6年ぶりのオリジナル新作『10,000 VOLTS』発表し、唯一現役として気を吐くKISSオリジネイター:エース・フレーリー。デビュー50周年でもある最新ステージをフル体験できるド迫力映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2024年6月15日チャールズ・タウン公演」。その最前列オーディエンス・ショットです。では新ツアーの第一報となる盤『MONSTERS OF ROCK CRUISE 2024』をご紹介しましたが、いよいよ傑作が到着しました。その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。エースの近況を知る意味でも、現在進行中の活動概要からおさらいしてみましょう。・1月25日ー27日:米国#1(3公演) 《2月23日『10,000 VOLTS』発売》・3月3日+5日:MOR Cruise出演 ←※ギフト盤・3月28日ー4月13日:米国#2(5公演)・5月26日+31日:米国#3(2公演)・6月14日ー29日:米国#4(6公演)←★ココ★・7月13日ー26日:米国#5(3公演)・8月10日ー9月6日:米国#6(8公演)・10月31日:ウィンターヘイブン公演 これが現在までに公表されている2024年のスケジュール。すべてアメリカ国内のショウですが、これは税金の滞納が原因だそう。エースはIRS(米国内国歳入庁/米国国税庁)に数十万ドルの借金があるらしく、それが原因でパスポートの更新ができない。今年の年始には「数週間のうちに更新できるかも」とも語っていましたが、スケジュールを見る限りまだ解決できていないようです。公演地だけでなく規模もマイペースで「数公演やったら2週間オフ」を繰り返している。本作のチャールズ・タウン公演は、そのうち「米国#4」の2公演目にあたるコンサートでした。そんな現場を真空パックした本作最大のポイントは、何と言っても撮影ポジション。なんと「センター最前列」という究極の特等席なのです! 厳密に言いますとエースの立ち位置よりわずかに右に寄ってはいますが、それも2歩程度の話。目の前でエースがギターをかき鳴らしながら歌う! 歌う!! 歌う!他客の姿は一切視界に入らず、まるで自分のためだけにエースがライヴをやってくれているかのよう。もちろん、曲間は盛大な喝采も沸くわけですが、それも背後から迫る立体感あのでステージと自分の間には入ってこない。何とも強烈な独り占め感を満喫できるのです。そんな究極の特等席から味わえるのは、50年のキャリアを総括するようなフルショウ。フル映像としては『WARRENDALE 2022』以来のレポートですので、比較しながらセットを整理しておきましょう。KISSナンバー(10曲)・地獄からの使者:Cold Gin/Deuce・地獄のさけび:Parasite/Strange Ways・地獄の軍団:Shout It Out Loud(★)/Detroit Rock City・ラヴ・ガン:Shock Me/Love Gun・その他:Rocket Ride/Rock And Roll All Nite ソロ(5曲)・10,000 VOLTS:Cherry Medicine(★)/10,000 Volts(★)・クラシックス:Rock Soldiers/New York Groove/Rip It Out ※注:「★」印は『WARRENDALE 2022』では演奏していなかった曲。……と、このようになっています。「KISS曲=2/3」「ソロ曲=1/3」というバランスは今まで通りで、新作『10,000 VOLTS』ナンバーも披露されています。上記の他に2回のジャムタイムがありますが、これはエースが休憩を取る(黒髪+サングラスで若々しく見えますが、彼も73歳ですから)ための場つなぎのような感じです。前述したパスポート問題もありますし、近々の来日は望めそうにないエース・フレーリー。そんな彼の最新ステージを「センター最前列」からフル体験できる超ド迫力映像です。究極の特等席からショウを独り占めする快感。「2024年6月15日チャールズ・タウン公演」の超絶景オーディエンス・ショット。究極のポジション「センター最前列」から撮影されたド迫力映像で、目の前でエースがギターをかき鳴らしながら歌う! 他客の姿は一切視界に入らず、まるで自分のためだけにエースがライヴをやってくれているかのような独り占め感を満喫できる。大量のKISSナンバーから『10,000 VOLTS』の新曲まで、キャリア50年の名曲が詰まったフルショウを究極体験できますHollywood Casino at Charles Town Races, Charles Town, WV, USA 15th June 2024 AMAZING SHOT!!!(FRONT ROW) 1. Intro 2. Shock Me 3. Shout It Out Loud 4. Cherry Medicine 5. Rock Soldiers 6. Love Gun 7. Rocket Ride 8. Inst Jam 9. 10,000 Volts 10. Parasite 11. New York Groove 12. Inst Jam 13. Rip It Out 14. Detroit Rock City 15. Cold Gin 16. Ace Frehley Guitar Solo 17. Strange Ways 18. Deuce 19. Rock And Roll All Nite COLOUR NTSC Approx.111min. Ace Frehley - Guitar, Vocals Jeremy Asbrock - Guitar, Vocals Ryan Cook - Bass, Vocals Scot Coogan - Drums, Vocals