ここに来て「毎週」となる、エリック・クラプトンの秘蔵音源のリリースです!今週は、アルコール中毒をほぼ克服し、バイタリティに満ちた精悍な姿を披露した1985年「ビハインド・ザ・サンUSツアー」から、どちらも本邦初公開となる良質音源を当店オリジナルマスターで2作リリース致します。2つのマスターの提供者は、お馴染みイギリス在住の重鎮テーパーです。彼の秘蔵する音源に「はずれ」はないのですが、それにしても今回の2マスターは、これまで一切出て来なかった、テープトレーダー間にも一切流通していない音源だったのですから驚きでした。プレスCDでリリース致します本盤は、アメリカンツアー・セカンドレッグに当たった1985年7月21日のフェニックス公演の完全収録音源です。ここでこの年におけるこの公演のポジションを時系列で明らかにしておきましょう。
・1985年2月28日〜3月15日:イギリスを含むヨーロッパ・ツアー この間、≪1985年3月1日:アルバム「BEHIND THE SUN」リリース≫・1985年4月9日〜5月3日:全米ツアー、ファースト・レッグ ・1985年5月8日:米音楽ライブ番組 Late Night With David Letterman 出演
・1985年6月21日〜7月27日:全米ツアー、セカンド・レッグ ←★ココ★・1985年10月5日〜10月11日:6度目のジャパン・ツアー・1985年10月14日〜11月6日:アラスカ、ロンドンを巡った後に短期ヨーロッパ・ツアー
・198512月3日〜23日:一応オフ、しかしこの間、バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズ、スティング、ゲイリー・ブルッカー、ダイアー・ストレイツらのコンサートに飛入りし、ステージに立つ
前年にレコーディングが完了したアルバム「BEHIND THE SUN」のリリースを受け、このアルバムのプロモーションのために費やした一年でしたが、本公演は最大のマーケット、全米を回ったツアーの最終行程に当たっていました。意欲作をヒットさせるために、クラプトンが特にアメリカを重視して2回のツアーを組んでいたことがお判りいただけるでしょう。今回同時リリースの2CDR「Houston 1985」はファースト・レッグに当たっていた公演ですので、未公開音源を同時に、しかもレッグの異なる、それぞれに聴きどころ満載の公演を聴いていただけるわけです。本盤のフェニックス公演をプレスCDでリリースしました理由は、ずばり音質が非の打ち所のない素晴らしいレベルだったからです。オーディエンスの歓声・拍手がなければ「サウンドボードです」と言っても信じていただけるレベルなのです。それほど素晴らしい極上レベルで未発表の公演のすべてを聴くことができる。まったくイギリスの重鎮テーパーのコレクションはどれほどなのでしょうか? I Shot The Sheriff の曲中では「ゴォー」というノイズに感じられる音が入っている箇所がございますが、これは会場名を見てお気づきのように、野外コンサートだったため、会場を吹きぬけた強風をマイクが拾った音なのです。これも含み、生々しい臨場感に溢れた極上音源です。クオリティについては全幅のご信頼を置いていただいてよい本盤ですが、内容をお伝えしていきましょう。全米をレッグを分けて二度訪れたことにより、それぞれのレッグが魅力に満ちたものになりました。セットリストに変化がついたのです。そのきっかけとなったのは、5月8日のアメリカのテレビ番組「デヴィッド・レターマン・ショウ」への出演でした。この番組の音楽ディレクターを務めていたポール・シャッファーからのたっての要請に応え、17年ぶりに番組のハウスバンドと共にWhite Roomをプレイしたのです(このハウスバンドには後にクラプトンをサポートするスティーヴ・ジョーダンがドラムで在籍していました)。この出来に満足したクラプトンは、ツアー・セカンドレッグからこの曲をセットインさせたのです。従って、本盤でもこの曲を聴くことができるというわけです。本盤が価値あるのは、超高音質のみならず秀逸なパフォーマンスが収録されていることです。このWhite Roomを含み、 I Shot The Sheriff、Same Old Blues、Tangled In Love、ショーン・マーフィーをフィーチャーしたSteppin' Out、She's Waiting、Badge、Let It Rain、Double Trouble、Cocaine、Layla、Forever Man、Further On Up The Roadで聴かれるプレイクオリティが素晴らしいのです。もうほぼ全曲で怒涛のスローハンド奏法が炸裂していると言っても過言ではありません。時期的にはあの「ライブ・エイド」でクラプトン健在なりを世界に示し、さらに自信を漲らせて臨んだツアー終盤でした。間違いなく、彼のキャリアにおいては一つのピークを極めていた時期だったと言えるでしょう。そしてそれが本盤でも証明されています。Laylaの演奏前には、クラプトンが「30歳の誕生日を迎えたデビーにこの曲を捧げます。」とアナウンスしています。このデビーさんとはどういう関係だったのかは分かりませんが、そういう意味では、この日はクラプトンにとっても大切な人のために贈った大切な日だったわけです。この曲でクラプトンは、流麗な最高のソロをプレゼントしています。32年の時を超え日の目を見た世界初公開の極上ステレオ・オーディエンスマスターを当店だけがリリース致します!大音量でお聴きください。そしてどうぞ、この時期のみクラプトンをサポートした、スタックスの名ベーシスト、故ドナルド・ダック・ダンの弾むベースプレイもお楽しみください。
Live at Compton Terrace, Phoenix, AZ. USA 21st July 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (44:20)
1. Intro. 2. Tulsa Time 3. Motherless Children 4. I Shot The Sheriff 5. Same Old Blues 6. Tangled In Love 7. White Room 8. Steppin' Out (featuring Shaun Murphy)
Disc 2 (63:19)
1. Wonderful Tonight 2. She's Waiting 3. She Loves You (featuring Marcy Levy) 4. Badge 5. Let It Rain 6. Double Trouble 7. Cocaine 8. Layla 9. Forever Man 10. Member Introduction 11. Further On Up The Road
Eric Clapton - guitar, vocals Tim Renwick - guitar Chris Stainton – keyboards Donald 'Duck' Dunn - bass Jamie Oldaker - drums Marcy Levy - backing vocals Shaun Murphy - backing vocals





























