このコンサートは、その名のとおり、米コネティカット州グリーンウィッチに居住するか、あるいはここで働いているかの条件を適える人たちだけを対象に催されたもので、厳しい資格チェックが行なわれました。一方、チケットはクラプトンが出るとあって、争奪戦が繰り広げられました。その結果、今年で8回目となったこの「町興しイベント」のチケットは完売、そのトリをとったのがエリック・クラプトンでした。当然と言う他はないでしょう。公式アナウンスでは7月のドイツでの公演で久々のステージに立つと言われていただけに、ひょっこりアメリカに渡り、こんなフェスティバルに出演していたとは驚きでした。最前列からの驚異的な映像に続き当店がリリースするのは、あの名テーパー、 daspyknowsによるステレオ・オーディエンス録音のマスターです。ネット上にアップロードされたマスターで、何とステージの真正面から僅か20メートル以内の絶好のポジションで、名機の呼び声高い高性能マイクSchopes MK4を使用して録音された極上音質を誇るものです。これがアップされる前にはlarryrulzなるテーパーの音源が上がっていたのですが、こちらも文句のつけようがない程に優れた録音でしたが、聴き比べると、僅差ではありますが、このdaspyknows録音が内容的にも印象的にも優っておりました。よって、今回はこのdaspyknows版を採用し、リマスター収録することにしました。当初は2枚組でのリリースを予定したのですが、なんと先週末、ギフトの素晴らしい映像マスターを2枚組仕様の大変美しい映像で、撮影者のlarryrulzがアップしてくれました。しかもその音声に彼の録音とCDのdaspyknows音源をミックスした高品質なサウンドソースを映像にシンクロ収録。その効果は絶大で、美しい映像に最高のサウンドが入ったことで、究極のこの日のドキュメントタイトルが完成したわけです。2枚組CDはdaspyknows版、2枚組DVDは音声はlarryrulzとdaspyknowsのミックス音源。この日のコンサートでこれ以上の企画は存在しないでしょう。ファンは間違いなくマスト!の一言です。 それではコンサートの内容に移りましょう。このコンサートに臨んだクラプトンバンドのメンバーは新たな布陣でした。何よりもクラプトンのサポートにかけては右に出る者はいないと思われるドイル・ブラムホール二世が復帰したことがサウンドの肝であり、さらにクラプトンが敬愛するJ.J.ケイルの盟友キーボーディスト、ウォルト・リッチモンドをも復帰させ、ドラムには何とファンク、ジャズ界では超一流との呼び声も高いソニー・アモリーを引っ張ってきたのです。本邦初となるこの布陣での演奏はそれだけでも興味が募りますが、セットリストを変更しないことで有名なクラプトンがこの時ばかりはセットリストを変えてきたことが注目です。「2013年以来オープニングナンバーに据えられてきたSomebody's Knockingでまたスタートしているこのセットリストのどこが?!」と思われた方もおられるでしょうけど、終盤では何と78年ツアー以来のセットインとなるThe Coreをプレイしていたのです。これだけでも聴く価値があります。77年の日本公演、78年の全米ツアーと同様、鋭く切り込むクラプトンのソロは最高です。そしてソニー・アモリーが実力を如何なく発揮するドミノス・ナンバーGot To Get Better In A Little While。クラプトンはドイルとソニーに煽られ、ドミノス時代を彷彿させる切れ味抜群のソロを披露しています。そしてドイルのおかげでクリーム時代のスリルが再現されたWhite Room。ここでもドイルに煽られたクラプトンは、クリーム時代あるいは85年頃のテンションそのままにワウペダルを踏み捲ってのソロを決めています。これらも聴きものです。さらにアンコールには、クラプトンのセットの前に出演したデレク・トラックス&スーザン・テデスキが夫婦揃って飛入りしています。これで奇しくも「最高の布陣」と言われたトリプルギター編成、あの2006年のラインナップがほぼ揃った形になりました。Crossroadsで和やかなムードの中にも火花を散らす三人のギタリスト、いやスーザンがいたから4人のギタリストです!久しぶりのクラプトンのライブステージという意味以外でも、内容そのものにご注目いただきたいクオリティの高いライブです。稀代の名テーパーがSchopesマイクで録音した最高のマスター音源と、撮影者が公開したマスター映像(音声は2ソースミックス!)という究極のセットを逸早くお届けします。
Live at the Greenwich Town Party, Greenwich, CT. USA 26th May 2018 TRULY PERFECT SOUND / AMAZING SHOT
CD
Disc 1 (54:25)
1. Intro 2. Somebody's Knocking 3. Key To The Highway 4. Hoochie Coochie Man 5. I Shot The Sheriff 6. White Room 7. Nobody Knows You When You're Down and Out 8. Lay Down Sally 9. Layla 10. Tears In Heaven
Disc 2(49:35)
1. Stage Set Up 2. Got To Get Better In A Little While 3. Wonderful Tonight 4. The Core 5. Little Queen Of Spades 6. Cocaine 7. Crossroads (with Derek Trucks and Susan Tedeschi)
DVD
Disc 1 (53:10)
1. Somebody's Knocking 2. Key To The Highway 3. Hoochie Coochie Man 4. I Shot The Sheriff 5. White Room 6. Nobody Knows You When You're Down and Out 7. Lay Down Sally 8. Layla 9. Tears In Heaven
Disc 2 (50:54)
1. Stage Set Up 2. Got To Get Better In A Little While 3. Wonderful Tonight 4. The Core 5. Little Queen Of Spades 6. Cocaine 7. Crossroads (with Derek Trucks and Susan Tedeschi)
Eric Clapton - guitar, vocals Nathan East - bass Sonny Emory – drums Doyle Bramhall - guitar Chris Stainton - keyboards Walt Richmond – keyboards Sharon White - vocals Sharlotte Gibson – vocals





























