緊急リリース決定! 〆切ギリギリに最新&極上マスターが飛び込んできました!! 本作は今、話題沸騰中のARW(アンダーソン・ラビン・ウェイクマン)のライヴアルバムです。今週はツアー初日のオーディエンス・アルバム『ORLANDO 2016(Amity 364)』も登場しますが、本作に収められているのは続く2公演目「2016年10月7日クリアウォーター公演」のオーディエンス録音です。どれくらい緊急なのか、日程でイメージしていただきましょう。
・2016年10月4日オーランド公演(初日) ・2016年10月7日クリアウォーター公演 【本作】 ・2016年10月9日ダーラム公演 ・2016年10月10日アトランタ公演 ・2016年10月12日ハリウッド公演
これが最新ツアー“AN EVENING OF YES MUSIC AND MORE”の冒頭5回分。この駄文が更新された今は、ちょうど4公演目を終えたばかり。つまり、わずか4日前に行われたコンサートなのです。録音予定が読める日本公演ならいざ知らず、海外公演でこのスピードは異例中の異例。皆さまはアートワークもご覧いただいているとは思いますが、原稿執筆段階ではそれも未完成なくらいです(間に合うのかな……)。そうまでして緊急リリースする最大の理由は、何よりも素晴らしいクオリティ。初日『ORLANDO 2016』も極上サウンドでしたが、本作もまた半歩も劣らない。極太な楽音が間近に轟き、演奏のディテールまで超克明。熱い熱狂が渦巻くだけにサウンドボードとカン違いすることはありませんが、楽音だけならライン録音にも匹敵する極上サウンドなのです。とは言え、『ORLANDO 2016』の双子アルバムというわけではなく、本作の個性は豊かな重低音。現場となった“ルースエッカード・ホール”は、2,180人収容の劇場なのですが、その床や壁が震えるのが分かるほどに詳細。ド迫力に迫りながらも、過剰入力でビビることもない。もちろん、重低音だけが突き抜けているわけではなく、それだけの低音にも関わらず全体バランスも整っている希有な録音なのです。『ORLANDO 2016』の解説でも触れましたが、今回のARWは溌剌としてパワフルなリズム隊が意外な収穫。それだけに、このサウンドは一層ありがたいのです。そんなサウンドで描かれる“YESミュージックの夕べ”は、やはり初日に劣らぬ素晴らしさ。2日目にして早くもセットリストに変化が見られ、「Leaves Of Green」「Starship Trooper」が落ちてしまった代わりに、『UNION』の「Lift Me Up」が飛び出す! リード・ヴォーカルはトレヴァー・ラビンです。実のところ、「せっかくラビンがいるのだからもっと90125 YESの曲も……」とは思っていたのですが、まさかの『UNION』から持ってくるとは。まだ2公演目なので今後を予想することはできませんが、これからが楽しみになってくるサプライズです(それとも初日『ORLANDO 2016』が貴重なレアセットとなるかも!?)。ともあれ、ここまでの極上サウンドが2公演連続で飛び出してくること自体に驚き、衰えを知らぬ3人に驚き、単なるサポートの領域を踏み越えたリズム隊の活躍に驚くライヴアルバムです。これからも絶品録音が続くかどうかは“録音の女神”の機嫌次第ですが、まずはすべての点で絶好調なスタートを切ったARW。その輝く刹那を切り取った“極上の2本目”。
Live at Ruth Eckerd Hall, Clearwater, FL. USA 7th October 2016 TRULY PERFECT SOUND
Disc 1(63:50)
1. Intro. 2. Cinema 3. Perpetual Change 4. Hold On 5. I've Seen All Good People 6. Lift Me Up 7. And You And I 8. Rhythm Of Love 9. Heart Of The Sunrise
Disc 2(55:05)
1. Long Distance Runaround 2. The Fish 3. The Meeting 4. Awaken 5. Make It Easy 6. Owner Of A Lonely Heart 7. Roundabout
Jon Anderson - lead vocals Trevor Rabin - guitars Rick Wakeman - keyboards Lee Pomeroy - bass Lou Molino III – drums





























