グラハム・ボネット加入後、「Down To Earth」のプロモーションとしてUSツアーに続き1980年1月よりスタートしたユーロ・ツアーより、2月2日オランダ、ロッテルダム公演を、近年テーパーが公開したファースト・ジェネレーション・マスターより、ダイレクトにほぼコンプリート収録。特筆すべきは過去一部しか流通しておらず、しかも迫力・臨場感はこの時代のオーディエンス・レコーディングとしてはトップクラスといえるもの。そして演奏もこの後からスタートするUKツアー、そしてジャパン・ツアーに向けて構成やセットリストがほぼ確立された時期で、しかもパープル時代から熱狂的ファンが多いことで知られるエリアゆえ、盛り上がり方もすさまじく、それに応じるかのように、リッチーのプレイもパフォーマンスもまさに壮絶。まずオープニングを告げるカウントダウンより劇的にスタートし、グラハムの声量溢れるボーカルと新体制バンドを初めて観る観客は、早くもヒートアップ。そしてショー前半に新曲をたて続けにプレイしており、特に”Since You Been Gone”の後に”All Night Long”という構成はツアー初期ならでは。そしてグラハム流の”Catch The Rainbow”に続き、”Lost In Hollywood”では”A Light In The Black”のフレーズやアーミングを多用したリッチーの破壊的ソロ、そしてエイリーのソロからコージーのドラム・ソロがこちらも圧巻のすさまじいもので、この曲に関して言えば、本ツアーのベストと評されたのも納得。そしてベース・シンセを操りながら”Lazy”を絡めて”Man On The Silver Mountain”から”Blues”へ。なおラストの”Long Live Rock’n Roll”が未収録ではあるものの、とにかく演奏クオリティーの高さは本ツアーの中でも特別ゆえ、ファンは必聴マスト・アイテム。因みにこの翌日のカークレイド公演は、ライブ前の昼間にサッカーの試合で負けたため、リッチーの機嫌が悪くアンコールが行われなかったというライブで、特に”Lost In Hollywood”でのやる気の無いソロは、あまりにこの日と違うという曰くつき。
disc one : 1. INTRO:OVER THE RAIBOW/2. EYES OF THE WORLD/3. LOVE'S NO FRIEND/4. SINCE YOU BEEN GONE/5. ALL NIGHT LONG/6. CATCH THE RAINBOW
disc two : 1. KEYBOARDS SOLO/2. LOST IN HOLLYWOOD/(incl. GUITAR SOLO~KEYBOARDS SOLO~DRUMS SOLO)/3. LAZY/4. MAN ON THE SILVER MOUNTAIN/5. BLUES
[Live at Ahoy, Rotterdam, Holland 2nd February, 1980]
Ritchie Blackmore - Guitar / Graham Bonnet - Vocal / Roger Glover – Bass / Don Airey - Keyboard / Cozy Powell - Drums





























