全盛期の1992年に実現したTHE BLACK CROWESの初来日。その真実を伝える極上ライヴアルバムの登場です。本作は、そんじょそこらのライヴ録音とはわけが違う。当店が独自入手した、関係者流出のステレオサウンドボード・アルバムなのです。そんな本作に収められているのは「1992年6月11日:中野サンプラザ公演」。初来日の中野サンプラザは3日間の連続公演でもありました。まずは、日程から本作のポジションをイメージしてみましょう。
・6月9日:中野サンプラザ ・6月10日:中野サンプラザ ・6月11日:中野サンプラザ 【本作】 ・6月13日:渋谷公会堂 ・6月15日:仙台サンプラザ ・6月17日:神奈川県民ホール ・6月19日:名古屋市公会堂 ・6月20日:大阪フェスティバルホール
以上、全8公演。本作は中野サンプラザ3DAYSの最終日にあたります。そんな本作最大のポイントは、関係者流出マスターだけが成し得る極上のサウンド。現場のミックス卓から直接録音されたマスターカセット現物からダイレクトにCD化しており、その鮮度・直結感は異常。そのダイレクトぶりは、“間近感”を超えて脳ミソの中で再生されるような“脳内感”。全楽器の全ノートが超ビビッドなのですが、特に凄いのがリッチ・ロビンソン&マーク・フォードのギター。ちょっとしたピッキングのニュアンスからチョーキングの揺れ幅に至るまで、プラグを耳に突っ込まれたように注ぎ込まれる。もちろん、クリス・ロビンソンの熱い歌声も吐息レベルの激クリア・サウンドなのです。本来であれば「オフィシャル級」と言いたいところですが、そう呼んでしまったら音源に失礼にあたる。磨き上げられた公式盤やラジオ放送ではあり得ないほどにワイルドなTHE BLACK CROWESを生々しく描ききる。正直なところ、現場そのままなミックスは荒っぽくもあるのですが、それが返ってバンドの泥臭い薫りを美味しく演出してくれるのです。そんなサウンド・クオリティで吹き出す全盛期THE BLACK CROWESが悪かろうハズがない。残念ながら「Black Moon Creeping」後半にテープ・チェンジによる欠落もありますが、セットリストは黄金の2トップ『SHAKE YOUR MONEY MAKER』『THE SOUTHERN HARMONY AND MUSICAL COMPANION』から半々が選ばれ、一番美味しいところをまるっと味わえる。しかも、1曲1曲その場で決めていく流れのスポンティニアスなムードがブルージーなグルーヴを一層美味しくしてくれる。さらに、そこに日替わりで加わるカバーソングがまた良い。この日はTHE FLYING BURRITO BROTHERSの「Hot Burrito #2」とTHE ALLMAN BROTHERS BANDの「Dreams」が演奏されるのですが、そのチョイスも実際のアレンジも恐ろしくTHE BLACK CROWESらしい。しかも、驚きなのが「Hot Burrito #2」は全世界初演だということ。魂に刻み込まれたレベルの演奏ぶりは、何十年も毎晩演奏していたかのように馴染みまくっているというのに、初演。泥臭くて男臭くてタフ……でも、セクシー。軽快に転がるホンキートンク・ピアノ、ほこり臭いギター、そして心に直接歌いかけるようなスキャット……それらすべてが脳ミソ直結サウンドで流し込まれるのです。「Dreams」にしても、13分に及ぶジャムが素晴らしくジューシーで、リッチ&マークの語り合うギターに時間の経つのも忘れてしまいます。兎にも角にも、極上を究める関係者流出サウンドボードの異常なクオリティ。そして、そのサウンドで描かれる当代きってのブルース/サザン・ロックです。このジャンルは超大物の横綱ライヴが重用されますが、本作はチョット違う。今まさに世界を股にかけて名を馳せている若者たちの息吹。その無邪気なほどの情熱が卓直結ステレオサウンドボードを通して部屋中に広がるライヴアルバムなのです。これはもう、THE BLACK CROWESのファンかどうかなど関係ない。熱いロックを愛する方なら、その血にビートが刻まれているのなら、間違いなく熱くなる1本。本来であれば、オフィシャルが残すべきだった秘宝。
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 11th June 1992 STEREO SBD(from Original Masters)
Disc 1(46:56)
01. Intro 02. No Speak No Slave 03. Sting Me 04. Twice As Hard 05. Thick 'N Thin 06. Hot Burrito #2 07. Thorn In My Pride 08. Seeing Things 09. Hotel Illness 10. Black Moon Creeping
Disc 2(43:21)
01. Hard To Handle 02. Remedy 03. Stare It Cold 04. Dreams 05. My Morning Song 06. Jealous Again
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Rich Robinson Vocals Chris Robinson Guitar Marc Ford Guitar Johnny Colt – Bass Steve Gorman Drums Eddie Harsch – keyboards





























