14年ぶりの『HAPPINESS BASTARDS』を引っさげ、精力的なツアーに邁進しているTHE BLACK CROWES。その最新ステージを超特等席から体験できる超絶映像が到着です。そんな本作が撮影されたのは「2024年11月14日デュラント公演」。その一部始終を捉えた最前列オーディエンス・ショットです。“HAPPINESS BASTARDS Tour”と言えば、すでに公式級プロショットも何作かご紹介しており、「今さらオーディエンス?」という方もいらっしゃるかも知れません。しかしオーディエンスでも、最前列ショットとなれば話は別。選ばれし者だけの超・特等席体験はプロショットでは決して味わえないのです。ともあれ、まずはショウのポジション。プロショット群とも併せ、活動概要からそれぞれの位置関係を確かめてみましょう。2024年・2月4日:Janie's Fund出演*2月6日+8日『KLOS HELPFUL HONDA ROCK ROOM 2024』・2月9日+10日:ラスベガス(2公演)《3月15日『HAPPINESS BASTARDS』発売》*3月15『BROOKLYN 2024』*3月26日『iHeartRadio Music Festival 2024(3曲)』・4月2日ー5月8日:北米(22公演)・5月14日ー6月9日:欧州(14公演)・8月10日ー9月14日:北米(4公演)*9月20日『iHeartRadio Music Festival 2024(6曲)』・9月27日ー11月11日:北米(22公演)*11月14日:デュラント公演 ←★本作★・11月16日ー12月22日:北米(9公演)2025年・7月23日ー27日:FloydFest これが現在までに公表されている2024年/2025年のスケジュール。来年はまだ“FloydFest”しか発表漁れていませんが、今年は年末までがっつりツアー。新作アルバムの発売もあってか、久々(2013年以来11年ぶり)に精力的なライヴ活動でした。本作のデュラント公演はその終盤に差し掛かったステージでもありました。そんな現場を体験できる本作は、ド迫力の最前列ショット。しかも、左右ポジションもクリスとリッチの間という一番オイシイ超々々……特等席なのです。その見応えは、まさに感無量。最前列ショットは単にメンバーが近いというだけでなく、他の観客が見えない事が重要。他客がいないことで世界は「バンド×自分」という異次元の独り占め感覚が味わえるのです。本作はその好例で、ときおりカメラ・クルーがチラッと映り込むものの、左右にカメラを振っても他の観客がいない。パフォーマンス自体は本番だからこその本気の熱量なのですが、見応えはまるで自分独りのためにプライベート・ライヴを開いてくれているかのようです。さらに言えば、サウンドも極上級。かつては最前列と言えば音が回り込んで良席ですらなかったわけですが、進化した近年のPAにとってはそれもカビ臭い古い常識。しかも撮影側の機材も進歩しており、出音を距離感なく拾える旨みだけが美味しく味わえる。最前列ショットは誰もが撮影できる時代だからこそ可能になったわけですが、同時に機材の進歩もあってこそ。まさに最先端のオーディエンス文化なのです。そんな究極の特等席から味わえるのは、現行“HAPPINESS BASTARDS Tour”の全貌。前述したプロショットの数々はほとんどが配信用の短い特別パフォーマンスでしたが、本作は本領のフルショウ。曲数ボリュームも大きなポイントなのです。プロショット群でも比較的曲の多かった『BROOKLYN 2024』と比較しつつ、セットを整理しておきましょう。ハピネス・バスターズ(4曲)・Bedside Manners/Rats And Clowns/Bleed It Dry(★)/Wanting And Waiting クラシックス他(13曲)・シェイク・ユア・マネー・メイカー:Twice As Hard/She Talks to Angels/Hard to Handle/Jealous Again・サザン・ハーモニー:Hotel Illness(★)/Thorn in My Pride(★)/Remedy・その他:(Only) Halfway To Everywhere(★)/Girl From A Pawnshop(★)/Wiser Time(★)/The Seeker(★)/Goodbye Daughters Of The Revolution(★)/Rocks Off(★)※注:「★」印は『BROOKLYN 2024(Shades 1977)』で見られなかった曲。……と、このようになっています。新曲の「Bleed It Dry」だけでなく、クラシックスの「(Only) Halfway To Everywhere」や「The Seeker」「Rocks Off」といったカバー群もたっぷり。ロックの桃源郷を約93分に渡って浸りきれるのです。作り込まれて作品然としたプロショットも素晴らしいですが、最前列ショットの体験感はそれどころではありません。ある意味で実際のコンサート体験さえも超える異次元の独り占め感で最新のフルショウを味わえる絶対映像。「2024年11月14日デュラント公演」の最前列オーディエンス・ショット。クリスとリッチの間という究極の特等席で、他客が一切視界に入ってこない異次元の独り占め感がスゴい。パフォーマンス自体は本番だからこその本気の熱量なのですが、見応えはまるで自分独りのためにプライベート・ライヴを開いてくれているかのようです。新曲の「Bleed It Dry」や貴重な「(Only) Halfway To Everywhere」、「The Seeker」「Rocks Off」等のカバー群も美味しいフルショウを究極体験できる絶対映像です。Choctaw Grand Theater, Durant, OK, USA 14th November 2024 AMAZING SHOT!!! 1. Bedside Manners 2. Rats And Clowns 3. Twice As Hard 4. (Only) Halfway To Everywhere 5. Bleed It Dry 6. Girl From A Pawnshop 7. Hotel Illness 8. Wiser Time 9. The Seeker 10. Goodbye Daughters Of The Revolution 11. Thorn In My Pride 12. Wanting And Waiting 13. She Talks To Angels 14. Hard To Handle 15. Jealous Again 16. Remedy 17. Rocks Off COLOUR NTSC Approx.93min.