ビートルズ最初のCDといえば日本だけで1983年に発売された「Abbey Road」で、しかもそれがリリース直後に回収されてしまったのは有名なエピソードです。その原因はCD化の際に使用したマスター・テープにあり、元々本アルバムは1978年にプロ・ユース・シ リーズという限定ブランドでアルバムを再発した際、新たにビートルズ側から提供されたテープを元にしていました。このことから今ではそ のプロ・ユースLP盤も再評価されているのですが、そのCD化に際してはプロ・ユース盤の時のようなマスタリングを施さず、フラットな状態で収録してみせ たことから、元のマスター・テープに近い音で収録されているというのが再評価の理由となっています。確かに2009年のリマスター盤とはまったく音質が違い、ウォーミーで厚みのあるそれと比べ、線が細いながらも抜けのいい音質という風に感じます。しか しこれは優劣を付けるというよりは、音質の好みで選ぶべきディファレント・マスタリング・バージョンというのが正直なところかと。特にMean Mr. Mustardなどではその細やかな質感が聴きやすく感じるかもしれません。何しろ元が完全に幻になっている伝説盤ですのでこちらも非常に資料価値の高いアイテム!
1983 Japanese Original Pressing CD





























