人気絶頂を究めた『TOTO IV』時代の極上ライヴ・イン・ジャパンがリリース決定です。本作に収められているのは、2度目の来日公演より「1982年5月11日:大阪府立体育館」公演。このツアーからは某公共放送局のFM音源が有名ですが、本作はそれとは別。まずは、日程から確認してみましょう。
・5月7日:倉敷市民体育館 ・5月8日:福岡九電記念体育館 ・5月10日:大阪府立体育館 ・5月11日:大阪府立体育館 【本作】 ・5月13日:京都府立体育館 ・5月15日:名古屋貞宝カントリークラブ ・5月17日:日本武道館 ・5月18日:日本武道館 ※FM放送 ・5月19日:新潟市体育館 ・5月21日:日本武道館
以上、約2週間で10公演。いかに当時の人気が凄まじかったかが透ける過密スケジュールです。本作が録音されたのは、そのうち4公演目にあたる大阪2DAYSの2日目です。この録音は、かつて『MEET YOU ALL THE WAY』で大好評を博したもの……いえ、「大好評」という言葉では甘い。苛烈なまでの超ハイクオリティ・サウンドはZIONレーベル立ち上げのキッカケともなり、リリースと共にコレクター間に衝撃を巻き起こた。その結果、大定番のFM放送があるツアーにも関わらず、あっという間に完売してしまったのです。本作は、その衝撃マスターを再度オリジナル・カセットからCD化したものなのです。 実際、本作のサウンドは空前絶後。楽音のクリアさ、骨太感、ダイレクトぶりはFM音源を向こうに回して1/4歩も譲らない。その上に来て、ビロードの絨毯のように広がる大歓声はまるで公式のライヴアルバムのように美しい。実のところ、日本武道館のFM放送は(放送局の意向なのか)極端にオーディエンス・ノイズを削除したために妙にシラけたサウンドになっていました。ところが、本作は日本人特有の一糸乱れぬ手拍子も生々しく、ありとあらゆる音が端正に伝わる実況録音なのです。FM音源との比較のために歓声の話になってしまいましたが、もちろん本作は大歓声にまみれているわけではない。大歓声も背後に広がるだけであり、真っ直ぐビビッドな楽音との間に割り込んでこないのです。そんなサウンドが実現したのには、秘密がある。それは本作をモノにした録音家。実は、当時のレコード会社の関係者による録音でして、堂々とマイクスタンドを立てて収録したのです。関係者ですから、席のチケット運など無関係にベスト・サウンドのポジションを選ぶ事ができ、隠しもしないで業務用マイクを使いたい放題。超絶サウンドにならなければウソなほど恵まれた環境を存分に活かしきった録音なのです。そんなサウンドで描かれる絶頂のTOTOが悪かろうハズがない。グラミー賞を総なめにした大名盤『TOTO IV』の全10曲中6曲を軸に、『TOTO』から4曲、『HYDRA』から2曲、『TURN BACK』から5曲と、満遍なく当時のBEST OF BESTがこれでもか!と披露されるのです。大定番のFM音源さえ問題外にする超絶なサウンド、強烈なグレイテストヒッツ、絶頂期ならではの熱演。“良い音”・“良い曲”・“良い演奏”という名盤の3要素が奇跡的なレベルでビシッと揃った超・録音です。ライヴアルバムとは、名盤とは、こういうもの。TOTOファンか否か、サウンドボードか否かという次元を超え、万人にお勧めできる優れた音楽記録の見本盤。どうぞ、この機会にじっくりをお楽しみください。
Live at Furitsu-taiikukan, Osaka, Japan 11th May 1982 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1(59:26)
1. Intro. 2. Girl Goodbye 3. Child's Anthem 4. I'll Supply The Love 5. Live For Today 6. A Million Miles Away 7. Good For You 8. Africa 9. Keyboard Solo 10. Hydra 11. 99 12. Goodbye Elenore
Disc 2(51:50)
1. Guitar Solo 2. Gift With A Golden Gun 3. Make Believe 4. Rosanna 5. English Eyes 6. Afraid Of Love 7. Lovers In The Night 8. Hold The Line 9. Runaway
Bobby Kimball - Vocal Steve Lukather - Guitar & Vocal David Paich - Keyboards & Vocal Steve Porcaro - Keyboards & Vocal Mike Porcaro - Bass Jeff Porcaro – Drums James Newton Howard - Keyboards John Smith - Sax & Flute





























