RAINBOWの「STRAIGHT BETWEEN THE EYES」リリースに伴う1982年ジャパンツアーから、ツアー終盤に当たる10月21日の東京・日本武道館公演が、完全初登場となる優良オーディエンス・マスターを元に、驚きのタイトルでリリース決定です。ジョー・リン・ターナー加入後の2作目となる「STRAIGHT BETWEEN THE EYES」では、「DOWN TO EARTH」以降に推し進められた(主にアメリカ市場向けの)ポップ化がひとつの頂点に達します。'82年5月からスタートしたアメリカツアーは8月後半まで行われ、3ヶ月間にわたってアメリカの各地を精力的にサーキット。ビルボード・チャートでも30位にランクされ、「DOWN TO EARTH」(66位)や「DIFFICULT TO CURE」(50位)を上回る成績を収めました。しかしこの'82年は、上記したアメリカのほかヨーロッパでも約1ヶ月のツアーが行われたにも関わらず、なぜか本国であるイギリスでのライヴは行われなかったという不思議なツアーでもあります(しかしアルバムは全英5位なのだから凄い)。それでもRAINBOWは、日本でのライヴは、10月12日の大阪フェスティバルホールから22日の日本武道館(二日目)まで、前年のツアーに劣らない規模で実現します。前年ツアーで新たなファン層を開拓したRAINBOWは、各地で熱気あふれるライヴを行いました。本作ではその7日目・日本武道館初日の様子を、トレーダー間でも一切知られていないオリジナル・カセット・マスターよりダイレクトに音盤化。「RIPPED APART」など、すでに複数の既発音源が知られるライヴですが、本作はまた新たな角度から、臨場感たっぷりに演奏を楽しませてくれます。本録音において、テーパーはアリーナY列45番から会場の模様をしっかりとした明度で収録。ステージ上の演奏は高い安定感で捉えつつも、聴き手は熱狂的に盛り上がるオーディエンスの様子もリアルに体感できます(ほどよいエコーも武道館ライヴらしい雰囲気を醸します)。 リッチーのギターとジョーのヴォーカルが勢い良く弾ける「Spotlight Kid」、一転してメロディアスな「Miss Mistreated」、そしてキャッチーな「I Surrender」・「Can't Happen Here」と、ライヴの前半は「これぞジョー時代のRAINBOW!」といえる磐石の展開を楽しめます。愁いを帯びたメロディと後半の怒涛の展開が素晴らしい「Tearin' Out My Heart」は'82年ライヴならではの聴き所。さらにこの時期は、DEEP PURPLEの名曲をふんだんに用いたセットリストも魅力でしょう。「Lazy」をイントロに用いた「All Night Long」や、「Child In Time」(デイヴィッド・ローゼンタールのキーボードソロの延長)を導入とする「Stone Cold」、さらに「Woman From Tokyo」と「Power」の組み合わせなど、DEEP PURPLEとRAINBOWの名曲が交互に飛び出す展開は、音源に刻まれた会場のファン同様、聴き手も大いに興奮させてくれます。また、「RIPPED APART」で欠落していた「Blues」の締めくくりから「Woman From Tokyo」イントロも、本録音ではしっかりと確認できます。アンコールでは「Since You Been Gone」をプレイした後、「Smoke On The Water」が炸裂。コーラス部分は会場のファンも大合唱し、ライヴのクライマックスを素晴らしい熱気で盛り上げています。ショウのラストで繰り広げられるギター・クラッシュでは、ステージの出来事、騒然となる客席の様子もリアルに感じられます(ギター・クラッシュに使われる「Kill The King」の後半では、「A Light In The Black」のキメも飛び出します)!'82年の来日公演はマニアの間でも「ややテンションが低かった」と賛否あるツアーでしたが、本作に収められた盛り上がりを聴けば、その見方も「それまでの来日と比べれば」の話だと理解できるはず。大興奮と熱狂の100分間は、通常リリースされても不思議は無い一本。RAINBOWファンの皆さんは、この機会に本作をぜひお楽しみください!
Live at Budokan, Tokyo, Japan 21st October 1982 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (40:29)
1. Opening 2. Land Of Hope And Glory 3. Over The Rainbow 4. Spotlight Kid 5. Miss Mistreated 6. I Surrender 7. Can't Happen Here 8. Tearin' Out My Heart 9. Lazy 10. All Night Long
Disc 2 (62:35)
1. Child In Time/Stone Cold 2. Blues 3. Woman From Tokyo 4. Power 5. Difficult To Cure 6. Keyboard Solo 7. Difficult To Cure(Reprise) 8. Guitar Solo 9. Drum Solo 10. Long Live Rock'n'Roll 11. Maybe Next Time 12. Since You Been Gone 13. Smoke On The Water 14. Kill The King/Long Live Rock'n'Roll 15. Over The Rainbow
Ritchie Blackmore - Guitar Joe Lynn Turner - Vocals Roger Glover - Bass David Rosenthal - Keyboards Bob Rondinelli - Drums





























