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Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.23.2024 Multi-Cam Edition

最新ヨーロッパツアー、ロイヤル・アルバート・ホール公演3日目の極上オーディエンスショット映像も登場 成功裏に終了した今年5月~6月にかけて行なわれたエリック・クラプトンの2024年最新ヨーロッパツアーから、先日5月20日のロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール初日公演の素晴らしいオーディエンスショット映像をリリース致しましたが、今回、2日目と共に3日目の素晴らしい映像もリリースとなります。本映像も他日と同様の高画質のマルチカム映像です。メインアングルはステージに向かってやや右の1階スタンド席からの、ほぼ正面アングルのショットです。それにサブアングルとして、ステージ左真横のスタンド席からの引きショットとステージ右真横のスタンド席からの引きショットが絡みます。そして時にクラプトンのストラトだけが超アップになるカットが混じるという、マルチカムならではの構成となっています。すべてのショットに前方の障害物はなく、非常にクオリティの高いもので、この日も観ていてまったく飽きません。さらに音声が驚くばかりの高音質ステレオ・オーディエンス録音です。マルチカムの切り替えも巧く映像をクロスフェードさせていますし、音声も終始高音質ソースを使用しており、カメラの切り替えに伴う音質変化はまったくありません。本当にきれいな画質、良好な音声で、非の打ちどころのない優れたクオリティで収録されています。この編集は2日目同様凄いです。この日のクラプトンは、グレーのシャツにグレーのスーツというルックス。昨年12月にガザ支援のチャリティコンサートとして行なわれた「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」(当店でも映像をDVDでリリース済み)で使用したパレスチナの国旗カラーにペイントされたストラトをここでも弾いています。このツアーは、前年ツアーとはセットリストが大幅に変更されていたことが大きな魅力となっていて、書き下ろしたばかりの新曲からレア度の高いナンバーがいくつもセットインしています。今になって登場したこのハイクオリティな映像で最新ツアーのステージを観られるだけでもファンには大きな喜びでしょう。バンドメンバーは、キーボードがポール・キャラックに代わり、クラプトンバンドではお馴染みの一人であるティム・カーモンにチェンジしただけで、他は昨年ツアー時と変わっていません。そのため、アンコールナンバーが、近年キャラックをフィーチャーしていたHigh Time We Wentから変わっています!盤石の演奏を展開する、信頼のおける実力派のメンバーに囲まれたクラプトンは、サプライズを含み、とても充実したパフォーマンスを披露しています。2日目とはセットリストが違いましたので、この日単独でも楽しめます。オープニングの登場シーンから、最後のメンバー全員でのご挨拶シーンまで、完璧に収録された素晴らしい映像です。是非ご鑑賞ください。2日目とは異なる意外なセットリストが魅力! さすが、クラプトン。79歳を迎えても元気な姿でツアーを開始し、地元ロンドンでも連日素晴らしいステージを披露していました!しかもここ数年の代わり映えのしないセットではなく、サプライズを含むセットリストの変更をしてくれました。オープニングがまず驚き。Blue Dustと題されたこのインスト曲、昨年逝去したジェフ・ベックに捧げ、同年4月の日本公演で初めて披露したBlue Rainbowのバリエーションでした!まだ公式レコーディングさえしていない新曲のバリエーションに早くも取り組んでいたとは・・・。これだけでもクラプトンの旺盛なクリエイティヴィティが窺えます。アコースティックセットに移っては、2005年のアルバム「BACK HOME」からのタイトルナンバー、Back Homeがプレイされています。この曲も2006年ツアーで序盤の数公演のみプレイしただけだった超レア曲でした。ここには家を失ったガザの人たちへの想いも込められているのでしょうか。そして驚くべきことに、このアコースティックセットでも日替わりの変化がありました!アコースティックの1曲目には2日目には演奏しなかったDriftin’ Bluesがプレイされていますが、この3日目にはそれに加えて何と78年リリースの「BACKLESS」収録のオリジナル曲Golden Ringを1曲多くプレイしていました。これはコロナ禍中の2021年にイギリスの古城でスタジオライブ録音された企画盤「The Lady In The Balcony: Lockdown Sessions」に収録されたナンバーでした。恐らくそこでのアコースティックアレンジが気に入り、本公演で披露したものと思われます。オーディエンスを前にしたコンサートライブでプレイしたのは、78年ツアー以来46年ぶりのことです。残念ながら不完全収録ですが、これはこの日も目玉と言えるものです。エレクトリックセットに戻っての1発目は、パワフルなドミノスナンバー、Got to Get Better in a Little While。先述の「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」でも久々に取り上げ、クラプトンも久しぶりに躍動感溢れるプレイを楽しめたことから、セットインさせたものと考えられます。ここでもソニー・エモリーの卓越したスティックさばきは素晴らしいです。そして初日にプレイしたブラインド・フェイス時代のPresence of the Lordを落とし、2日目と同じくYou Were Thereをプレイしています。1998年のアルバム「PILGRIM」収録の、当時のマネージャーへの感謝を捧げたドラマチックなナンバーです。この曲が過去にライブ演奏されたのは、同年10月15日のロンドン、アールズ・コート公演のアンコール、たった一度きり。それ以来何と26年ぶりにプレイしたのです。さらにこのアップ映像を観て気づいたのですが、Little Queen Of Spadesでは何とクラプトンが意図的に指弾きをしていました!非常に珍しいシーンです。指弾きならではのプレイニュアンスが楽しめます。さすがにもうサプライズはないかと思っていたところ、特別演出としてCocaineの前にプロローグとしてライル・メイズ作の Close To Homeという曲がネイザン・イーストによってプレイされています。そして最後の最後でまだサプライズはありました。アンコールには、故ジョージ・ハリスンの一粒種、ダーニ・ハリスンが飛入りし、ジョージの名曲Give Me Loveをプレイしています。これは前述の「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」時のアンコールと同じで、クラプトンがダーニを招いたのでしょう。そしてダーニがそのまま残り、クラプトンのお気に入りのブルースBefore You Accuse Meがプレイされます。ここではオープニングアクトを務めたアンディ・フェアウェザー・ロウが飛入りしています。クラプトンがスーツで通しているのに対し、まるで楽屋でくつろいでいたところを突然呼び出されたような、半パンにダウンベストにキャップという、あまりにラフな(ダサい)格好には笑ってしまいますが・・・。こうして観てきますと、クラプトンというアーティストが、いろいろな事、いろいろな人を想ってセットリストを組んだことがお分かりいただけるでしょう。もちろん根底にはプレイしたい、という気持ちが一番あるのは当然ですが、そこに自らの想いを込めて披露したいと考えているように思えます。失った親友、戦争の絶えない世界、憧れのブルースマン、これまでのキャリア。様々な想いがクラプトンの胸に去来した結果としてのこのセットリスト、この充実のライブパフォーマンスです。Give Me Love が聴ける(観れる)のはこの日だけです!Royal Albert Hall, London, England 23rd May 2024 AMAZING SHOT!!! 1. Blue Dust 2. Key To They Highway 3. Hoochie Coochie Man 4. Badge 5. Prayer Of A Child 6. Driftin’ 7. Back Home 8. Nobody Knows You When You’re Down And Out 9. Golden Ring 10. Tears In Heaven 11. Got To Get Better In A Little While 12. You Were There 13. Crossroads 14. Little Queen Of Spades 15. Close To Home 16. Cocaine 17. Give Me Love (Give Me Peace On Earth) (with Dhani Harrison) 18. Before You Accuse Me (with Dhani Harrison & Andy Fairweather Low) Eric Clapton - guitar / vocals Doyle Bramhall II - guitar / vocals Chris Stainton - piano / keyboards Tim Carmon - Hammond / keyboards Nathan East - bass / vocals Sonny Emory - drums Katie Kissoon - backing vocals Sharon White - backing vocals COLOUR NTSC Approx.102min.

Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.23.2024 Multi-Cam Edition

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