2018年JCM(ジョン・クレム・マーク)でアルバム・リリース、そしてライブも数回行なっていた中、ブリティシュ・ジャズ・ロックの重鎮ジョン・ハイズマンが6月12日、脳腫瘍でそのまま帰らぬ人に。そのハイズマンへのメモリアル・アイテムのひとつが本タイトルで、長いキャリアの中でもひときわ人気の高い、ゲイリー・ムーア在籍のコロシアムII時代の、1976年8月26日イギリス恒例のフェス「レディング・フェスティバル」でのパフォーマンスを、音と映像にてカップリング収録。まず音源CDには、当時の日本のレコード会社スタッフが記録用に録音した、オリジナル・マスターからダイレクトに51分にわたり収録。 当時の野外フェスの録音としては信じられない奇跡的なクオリティーで、曲間でゲイリーのギター弦にピックが触れた感触さえも鮮明に再現。 そしてデビュー・アルバム『STRANGE NEW FLESH』リリース後のユーロ・ツアー中での出演で、途中ニール・マーレイとボーカルのマイク・スターズが離脱し、ここではベースにジョン・モール、そしてボーカルはゲイリーが兼任する4人体制となるもの。なおここでは契約を打ち切ったBRONZEレーベルと権利問題が発生し、なんと『STRANGE NEW FLESH』のレパートリーが一切演奏できなくなったため、同アルバムからは1曲も演奏せず、代わりに後のセカンド・アルバム『ELECTRIC SAVAGE』に収録される「Rivers」以外は、なんと全曲が完全未発表曲という前代未聞のショーとなることに。それでもラフな曲の骨格に、猛烈なインプロを注入したジャズ・エッセンスの強いパフォーマンスは、やはりゲイリーのプレイが圧巻で、特にラストの「People Back Home in Ireland」は、アイルランド民謡調のリフをベースに20分近くド迫力に盛り上がり、ここでのプレイは語り草となるほど。さらにカップリングDVDには、当日の模様を同スタッフが現場で回していた8mmのオリジナル・フィルムから、デジタル化し収録。トータル15分弱ながら、写真すら残っていない当日の光景を動く姿で観られるという、こちらも奇跡的な記録品で、しかもマスター・ダイレクトゆえ充分良好なクオリティーで、ここでもハードロック時代以上に派手なアクションで仰け反りシャウトし、ジミヘンばりの歯弾きまで披露するゲイリヘーの姿はもう絶句。またこのスタッフは当日のバックステージで、ゲイリーとジョン・モールにインタビューもしていて、そのまま未発表に終わったインタビューの生声も収録。このように今となってはハイズマンもゲイリーも故人となり、その最も輝いていた70年代を収めた必携的永遠のレクイエム・アイテム。
CD : 1. Can't Get By 2. Sandstorm Ahead 3. Rivers 4. Instrumental feat. Jon Hiseman Drums Solo 5. People Back Home in Ireland Pt.1 6. People Back Home in Ireland Pt.2 [Live at Richfield Avenue, Reading, UK 28th August 1976 : 16th National Jazz Blues & Rock Festival]
DVD : 1. Mix #1 2. Mix #2
[COLOUR NTSC Approx.15min : Filmed live performance at Reading Festival on 28th August 1976 / feat. Exclusive interviews of Gary Moore & John Mole recorded at backstage of Reading Festival 1976]
Jon Hiseman - Drums / Gary Moore - Guitar & Vocal / John Mole - Bass / Don Airey - Keyboards





























