“ベスト・クオリティ”を求めて止まない全世界のマニアが行き着いた究極の回答。希代の名作『タルカス』『恐怖の頭脳改革』の頂点に君臨するサウンドが、リリース決定です。ロックに限らず、音楽の名盤は“頂点”を追い求められる宿命にあります。曲・演奏・音楽が素晴らしいからこそ、それを最上のサウンドで体験したい。これはもう、人間の本能と言っても良い。だからこそ、技術の進歩に沿って何度もリマスター盤が販売されるわけですが、あまりにも繰り返された現代では「最新リマスター=ベスト」の神話も崩壊。高音圧による見かけだけの高音質、“前とは変えなくちゃ売れない”の思惑が透けるマイナーチェンジの数々……。多くの片が「結局、どれが本当の“頂点”なのさ?」と困惑されていると思います。一般の音楽ファンであれば、ある程度のところで“頂点探し”を諦めるところなのですが、マニアは人種が違う。世界各国でリリースされた盤、ありとあらゆるメディアをかき集め、妥協も諦めもなく追及し続けているのです。もちろん、EL&Pとて例外ではなく、特に頂点的な名作中の名作『タルカス』『恐怖の頭脳改革』には、世界中から探求の情熱が注がれてきました。本作は、そんな世界のマニア達がこぞって出した最終回答。その正体とは、1987年に西ドイツの“RCA-Ariola”が制作したCD「Manticore 258 171(タルカス)」と「Manticore 258 174(恐怖の頭脳改革)」。これは、マスターテープそのままをダイレクトコピーして独自制作されたCDで、世界のマニアがこぞって「最良・最高」と断言する盤なのです。そのサウンドは、確かに“頂点”と呼ばれるに相応しいもの。80年代の初期CD盤なのですが、一切の手が加わっていないナチュラルな“鳴り”は、まさにマスター・テープそのもの。後のリマスター盤では音圧競争で潰されていったディテールも鮮やかに残され、一聴マイルドでありながら十分にクリアで気品高く、肉厚。レコーディング・スタジオで鳴っていた音がそのままスピーカーから流れ出るような自然な音世界が広がる。特に多重録音の極みを聴かせる『恐怖の頭脳改革』は、キースのアイディア1つひとつまで聴き取れるのです。実際、この音を聴いてしまうと現代盤が辛い。もちろん、迫力で押す現代盤にも聴き応えはありますし、否定する気は毛頭ありません。しかし、過剰なイコライズやダイナミック・コンプレッション、ノーマライズ等々で音質・質感がまるっきり変貌しているのは否めない。世界のマニアが「Idiot(マヌケ!)」と一蹴してしまう気持ちも分かるのです。ここで誤解しないでいただきたいのは、なにも「ノンリマスター=至上」ではないこと。80年代には、この西ドイツ盤と同じように世界各国のATLANTICやWARNERからもノンリマスターなCD化が行われましたが、そのどれもが本作の域には達していない。その原因までは解明されていませんが、恐らくは使用されたマスターテープのジェネや工程に差があったのでしょう。西ドイツ盤と同じManticoreレーベルのイタリア盤でさえ、まったく別物なダメな音質。こうした事実を探偵のように1つひとつ積み重ねたマニアだからこそ見つけ出した“頂点”。それが本作なのです。実のところ、この西ドイツ盤はトラック分けのポイントがメチャクチャだったりもします。これまた憶測で恐縮ですが、恐らく当時の担当スタッフが無頓着だったのではないでしょうか。しかし、だからこそ“素の音”・“生の音”が残された。やはり音楽は“あるがまま”に勝るものはない。鮮度が良く、加工しない“自然な音”。演奏者が紡ぐ“元来の音”。そのサウンドに触れて、初めて名盤の本質まで迫る事ができる。そんな「体験」の次元で名作の本質をえぐり出す究極サウンド盤。どうぞ、存分にお楽しみください。
Taken from West Germany RCA-Ariola Eurodisc manufactured in 1987
BRAIN SALAD SURGERY: 1987 WEST GERMANY 1ST PRESS CD Taken from West Germany RCA-Ariola Eurodisc(Manticore 258 174), manufactured in 1987 "No-Remaster"
01. Jerusalem 02. Toccata 03. Stil...You Turn Me On 04. Benny The Bouncer 05. Karn Evil 9 (1st Impression - Part I) 06. Karn Evil 9 (1st Impression - Part II) 07. Karn Evil 9 (2nd Impression) 08. Karn Evil 9 (3rd Impression)





























