とんでもない衝撃映像が新発掘! 『TECHNICAL ECSTASY』時代のプロショットが流出。緊急リリース決定です!!そんな本作に収められているのは「1976年11月9日フレズノ公演」の流出プロショット。この日は何より超極上オーディエンス録音『DEFINITIVE FRESNO 1976』が残された事で知られますが、本作はまったくの別モノ。音声もサウンドボードなプロショット映像なのです。間違いなく初登場像ではあるのですが、その一方でマニア待望の映像でもある。実のところ存在自体は以前から知られており「いつ表に出てくるか」と待ち構えられてきたのです。その辺の事情をご説明するためにも、まずはショウのポジション。当時の活動概要から始めましょう。1976年《9月25日『TECHNICAL ECSTASY』発売》・10月22日ー12月12日:北米#1(36公演)←★ココ★ 1977年・1月20日ー2月23日:北米#2(21公演)・3月2日ー15日:英国(10公演)・4月5日ー22日:欧州(15公演)これが1976年/1977年のBLACK SABBATH。本作のフレズノ公演は、冒頭「北米#1」の一幕でした。このレッグからはプレス名盤『PITTSBURGH 1976/1978: THE ULTIMATE EDITION(Zodiac 331)』でもお馴染みのピッツバーグ公演サウンドボードも産出されていますので、さらに日程をフォーカスしてそれぞれの位置関係を確認しておきましょう。「北米#1」の詳細・10月22日ー11月7日(14公演)*11月9日:フレズノ公演 ←★本作★・11月11日ー12月7日(16公演)*12月8日『PITTSBURGH 1976/1978』・12月9日ー12日(4公演)メイン:ショウ冒頭の約21分(4曲+α)……と、このようになっています。この日のプロショットの存在が判明したのは2017年の大晦日。多数の音楽映像をアーカイヴしている“REELIN' IN THE YEARS”が「1976年フレズノ公演のフル映像を所有している」と表明し、そのサンプルとして「Children Of The Grave」を公開したのです。結局、その後8年近く経った現在も公開されていないのですが、今回はその一部が流出したのです!今回流出したのはショウの冒頭部分。「Supertzar」から4曲目「War Pigs」の途中までで、タイムカウンターと共に“REELIN' IN THE YEARS BC2885”のテロップも入る。前述した「Children Of The Grave」は完璧に編集されたマルチカメラでしたが、今回はほぼワンカメ。恐らくは編集前の流出マスターのようです。今回もフルではなく約21分ではありますが、されど21分。見た事もないオリジナルBLACK SABBATHの未発表プロショットの衝撃は強烈です。しかも、中身もピンポイントで特濃。最重要2曲「Snowblind」「All Moving Parts (Stand Still)」が押さえられているのはデカすぎる! 前者「Snowblind」はオーディエンス大名盤『DEFINITIVE FRESNO 1976』で未収録だった曲(アンチ・ドラッグの録音者が録音を止めたそうです)。これまで聴く術のなかった1曲がサウンドボードで体験できるわけです。そして、「All Moving Parts (Stand Still)」。サバス全史でも“TECHNICAL ECSTASY Tour”でしか演奏されていない限定曲。ピッツバーグ公演サウンドボードでも聴けましたが、本作は初の映像。それもプロショットで目撃できる。この意義と見応えは絶大です。ボーナス:関連プロショット集(4曲)本作は衝撃のメイン映像だけでなく、それに関連するプロショットもボーナス収録しました。関連映像は以下の3種(4曲)です。メインと同時発掘の「Rock 'n' Roll Doctor」まずは、メイン映像と同時に公開された「Rock 'n' Roll Doctor」。これもテロップ“BC2885”とタイムカウンターが入った流出マスターです。この映像はヒストリー・ビデオ『THE BLACK SABBATH STORY, VOL. 1』の「Rock 'n' Roll Doctor」のクリップに採用されたライヴ映像と同じもの。これまた編集前の大元マスターです。サウンプル公開された「Children Of The Grave」2つめは8年前に全世界のコレクターのド肝を抜いたフレズノ公演の「Children Of The Grave」。前述した“REELIN' IN THE YEARS”のサンプル映像で透かしも入っていますが、1曲丸々フルで完璧なマルチカメラ仕様。何より、今回のメイン映像とは被らない選曲が嬉しすぎます。ヒストリー・ビデオのクリップ(2曲)本作を〆るのは、ヒストリー・ビデオに収録された「Rock 'n' Roll Doctor」と「It's Alright」のクリップ。音声はスタジオ版ですが、映像は上記の流出マスターが使われています。特に面白いのは「It's Alright」。本番ライヴでは演奏されていない曲で、アイオミの衣装は「Rock 'n' Roll Doctor」と同じ。ツアー・リハーサルかサウンド・チェックで撮影されたのかも知れません。まさに衝撃。今回は約21分の編集前マスターではありますが、それでもオリジナルBLACK SABBATHのプロショット新発掘に立ち会う醍醐味は何物にも代えられません。コレクター道の真髄とも言うべき1枚。「1976年11月9日フレズノ公演」の新発掘プロショット。テロップやカウンターも入った流出マスターながら今まで誰も見たことのない映像が極上クオリティで楽しめる。ショウ冒頭4曲(約21分)の本編の他、同じショウの「Children Of The Grave」や「Rock 'n' Roll Doctor」「It's Alright」のクリップ等、関連プロショットも網羅した1枚です。Selland Arena, Fresno, CA, USA 9th November 1976 PRO-SHOT 1. Supertzar 2. Symptom Of The Universe 3. Snowblind 4. All Moving Parts (Stand Still) 5. War Pigs BONUS FOOTAGE 6. Rock 'N' Roll Doctor 7. Children Of The Grave 8. Rock 'N' Roll Doctor (Clip) 9. It's Alright (Clip) Ozzy Osbourne - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bill Ward - Drums Gerald Woodruffe - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.35min.