近代洋楽史において、ひときわ輝く金字塔「2015年4月28日:日本武道館公演」。半世紀の時を超え、ポールが八角形の現場に戻ってきた……。2017年にも日本武道館公演はありましたが、その巨大な感慨、感動は比ではない。いえ、ありとあらゆるバンド/ミュージシャンの日本公演でも、これほどの重い熱狂は存在しない。そんな“伝説の夜”でした。本作は、本邦初公開となる極上オーディエンス録音。当時から無数の記録が噴出した“2015年の日本武道館”でしたが、本作はこれまで秘匿されてきたもの。とは言え、出涸らしのダメ録音では(決して!)ありません。本作をモノにしたのは超A級で知られる録音家でして、当店ではジェフ・ベックやエリック・クラプトン等々手がけている名手中の名手なのです。しかし、この方は当時の音源ラッシュを目の当たりにし、その波に埋没されることを良しとしなかった。もっとも謙虚な方でもあるので「放送もあるのに自分の出番はない」と考えられたようですが、現在に至るまで秘匿されていたマスターなのです。しかし、そこは超A級。本作のクオリティは極上。クリアに透き通る楽音、ダイレクトな歌声、精緻を極めるディテール、そして、そこに仄かに薫る八角形の空間感覚……。これだけの記録を闇に葬り続けるのは、あまりに忍びない。今回、サウンドボード&プロショットの究極仕様に「観客側の眼差しを加える」という意義をご説明し、ようやく公開の許可をいただきました。そのクオリティで描かれる“伝説の夜”の素晴らしさ。何しろ、この日は観客の熱狂あっての伝説。その現場に立ち会い、囲まれる感覚はサウンドボードとは次元を異にする。衝撃の「Another Girl」や「ツギハ、セカイハツコウカイ」のMC、2015年で唯一だった「Dance Tonight」……全曲・全シーンで伝説の生き証人になれるのです。そして、幾多の他録音とは決定的に違う極めつけはオープニング。実は、開演前シーンまで長ーく収録されており、何と30分以上も録音しているのです。あらゆるハプニングも逃すまいという決意がうかがえるわけですが、そのために伝説を待ち構える空気感を思いっきり吸い込める。何しろ、この伝説の要は“時間”。半世紀もの時空を超える歴史にある。その49年の想いが一転凝縮された30分なのです。どの録音でも「Can't Buy Me Love」開始で吹き出す熱狂を味わうことができましたが、この30分に浸りきってからでは感じ方がまるで違う。現場に集った観客と、当時の自分とシンクロする瞬間。再生ボタンを押していきなり始まる作品群では味わえない“伝説の正体”が吹き出すドキュメント・アルバムなのです。
「Live at Budokan, Tokyo, Japan 28th April 2015 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(from Original Masters)
Disc 1(75:04)
1. Pre Show Music ★30分収録 2. Can't Buy Me Love 3. Save Us 4. All My Loving 5. One After 909 6. Let Me Roll It 7. Paperback Writer 8. My Valentine 9. Nineteen Hundred and Eighty-Five 10. Maybe I'm Amazed 11. I've Just Seen a Face 12. Another Day
Disc 2(74:47)
1. Dance Tonight 2. We Can Work It Out 3. And I Love Her 4. Blackbird 5. New 6. Lady Madonna 7. Another Girl 8. Got to Get You into My Life 9. Being for the Benefit of Mr. Kite! 10. Ob-La-Di, Ob-La-Da 11. Back in the U.S.S.R. 12. Let It Be 13. Live and Let Die
14. Hey Jude 15. Yesterday 16. Birthday 17. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End





























