6年ぶりの新作『MEAN STREETS』を送り出し、今なおヘヴィメタルの理想を体現し続ける闘士RIOT V。間近に迫った来日の予習にもぴったりな最新プロショットが登場です。そんな本作が撮影されたのは「2024年5月19日ゲルゼンキルヘン公演」。ドイツの名物フェス“ROCK HARD”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。パンデミック後は今ひとつ活動が停滞していたRIOT Vでしたが、2024年は新作発表に合わせてグッと活性化。ツアーをこなしつつ、日程も徐々に増えてきました。まずは、そんな彼らの近況をスケジュールで俯瞰しつつ、本作のポジションも確かめてみましょう。・4月11日+12日:北米#1(2公演)《4月12日『MEAN STREETS』発売》・5月8日ー6月5日:欧州#1(12公演)←★ココ★・7月20日+22日:日本(2公演)・8月30日+31日:北米#2(2公演)・9月7日ー18日:南米(7公演)・9月27日ー10月5日:北米#3(5公演)・11月20日ー30日:欧州#2(10公演)これが現在までに公表されている2024年のスケジュール。細切れの日程が目立つものの、これでもここ数年のペースと比較する都2倍以上。秋以降の日程には余裕もあり、まだまだ増えるかも知れません。現在はアルバム発売直後の「欧州#1」を完遂して日本公演を待つばかりというタイミング。本作の“ROCK HARD”はそんな「欧州#1」終盤の11公演目にあたるステージでした。今年の“ROCK HARD”は名作プロショットの大豊作で、話題作が次から次へと登場。当店でもKK'S PRIEST篇『Shades 2007』やVANDENBERG篇『Shades 2008』が早くも定番化しており、先日リリースされたDEMON篇『Shades 2023』も好評。このうちの1本でも体験された方ならピンと来ると思いますが、本作のクオリティも完全オフィシャル級。単に画質・音質が良いだけでなく、ミックスも完璧ならカメラワークも鉄壁。ドイツのプロショットと言えば“WACKEN”のアクティヴなカメラワークが有名ですが、本作もまた同様の三次元感覚でグリグリと動きまくるダイナミック・ショットなのです。そんなパーフェクト・クオリティで描かれるのは、来る日本公演への期待で胸が燃え上がるショウ。今年の“ROCK HARD”は3日間開催で、彼らは最終日の準トリ。約75分という持ち時間はヘッドライナーにも匹敵する(ちなみに、2日目トリだったKK'S PRIESTは約78分でした)もので、新曲も交えてたっぷり楽しめます。今回は来日の予習という意義もありますので、前回来日(2019年)との比較でセットを整理しておきましょう。RIOT V(5曲)・ミーン・ストリーツ:Hail To The Warriors(★)/Feel The Fire(★)/Love Beyond The Grave(★)・その他:Victory/Bring The Hammer Down クラシックス(10曲) ・ガイ・スペランザ時代:Road Racin'/Warrior/Swords And Tequila・サンダースティール:Fight Or Fall(★)/Johnny's Back/Bloodstreets/Flight Of The Warrior/Thundersteel・その他:On Your Knees/Magic Maker※注:「★」印は前回来日の名作『KAWASAKI 2019 1ST NIGHT』『同 2ND NIGHT』でも聴けない曲。……と、このようになっています。当然の事ながら『MEAN STREETS』の新曲が新ネタとなるわけですが、さらに前回来日では演奏しなかった「Fight Or Fall」も復活しています。そんなセットを綴るパフォーマンスが何とも素晴らしい。復活からもう10年が経過しましたが、アンサンブルは良くなる一方。特に今年は本格的なツアー活動に臨む気迫が十分に感じられ、まさに鉄壁です。そして、トッド・マイケル・ホールの歌声。トニー・ムーアの超高音も楽々とこなすノドは相変わらず凄絶で、それこそスタジオ録音を流してるんじゃないかと思うほどの完璧な歌いっぷりには惚れ惚れする。ショートのオールバックでイメージはだいぶ変わりましたが、フロントマン然としたパフォーマンスにも貫禄さえ宿ってきました。まさにHEAVY METAL。これぞHEAVY METAL。生まれ変わってから10年、彼らがこれほど頼もしい存在になってくれるとは。今まさに前世を迎えているであろう最新ライヴを完全オフィシャル級クオリティで楽しめる絶対映像。「2024年5月19日ROCK HARDフェス」のマルチカメラ・プロショット。完全オフィシャル級の最新配信をベスト・マスターからDVD化した銘品。トッド・マイケル・ホールはオールバックでイメチェンしつつ、相変わらず凄まじいノドを見せつけ、『MEAN STREETS』の新曲も美味しい。間近に迫った来日の予習にもぴったりの絶対映像です。Amphitheater Gelsenkirchen, Gelsenkirchen, Germany 19th May 2024 PRO-SHOT 1. Intro 2. Hail To The Warriors 3. Fight Or Fall 4. Victory 5. On Your Knees 6. Feel The Fire 7. Road Racin' 8. Warrior 9. Bring The Hammer Down 10. Johnny's Back 11. Bloodstreets 12. Love Beyond The Grave 13. Flight Of The Warrior 14. Swords And Tequila 15. Magic Maker 16. Thundersteel PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.75min. Todd Michael Hall - Vocals Mike Flyntz - Guitar, Backing Vocals Nick Lee - Guitar Don Van Stavern - Bass Frank Gilchriest - Drums