今週は、イギリス在住の重鎮テーパーの初公開秘蔵ライブ音源をリリース致します!今から43年前。3年間のリタイアからカムバックしたこの年の全米ツアーから、7月9日のカナダ、モントリオール公演のモノラル・サウンドボードソースのファースト・ジェネレーションマスターを重鎮が提供してくれたのです。このモノラル・サウンドボードソースもコンサート会場でPAアウトとして録音されていたもので、かつて「SMILE 1974」という日本製の6CDボックスの既発ブートレッグでリリースされていたのですが、今回の重鎮マスターはそれとは同じながら音質が向上した、抜群のクリアネスとサウンドバランスを誇るものでした(Steady Rollin' Manの曲中での音跳び、CrossroadsとBlues Powerの不完全収録は従来と同じです)。しかしながら、こちらのマスターもさすがの経年劣化により問題を抱えていました。Disc1に当たる前半部は半音の約50%、後半に当たるDisc2は半音の約30%ピッチが高かったのです。さらに、Laylaの2分時点辺りから40秒程度大きくランダムにピッチが不安定になっていました。ほぼランダムなピッチの狂いと言える、手のつけられなかった状態のマスターテープを、またまた当店のプロエンジニアが見事な手腕で完璧に修正したのです。さらに、Crossroadsの冒頭から暫く続くチリチリ感を軽減しました。また、迫力アップのために高音質はそのままに音圧を上げています。ですからどうぞご安心ください。ピッチが狂ったままの既発盤をお持ちの方も含め、本モントリオール公演を正しく把握いただき楽しんでいただけるのは本盤というわけです。さて、ここでこの日の公演がこのカムバックイヤーでどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。
・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ・1974年6月28日~8月4日:全米ツアー ←★ココ★≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫ ・1974年8月~9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日~10月6日:第2回全米ツアー ・1974年10月31日~11月6日:初のジャパン・ツアー・1974年11月27日~12月5日:ヨーロッパ・ツアー
本公演がこの年6月からのカムバック全米ツアーの序盤の日程であったことがお判りいただけるでしょう。この全米ツアーは、ウォームアップギグを経て、ライブステージへの自信を取り戻したクラプトンが、緊張を緩和するために酒に酔っ払って敢行したツアーでしたが、この日はMCにその影響は多少感じられるものの、総じてボーカルもきちんと取り、的確で滑らかなギタープレイを披露しています。その自信のほどは、序盤のアコースティック・セット明けのソングオーダーにいきなりLaylaをもって来ていることでも窺えます(当時のクラプトンはこの曲の人気度、重要度に気づいていませんでした)。そしてこの後奏のソロ、続くHave You Ever Loved A Womanでのプレイがまた素晴らしい!こうして聴いていくと、変則的にブリッジ部から始まるPresence Of The Lordでのソロも切れ味抜群ですし、Little Wingでのエモーショナルなソロも3年のブランクをまったく感じさせないものです。また、「レイラ・セッション」でデュエイン・オールマンとマイアミでジャムったMean Old Worldをライブで初披露するなど、この日のクラプトンがなかなか「気合が入っていた」ことが分かるステージなのです。ボリュームの大きさから既発盤を見送っていたマニアの方々にもお届けしたい良質公演のアップグレードマスターが本盤です。内包されていた数々の欠点をも解消した74年モントリオール公演の決定版としてお届けする今回のリリース。
Live at the Forum, Montreal, QC. Canada 9th July 1974 SBD(from Original Masters)
Disc 1 (45:43)
1. Intro. 2. Smile 3. Easy Now 4. Let It Grow 5. Layla 6. Have You Ever Loved A Woman 7. Let It Rain 8. Willie And The Hand Jive 9. Get Ready
Disc:2 (47:34)
1. Presence Of The Lord 2. Badge 3. Steady Rollin' Man 4. Crossroads 5. Mean Old World 6. Little Wing 7. Little Queenie 8. Blues Power
Eric Clapton - Guitar, Vocals George Terry - Guitar Dicks Sims – Keyboards Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums Yvonne Elliman - Backing Vocals
SOUNDBOARD RECORDING





























