴォーカルがオフ気味なために公式ボックスに収録が見送られました。しかし『KISSOLOGY』リリース直後に別のサウンドボード・マスターが発見。映像とシンクロさせたのが従来マスターであり、この「サウンドボード音声シンクロ版」が定番化して現在に至っているわけです。本作は、そんな経緯を経る前の大元。オフィシャルが発掘し、『KISSOLOGY』収録を見送ったマスターそのものなのです。実のところ、音楽作品的には従来マスターの方が完成度が高かったりもするのですが、本作は発掘の史実を忠実に再現している。しかも、4曲目「Strutter」以降はヴォーカルのミックスも改善。黄金時代のショウを頂点のナチュラル感でたっぷりと楽しめるのです。DISC 2:全世界初公開のシングルカメラ版プロショット代わってのDISC 2は、世界中のコレクターが初めて目にするであろう衝撃の新発掘マスター。同じくアナハイム公演のフル・プロショットなのですが、DISC 1が「大元」とするならDISC 2は「素材マスター」なのです。その「素材」の意味とは、ワンカメ。冒頭はDISC 1と同じくマルチカメラで始まるのですが、1曲目「Detroit Rock City」の中盤で徐々にポールやジーンの顔面アップが透けていき、ステージの全景が浮かんでくる。完全に全景ショットに代わった後は、そのままフルショウを貫くのです。従来版と同時再生してみると分かりますが、この全景映像は、マルチカメラの1アングル。つまり、編集前の1カメ・マスターがそっくり流出したわけです。「素材」ですから完成度うんぬんは度外視となるわけですが、初めて目にする光景の連続は猛烈に新鮮。従来マスターでは顔面アップだったシーンでも、フレーム外で4人が熱くロックしている姿がきっちりと楽しめるのです。さらに言えば、アングルが変わらないこその「体験感」も絶大。音声はド密着サウンドボードですし、あくまでもプロショットではあるのですが、まるで遮蔽物ナシの特等席から撮影した超極上オーディネス・ショットのような見応えでもある。もちろんホームビデオが発達する前の70年代にフルの客席映像などあり得ないわけで、「黄金時代の現場感覚」は本作でしか味わえない醍醐味なのです。『KISSOLOGY』に収録されなかったプロショットの中でも格別の知名度と完成度を誇っていた大定番アナハイム映像。その「大元マスター」と「素材マスター」を永久保存した文化遺産級の2DVDです。ナチュラル画質の映像美を楽しめるDISC 1、黄金時代を肉眼感覚で体験できるDISC 2。全世界を魅了してきた大定番プロショットの別バージョン・セット。「1976年8月20日アナハイム公演」のプロショット。一般には別サウンドボードをシンクロさせたバージョンが定番化していますが、本作は独自の関係者ルートで流出した大元マスターをDISC 1、全世界初登場の1カメ版をDISC 2に配した2枚組。「大元マスター」版は従来マスターよりナチュラルな映像美と本来の映像音声が面白く、「1カメ版」はこれまで観たこともない光景の連続。黄金時代を象徴する名作映像の別バージョンを楽しめます。Anaheim Stadium, Anaheim, CA, USA 20th August 1976 PRO-SHOT(2 VERSION) Disc 1(72:40) Multi Cam Video Master 1. Intro 2. Detroit Rock City 3. King Of The Night Time World 4. Let Me Go, Rock'n' Roll 5. Strutter 6. Hotter Than Hell 7. Nothin' To Lose 8. Cold Gin 9. Guitar Solo 10. Shout It Out Loud 11. Do You Love Me? 12. Bass Solo 13. God Of Thunder 14. Drum Solo 15. God Of Thunder (reprise) 16. Rock And Roll All Nite 17. Deuce 18. Firehouse 19. Black Diamond Disc 2(71:55) Single Wide Angle Cam Video Master 1. Intro 2. Detroit Rock City 3. King Of The Night Time World 4. Let Me Go, Rock'n' Roll 5. Strutter 6. Hotter Than Hell 7. Nothin' To Lose 8. Cold Gin 9. Guitar Solo 10. Shout It Out Loud 11. Do You Love Me? 12. Bass Solo 13. God Of Thunder 14. Drum Solo 15. God Of Thunder (reprise) 16. Rock And Roll All Nite 17. Deuce 18. Firehouse 19. Black Diamond Paul Stanley - Guitar, Vocal Gene Simmons - Bass, Vocal Ace Frehley - Guitar Peter Criss - Drums, Vocal PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.145min.(Total)