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Black Sabbath ブラック・サバス/Canada 1971 Upgrade

黄金期中の黄金期、“MASTER OF REALITY TOUR”を代表する伝統の名録音がニューマスターでアップグレード。その名録音とは「1971年7月18日トロント公演」。カナダの音楽祭“BEGGARS' BANQUET DANCE FESTIVAL”に出演した際の極上オーディエンス・アルバムです。 【3rd時代の頂点ライヴアルバム】 このショウは古くから録音が知られ、『WICKED SABBATH』や『MASTERR OF TORONTO』といった既発群が世界中のマニアから70年代サバスの大名盤として愛されてきました。この録音で何よりも重要なのは、“MASTER OF REALITY TOUR”の頂点記録だということ。その理由を実感していただくため、ここで70年代の各ツアー代表サウンドボードを整理してみましょう。 ・1stツアー:『DEFINITIVE MONTREUX 1970』・2ndツアー:『ULTIMATE OZZY OSBOURNE YERAS』(かつてパリ70として知られていたブリュッセルのプロ映像)・3rdツアー:一切なし! ←★★ココ★★・4thツアー:『LIVE AT LAST』・5thツアー:『1974(カリフォルニア・ジャムのSBD)』 ・6thツアー:『LIVE LONGEST... DIE AT LAST』・7thツアー:『DEFINITIVE PITTSBURGH』・8thツアー:公式映像『NEVER SAY DIE』 と、このようになっています。公式/非公式を交えて錚々たる名作がズラリと並んでいるわけですが、この中で唯一、一切のサウンドボード/プロショットが存在しないのが“MASTER OF REALITY TOUR”。このトロント公演は、そんなサウンドボード代わりとしてツアー頂点に君臨し続けてきた名録音なのです。 【新発掘マスターで甦った伝説録音】 本作はそんな伝統作と同じ録音ではありますが、既発のコピーやリマスター復刻ではなく、近年になって発掘された新マスター。既発は4thジェネと言われてきましたが、今回の新発掘マスターはグッと若い2ndジェネ・カセットなのです。曲間で一時停止するタイプの録音で、その際も既発ではフェイド処理されていたものの、本作ではブツッと聞こえる停止音も超リアルです。しかし、そんなテープのリアリティは新マスターの証拠に過ぎない。本当に素晴らしいのは、そのアップグレード・サウンド。従来からツアーを代表してきただけに演奏音の芯が逞しく届くヴィンテージ・サウンドボードのようなタイプだったのですが、本作は録音の旨みはそのままに曇りがサッと晴れ渡る。特に中高音の抜けが素晴らしく、歪むギターやヴォーカルの息づかいなど、ディテールが鮮やかに浮かび上がるのです。さらに若ジェネの旨みを実感するのは安定感。既発群も4thジェネにしては驚異的だったのですが、やはりダビングを重ねた事による回転ムラは避けがたかった。パワーコードが轟いても、ヴォーカルが伸ばしても、そこには微妙な揺れがあり、ピッチもランダムに変化していたのです。従来のリマスター盤は、そうした揺れをどこまで補正できるかが勝負の分かれ目となってきたわけですが、本作はその次元ではない。もちろん、完全な大元マスターではないものの、ビシッと安定したピッチはデジタル補正の必要すらなく、テープ回転による周期ノイズもほとんど見られない。無加工なカセットそのものの鳴りを心ゆくまで楽しめるのです。 【サバス史上No.1の特濃ライヴ】 そして、最高峰を更新した伝説サウンドで描かれるショウこそが圧倒的。本作のトロント公演は『MASTER OF REALITY』発売の3日目にあたり、1曲1曲に超名盤を創り上げたバンド・ポテンシャルがギュウ詰め。素晴らしき70年代でも、極めつけのヘヴィネスとキレがたっぷりと味わえるのです。さらにセットも特濃。3rdアルバム発売直前なだけに、初期3部作『BLACK SABBATH』『PARANOID』『MASTER OF REALITY』を1つのショウに濃縮還元。その反面、下記のリストを見るとお馴染みの曲ばかりでレア曲がないようですが、実はここまで揃っていることが超レアなのです。1970年から1974年までのサバスは、ツアー中にも新曲を書き、少しずつ入れ替えていくバンド。そのため、“MASTER OF REALITY TOUR”でも後期になるほど『VOL.4』ナンバーが増えていくわけですが、問題なのは代わって落ちてしまう初期曲。よりにもよって代名詞曲「Black Sabbath」が落ちてしまうのです(ちなみに、この曲がレギュラー復活するのは1975年のSABOTAGE時代)。ところが本作では3rdの「Sweet Leaf」「Children Of The Grave」と共に「Black Sabbath」も演奏しており、他にも「N.I.B.」「War Pigs」「Iron Man」「Paranoid」「Fairies Wear Boots」といった必須曲がズラリ。ここまで最重要曲が漏れなく全部揃った録音は極めて希で、本作より前では『MASTER OF REALITY』ナンバーがなく、本作より後では「Black Sabbath」がない。10周年だった“NEVER SAY DIE TOUR”も集大成的ではあったものの、初期3部作だけの濃縮セットは、本作のトロント公演1本だけなのです。新発掘マスターで甦った70年代屈指の名録音、“MASTER OF REALITY TOUR”の頂点となるライヴアルバムです。その事実以上に初期3部作を1つのショウに濃縮したセット、黄金期の中でも頂点的なバンド・ポテンシャルがギュウ詰めされ、音楽自体が素晴らしすぎる1枚。BLACK SABBATHオーディエンスでも最重要となる唯一無二の大名盤。 Beggars' Banquet Dance Festival, Borough Of York Stadium, Toronto, Ontario, Canada 18th July 1971 *UPGRADE (63:00) 1. N.I.B. 2. War Pigs 3. Sweet Leaf 4. Black Sabbath 5. Iron Man 6. Embryo/Children Of The Grave 7. Wicked World 8. Guitar Solo(incl. Orchid) 9. Wicked World(Reprise) 10. Paranoid 11. Fairies Wear Boots Ozzy Osbourne - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bill Ward – Drums

Black Sabbath ブラック・サバス/Canada 1971 Upgrade

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