「LIVEHUNTER」・「LINEHUNTER」そして「SNEAKING UP ON YOU」と、近頃立て続けにファンを驚かせたWHITESNAKEの1980年初来日ツアーより、またしてもファン必聴のアイテムが登場です! 今回新た に発掘されたのは、東京4公演目(来日7公演目)の4月19日に行われた渋谷公会堂での高音質オーディエンス・ソース。本作も録音者提供のオリジナル・カ セット・マスターをダイレクト使用した、2枚組のCDでリリース決定です!WHITESNAKEが「LOVEHUNTER」ツアーの締めくくりとして1980年4月に実現した初めてのジャパンツアーは、これまで多くのコレク ターズ・アイテムがリリースされていましたが、(特に前半の東京公演において)記録の混乱によって日程情報が錯綜するなど、不明瞭な部分が存在しました。 しかしそれら日程の謎も、ツアー初日の「FIRST BITE IN JAPAN」(4月11日)や、Miracle Man録音の「LIVEHUNTER」(4月14日)、かつての名盤の大元マスターである「SNEAKING UP ON YOU」(4月15日)といった音源が、当日のチケットなど客観的な記録と共に発掘された事で大きく解明され、現在ではライヴ内容が日程とほぼ一致するよ うになりました。しかしそれでも、まだ残されたライヴは2公演分が存在するため、"完全に一致"とまでは行きませんでした。今回新たに登場する本作は、その残された東京ラスト2公演のうち、4月19日の渋谷公会堂でのライヴを、トレーダー間でも知られていないオリジナル・マ スターより音盤化! しかも録音者は「SNEAKING UP ON YOU」と同一テーパーで、上記した音源に匹敵する極上のオーディエンス・ソースで会場の模様を真空パックしています。WHITESNAKEの'80年東 京公演の謎を解き明かす上で、本作は間違いなく決定的な役割を果たす一本となる事でしょう!この渋谷公演において、テーパーは"一階ち列11番"よりステージへマイクを向けていました(もちろん本作もテーパー提供によるチケットのレプリカが付 属)。使用機材やセッティングは「SNEAKING UP ON YOU」と同じで、音の特性や趣味も共通する部分があります。そのクリアネスや見通しの良さ、優れたバランスとサウンドの均整、ダイレクト感あふれる演奏 の迫力などは、もはや推して知るべしでしょう。「それではご紹介いたします。ブリティッシュ・ロックの王者、WHITESNAKE!」という会場側のMCを受けてバンドが姿を見せると、渋谷公会堂に 詰め掛けたファンの熱気は俄然盛り上がります。続くカヴァデールの「Are you ready!?」という掛け声でスタートする「Come On」で、場内の興奮はいきなり最高潮! 同曲と「You 'N' Me」のメドレー展開もこの時期ならでは。さらに名曲「Walking In The Shadow Of The Blues」が畳み掛け、初期WHITESNAKEらしいグルーヴィで深みある演奏をたっぷりと満喫させます。本作最初の聴き所は「Ain't No Love In The Heart Of The City」。曲のイントロから、静まり返った場内に響くジョン・ロードのふくよかなハモンドの音色、バーニー・マースデンが奏でるギターのツヤが堪りませ ん。切々と気持ちを紡ぎながら「ここぞ!」と言う場面で感情を爆発させるカヴァデールの絶妙な歌いまわしは、いかなる聴き手をもノックアウトするでしょ う!中盤のハイライト「Love Hunter」と「Mistreated」は、ミッキー・ムーディとバーニーというギタリストそれぞれの個性と味わいの違いが如実に反映されてい て、"Classic Snake"時代の魅力を存分に楽しませます。第二期PURPLEナンバーを散りばめたジョンのオルガン・ソロ(冒頭で"未知との遭遇"の5ノートもオル ガンでやっているのが面白いです)や、イアン・ペイスのドラムソロを中核とした「Belgian Tom's Hat Trick」も、この「LOVEHUNTER」ツアーらしい聴き所でしょう。「Might Just Take Your Life」に続き、「Lie Down」や「Take Me With You」とロックンロール・ナンバーが連発されるライヴ後半も、聴き手に素晴らしい盛り上がりを体感させます。アンコールではまず重厚な「Rock Me Baby」がじっくりと聴き込ませ、ラストの「Breakdown」そして「Whitesnake Boogie」で完全燃焼! エンディングの「We Wish You Well」に至るまで、聴き手に「実際に会場で体験したかった!」と思わせる、素晴らしいライヴを、臨場感たっぷりに楽しませます(なお、大元マスターの 欠落により、「Might Just Take Your Life」の中盤以降は別音源により補填しています)。初期WHITESNAKEでも特に熱く、またテンションの高い演奏を繰り広げたこの時代は、冒頭MCの「ブリティッシュ・ロックの王者」という表現がピッタリ。間違いなく全てのブリティッシュ・ロックファン必聴のライヴだと言えるでしょう。本作は今なお多くの謎が残るWHITESNAKEの'80年ジャパンツアーの真実を、優れたサウンドで明らかにします。「LIVEHUNTER」・ 「SNEAKING UP ON YOU」に続くマニア必携のCD2枚組を、皆さんどうぞお見逃しありませんように! Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 19th April 1980 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (47:49) 1. Intro. 2. Come On 3. You 'N' Me 4. Walking In The Shadow Of The Blues 5. Ain't No Love In The Heart Of The City 6. Micky Moody Solo 7. Love Hunter 8. Mistreated Disc 2 (59:39) 1. Jon Lord Solo 2. Belgian Tom's Hat Trick 3. Ian Paice Solo/Belgian Tom's Hat Trick(reprise) 4. Might Just Take Your Life 5. Lie Down 6. Take Me With You 7. Rock Me Baby 8. Breakdown/Whitesnake Boogie 9. We Wish You Well David Coverdale - Vocals Bernie Marsden - Guitar Micky Moody – Guitar Neil Murray - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums