まさに夢をカタチにしてしまった理想盤。“伝説の武道館”を最長サウンドボードで描くライヴ・アルバムの誕生です。その“伝説”とは「1976年12月16日:日本武道館(夜の部)」。名盤『ON STAGE』にも採用され、数々の極上オーディエンス録音でも伝えられてきた名演中の名演。RAINBOW初来日でも格別の名声を誇り、英国ハードロックの象徴的な存在となっているショウです。名作・名録音の宝庫でもあるわけですが、特にサウンドボードの多産ぶりは圧倒的でした。本作は、そんなサウンドボードを駆使し、最高峰クオリティで最長版を実現したライヴアルバムなのです。まずは、この日を記録したサウンドボードを整理してみましょう。
・SBD#1:公式『ON STAGE』本編の一部・SBD#2:コージー所有のカセット・SBD#3:『THE END OF RISING』・SBD#4:『SOUNDBOARD ARCHIVES 1976』の3曲分・SBD#5:公式『ON STAGE』デラックス・エディションのCD2。以上、5種類のサウンドボードが現存しています。この中でも最高峰クオリティと言えば「SBD#5」(大阪とクレジットされていますが、これはオフィシャル側のミス。間違いなく日本武道館です)。オフィシャル発掘されただけあってマルチから精緻にミックスされた文字通りの公式クオリティは絶大でした。しかし、惜しいことにフル収録ではなかった。CD1枚に収めるためなのか、はたまたマスターに不備があったのか、ショウ後半のハイライト(Stargazerからキーボード/ドラムソロ/Still I'm Sadパート)がバッサリとカットされた不完全版だったのです。しかし、このカット・パートもサウンドボードで残されていました。それが「SBD#2」。そう伝説盤『WHEN EVENING FALLS』で発掘されたコージー・テープです。本作は、この2つの長尺サウンドボードを組み合わせ、さらにサウンドボードが存在しない数分間(ドラムソロ終盤と終演のOver The Rainbow)を極上オーディエンス録音で補完したもの。もちろん、ただ単に繋ぎ合わせたわけでもありません。いかにサウンドボードとは言っても、ソースの異なる「SBD#2」と「SBD#5」では感触がわずかながら差異がある。そこで、本作ではその双方を精緻にマスタリングして違和感を最小限に低減。さらに「SBD#2」自体もコージー・テープ現物(TDK SD:C90)から最新機材で新たにデジタル化し、まさに考え得る限り、万全に万全を尽くしたライヴアルバムなのです。そうして現出したフルアルバムは、まさに夢の結晶。これまで幾多の名録音で聴いてきたライヴではあるものの、そのすべてのノートが頂点サウンドボードの超ビビッド・サウンドで描かれる。リッチーのギターは脳内で艶やかに鳴り、ロニーの歌声は魂に直接語りかけ、コージーのドラミングは皮の振動まで手触り感覚。もちろん、このライヴはジミー・ベイン/トニー・カレイのラスト・ショウでもある。かの大名盤『RISING』を創り上げた5人が紡ぐ最後の夜、そのすべての瞬間を頂点サウンドで綴りつつ、シームレスにショウを完全体が止めどもなく流れ出るのです。『ON STAGE』デラックス・エディションがリリースされた際、誰もが思い描いた完全版。それが遂に現実となったライヴアルバムです。西ドイツも含めた何公演も繋ぎ合わせて制作された正規盤とは異なり、ワンショウの一気貫通で描かれる『ON STAGE』。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 16th December 1976 Evening Show STEREO SBD
Disc 1 (61:12)
01. Over The Rainbow 02. Kill The King 03. Mistreated 04. Sixteenth Century Greensleeves 05. Catch The Rainbow 06. Man On The Silver Mountain/Blues/Starstruck/Man On The Silver Mountain
Disc 2 (55:04)
01. Keyboard Intro 02. Stargazer 03. Still I'm Sad incl. Keyboard Solo 04. Drum Solo incl. 1812 Overture 05. Still I'm Sad (reprise) 06. Do You Close Your Eyes 07. Over The Rainbow
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Disc 2: Trk 1-5 taken from the original master cassette (TDK SD:C90) belonged to Cozy Powell
Ritchie Blackmore Guitar Ronnie James Dio Vocal Cozy Powell Drums Jimmy Bain – Bass Tony Carey - Keyboards





























