ディランのキャリアの中でも一際人気も高く、今だにこの時期を愛してやまないファンも多い、ザ・バンドとの1974年USツアーより、1月14日、ボストン・ガーデンでのアフタヌーン・ショーの模様を、関係者流出によるマスター・クオリティー、サウンドボード音源にてほぼコンプリート収録。まずオフィシャル「偉大なる復活」で知られるこのツアーからのライブ音源は多数流出している中、断片的なものも多く、このようにワンコンサートをコンプリートした音源はほとんど出回っていなかったのは要チェック。そして「風に吹かれて」「北国の少女」「女の如く」「マギーズファーム」「時代は変る」「ライク・ア・ローリング・ストーン」などの名曲がザ・バンドの演奏によりさらに渋みを増し、そのバンド単体でのライブも素晴らしく大絶賛されたツアーながら、スタジアム規模の大きな会場を回ることに嫌気がさしたディランは、約1ヶ月という短い期間でこのツアーを切り上げてしまい、それがのちに小さな会場を半ゲリラ的に出没して回ったローリング・サンダーレヴューへと繋がるあたり、「地下室」からのホークス(ザ・バンド)との歴史を積み重ねた音、1974年という時代の音がここに凝縮。 DISC 1 : 01. Rainy Day Women #12 & 35 / 02. Lay Lady Lay / 03. Just Like Tom Thumb's Blues / 04. It Ain't Me Babe / 05. I Don't Believe You 06. Ballad Of A Thin Man / 07. Stage Fright / 08. The Night They Drove Old Dixie Down / 09. King Harvest 10. This Wheel's On Fire DISC 2 : 01. I Shall Be Released / 02. Up On Cripple Creek / 03. All Along The Watchtower / 04. Ballad Of Hollis Brown / 05. Knockin' On Heaven's Door / 06. The Times They Are A Changin’ / 07. Don't Think Twice,It’s All Right / 08. Gates Of Eden / 09. Just Like A Woman / 10. It's Alright Ma (I'm Only Bleeding) [Live at The Boston Garden, Boston, Massachusetts, USA, January 14th 1974 (Afternoon Show) : : Soundboard Recording]