本邦「初」リリースとなる1981年2月5日のロンドン、レインボー・シアター公演の完全収録盤です!最近ネット上にアップされたソースですが、これはかつてブート化されていた、この日の公演であるかのようにカムフラージュした79年12月3日の武道館公演のオーディエンスソースではありません。正真正銘の初登場の81年レインボー・シアター公演なのです。しかし、ネットの元ソースは致命的な欠点を抱えていました。詳しくは後述しますが、その欠点を当店のプロエンジニアによる安心と信頼のマスタリングで見事に解消し、聴く価値のあるクリアで良好なステレオ・オーディエンス録音のクオリティに仕上げたのが本盤です!まず、音質の説明の前に、この公演がクラプトンのキャリア上どんな意味を持っていたのか、時系列で確認しておきましょう。
≪1979年12月のジャパン・ツアー武道館公演でライブアルバム「JUST ONE NIGHT」をレコーディング≫≪1980年5月1日:ライブアルバム「JUST ONE NIGHT」リリース≫・1980年5月2日~18日:イギリス・ツアー≪1980年7月~8月:アルバム「ANOTHER TICKET」レコーディング≫
・1980年9月19日~29日:短期スカンジナビア・ツアー≪1981年2月1日:アルバム「ANOTHER TICKET」リリース≫・1981年1月31日~2月5日:短期アイルランド・ツアー ←★ココ★・1981年3月2日~:長期北米ツアーに乗り出すも、14日、8公演を消化したところで膵臓潰瘍で倒れ、緊急入院する。その後秋まで療養生活を送る。
80年春にクラプトンバンドに加入した元プロコル・ハルムのリーダー、ゲイリー・ブルッカーを伴い、新たにイギリス人バンドで行なったアルバム「ANOTHER TICKET」のレコーディングもスムーズに終了させ、新曲を含んだニューセットでの感触を確かめるために出た秋のスカンジナビア・ツアーも無事成功させました。そして3ヶ月のオフで英気を養ったクラプトンがニューアルバムのリリースを控え、意気揚々と出発したアイルランド・ツアー。その締めとして本国に帰って来ての、お気に入りのパブロック・デュオ、チャス&デイヴをオープニング・アクトに指名しての凱旋公演が本盤の日だったのです。当店から先般リリースしました「BRIGHTON 1980」もブルッカー加入後のツアーの音源でしたが、何と意図的に人気曲Laylaをセットからはずしたというツアーでした。しかし本盤ではまた復活させた上に、ニューアルバムからマディ・ウォータースのブルースBlow Wind Blowをセットインさせています。さらにブルッカーの十八番A Whiter Shade Of Paleを満を持して披露しています。ブルッカーがクラプトンバンドに加入、というニュースを聞いた時、この曲をクラプトンのギターをバックに聴きたいファンは多かったことでしょう。セットが前年とは変わっただけではなく、この日のクラプトンのプレイがまた素晴らしい!緩急つけてのエモーショナルな泣きのプレイを聴かせたかと思えば、ワウを踏んでの切り込むようなアグレッシヴなプレイも聴かせています。翌月に病に倒れるなどいう予兆はまったく感じられないステージなのです。A Whiter Shade Of Paleを聴いてみてください、クリアな音質ゆえに、クラプトンのあまりに感極まったようなプレイに、会場のオーディエンスから自然発生的に拍手喝采が起こります。クラプトンのブラッキーが泣き捲る。この日のクラプトンは調子が良かったのです。そう、こうしてありのままのパフォーマンスをリアルに聴けるのは、当店のマスタリングの勝利でもあるのです。ネットの元ソースは、テープピッチにおいて何と半音の100~150%も高かったという状態でした。これではとても聴くに堪えません。素晴らしいプレイを楽しむどころではなかったでしょう。逆に正しいピッチで聴くCocaineが、これほどテンポダウンしてじっくりと演奏されていたことがお判りいただけるでしょう。そして特典的に収録されているのが、オープニング・アクトを務めたチャス&デイヴが何とアンコールを終えてしまったクラプトンバンドに加わってしまうという展開が捉えられています。そこからお馴染みのロックンロールを4曲畳みかけるという構成です。一気に会場はロンドンのパブ状態と化します。こうしたムードもクラプトンの地元ならではのことでしょう。アイルランドではこうはいかなかったということです。当店のマスタリングで聴く、「JUST ONE NIGHT」の後を埋める時期の初登場音源。どうぞたっぷりお楽しみください。
Live at Rainbow Theatre, London, UK 5th February 1981
Disc 1 (45:16)
1. Tulsa Time 2. Worried Life Blues 3. Lay Down Sally 4. Wonderful Tonight 5. Blow Wind Blow 6. Ramblin' On My Mind 7. A Whiter Shade Of Pale 8. Country Boy
Disc 2 (54:37)
1. Double Trouble 2. Blues Power 3. Cocaine 4. Layla 5. Band Introductions 6. Further On Up The Road 7. MC 8. Send Me Some Lovin' * 9. Draw the Line * 10. Lawdy Miss Clawdy * 11. Roll Over Beethoven *
Eric Clapton - guitar vocals Albert Lee - guitar vocals Chris Stainton – keyboards Gary Brooker - keyboards vocals Dave Markee - bass Henry Spinetti - drums* with Chas & Dave





























