2016年1月10日デヴィッド・ボウイが69歳で死去した訃報は、世界中の音楽ファンのみならず、アート方面を含めあらゆるシーンに衝撃的なニュースとなることに。そのボウイの1974年「ダイアモンド・ドッグ」USツアーから終盤となる、10月28日ニューヨーク、ラジオ・シティ・ミュージック・ホールと、10月18日デトロイトのミシガン・パレス2公演を、いずれも当時としてはAランクと言える良好オーディエンス・マスターよりほぼコンプリート収録。まず本ツアーからはフィラデルフィア公演を収録した『DAVID LIVE』というオフィシャル・ライブもあるものの、7月8日から12日の5回の公演を編集したもので、レコーディングを巡って当日に至ってもトラブルがあったとも伝えられ、内容的にはいまひとつとの評価。それがこの公演はそのおよそ2ヶ月後に当たり、バックの演奏はタイトになり、ボウイの歌唱にも魂が込められたものであるのが伝わってくる名演。また時期的にこのダイアモンド・ドッグ・ツアーと、その直後のソウル・ツアー、フィリー・ドッグ・ツアーへの過渡期に相当し、セットリストにも若干の変化があり、「It's Gonna Be Me」などが加えられ、オフィシャルとはかなり印象の異なるもの。なお、1974年ツアーは翌10月から「ソウル・ツアー」と改称され、セットリストやアレンジががらりと変化し、『Young Americans』に近くなる中、シアトリカルなステージからより演奏中心へと変化を遂げたこの時期は、今となっては興味深いもの。
またウィリー・ウィークス、デヴィッド・サンボーン、リーサー・ヴァンドロス等、豪華なメンバーによる演奏も素晴らしく、ソウル・ミュージックに大接近した貴重なパフォーマンスをここに。
DISC ONE : 01. Memory Of A Free Festival/02. Rebel Rebel/03. John I’m Only Dancing/04. Sorrow/05. Changes/06. Young Americans/07. Footstompin’/08. Rock’n’Roll With Me/09. Love Me Do/10. The Jean Genie/11. Diamond Dogs/12. Moonage Daydream/13. Can You Hear Me ?/
14. Somebody Up There Likes Me/15. Suffragette City/16. Rock’n’Roll Suicide
[Live At Radio City Music Hall, New York USA, October 28th 1974]
DISC TWO : 01. Memory Of A Free Festival/02. Rebel Rebel/03. John I’m Only Dancing/04. Sorrow/05. Changes/06. 1984/07. Moonage Daydream/08. Rock’n’Roll With Me/09. Love Me Do/10. The Jean Genie/11. Diamond Dogs/12. Young American/13. Can You Hear Me ?/
14. It’s Gonna Be Me/15. Somebody Up There Likes Me/16. Suffragette City/17. Rock’n’Roll Suicide
[Live At Michigan Palace, Detroit, WA, USA, October 18th 1974]





























