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Various Artists Brenda Lee,Belinda Carlisle,Ronnie Spector,Martha Reeves/Legendary Ladies of R & R NY,USA 1987

ロックンロール黎明の60年代に一世を風靡した女性シンガーが一堂に会した伝説のイベント“LEGENDARY LADIES OF ROCK & ROLL”。その模様を伝える廃盤オフィシャル映像がリリース決定です。その伝説イベントが開かれたのは「1987年2月18日/19日ニューヨーク・シティ」。有名ナイトクラブ“ラテン・クォーター”で撮影されたマルチカメラ・プロショットです。ロックはともすればマッチョイズムとも言える男尊女卑な世界ではありますが、このイベントの主役は歴史に華々しい足跡を残した8人のヒロイン。R&Bからロックへと移行していった60年代にビッグヒットを飛ばし、その後のロック野郎共にもカバーされまくるクラシックスを生み出して来たロックの母親たちなのです。そんなショウはプロ撮影されて映像作品化。VHS/レーザーディスクでリリースされました。しかし、当時の音楽映像はあっと言う間に廃盤となるのが宿命。コンピレーション的なショウ内容のせいかDVD化の機会にも恵まれず、知る人ぞ知るお宝映像となっていったのです。そして、そんな幻の名作をDVD化したのが本作。当時リリースされた中でも世界最高峰クオリティであった日本盤レーザーディスクから復刻し、DVD化したものなのです。実際、その映像美は輝く美しさ。VHSよりも細やかな解像度はもちろん、テープヨレも走行ムラもない艶やかさは絶大。映像演出的にややふわっとしたムードなので「まるで現代の映像みたい」とは言い難かったりしますが、逆に「80年代そのまま」の光景がモニターから溢れ出してくる。もちろん、日本盤ですからMCの数々にも日本語字幕が完備。伝説シンガー達を誇らしく紹介するベリンダ・カーライルの言葉も直感的に理解できます。伝説の女性シンガーが次々と歌い継いでいく前半 そんな映像美で画かれるのは、光り輝く60年代の名曲群。本作はざっくり前後半に分かれており、それぞれ4人ずつ登場する構成。そして、前半の4人がマーサ&THE VANDELLASのマーサ・リーヴス(45歳)、レスリー・ゴーア(40歳)、メリー・ウェルズ(43歳)、そしてTHE SHIRELLESのシャーリー・オースティン・リーヴス(45歳)。それぞれの大代表曲を2曲ずつ披露してくれます。実のところ、4人とも1987年にはやや懐メロ的ではあるのですが、その歌声は衰え知らず。60年代は女性シンガーの流行り廃りが激しかったのかも知れませんが、40代と言えば、シンガーとしてはむしろ脂の乗っているくらい。本作でも見事な歌声で名曲を甦らせ、観客を沸かせまくるのです。そして、4人めのシャーリーが2曲歌ったところでマーサ、レスリー、メリーがステージに呼ばれて豪華饗宴タイム。ここでは4人が並び立ち(さらに司会のベリンダ・カーライルやフリーダ・ペインまでコーラス参加して)THE SHIRELLESの「Soldier Boy」を歌うのです。さらに豪華で輝く現役感が眩しい後半 後半はさらに豪華。前半の4人はやや懐メロ感も拭えない感じですが、後半は現役バリバリ。まず登場するのがフリダ・ペイン(44歳)&ベリンダ・カーライル(28歳)。フリダは前半4人と同世代ではありますが、ベリンダはソロ・デビュー作『BELINDA』でフリダの代表曲「Band Of Gold」をカバー。アルバムと同じくデュエットで披露しているのです。そして、後半二番手はブレンダ・リー(42歳)。彼女も60年代の象徴とも言うべきヒット・メイカーでしたが、80年代にもカントリーに回帰してヒットを量産。本作で歌っているのはあくまで初期の「I'm Sorry」「That's All You Gotta Do」ではありますが、その歌声も佇まいも現役感に溢れています。最後に登場するのは、元祖バッドガール・オブ・ロックンロールのロニー・スペクター。60年代のTHE RONETTESで一世を風靡したわけですが、1986年にはエディ・マネーの曲「Take Me Home Tonight」で再ブレイク。今まさにカムバック・アルバム『UNFINISHED BUSINESS』をリリースしようというタイミングでの出演でした。彼女もイベントの主旨に沿って60年代の「I Can Hear Music」「Be My Baby」をセレクトしていますが、その歌声も表情も再び第一線に戻ってきた輝きに充ち満ちています。そして、そんな本作の大ラスは女性シンガー達が一堂に会しての大セッション。前半の4人も予備脅し、THE CRYSTALSの「Da Doo Ron Ron」とマーサ&THE VANDELLASの「Dancing In The Street」で超豪華共演が実現するのです。特に「Dancing In The Street」はデヴィッド・ボウイ&ミック・ジャガーがカバーした2年後であり、曲自体がタイムリー。オリジネイターのマーサ・リーヴスがリードしつつ、伝説のシンガー達が声を重ねるセッションは本作最大の見どころです。以上、全16曲・約56分に及ぶ音楽宝箱です。60年代には難しかったカラーのマルチカメラ・プロショットで、往年の名曲群がたっぷり楽しめる。それだけで感無量なのに、まだまだ元気だった40代の本人達が熱唱してくれるのです。まさに文化遺産以外の何物でもないお宝映像を史上最高峰クオリティで甦らせた1枚。1987年に行われた60年代女性シンガー・イベントの幻映像がリリース。当時の日本盤LDから復刻しており、伝説のシンガー本人達がロックンロール黎明期の名曲群をたっぷり熱唱してくれます。Live at The Latin Quarter, NYC, USA 18th & 19th February 1987 PRO-SHOT (56:15) 1. Introduction by Grace Slick & Belinda Carlisle Martha Reeves 2. (Love Is A) Heat Wave 3. I'm Ready For Love Lesley Gore 4. It's My Party 5. You Don't Own Me Mary Wells 6. My Guy 7. You Beat Me To The Punch Shirley Alston Reeves 8. Will You Love Me Tomorrow 9. Tonight's The Night All Stars 10. Soldier Boy Freda Payne & Belinda Carlisle 11. Band Of Gold Brenda Lee 12. I'm Sorry 13. That's All You Gotta Do Ronnie Spector I4. Can Hear Music 15. Be My Baby All Stars 16. Da Doo Ron Ron 17. Dancing In The Street PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.56min.

Various Artists Brenda Lee,Belinda Carlisle,Ronnie Spector,Martha Reeves/Legendary Ladies of R & R NY,USA 1987

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