Name: Joe Lynn Turner ジョー・リン・ターナー/Greece 2014
SKU: dvdhr-1632
Price: 1386 JPY
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Joe Lynn Turner ジョー・リン・ターナー/Greece 2014

近年のソロ活動を“目で見て”体験できる極上映像がリリース決定です。本作が撮影されたのは「2014年４月13日アテネ公演」。３年前のライヴですが、2017年になって公開されたばかりのオーディエンス・ショットです。「オーディエンス・ショット」と書きましたが、本作のクオリティはいわゆる「客席撮影」でイメージするものとはまるで違う。ステージ中央の真っ正面、２階バルコニー席（の恐らく最前列）から撮影しているのですが、その画質・安定感は異常なレベル。撮影者本人が公開しただけにオーディエンス・ショットには違いないものの、「会場設営のワンカメ・プロショットじゃないの？」としか思えない。１階席客の遙か頭上からステージを直視し、見どころズームもたっぷり。ジョーに寄れば表情が画面いっぱいですし、ギターに寄れば手元までハッキリ。しかも、そのカメラの寄り方、振り方は滑らかで三脚を使っているとしか思えない。さらに加えて、デジタルばりばりの画質は「やっぱりプロショットじゃ……」という極めつけの映像美なのです。そんな思いを加速させるのは、これまた極上のサウンド。ピッキング１つひとつ、ドラムの１打１打、そしてジョーのヴォーカルに至るまで距離感がまるでなく、ライン録音としか思えない……。DEEP PURPLEやRAINBOWの名曲群を盛大に合唱する観客の声も吸い込んではいますが、極太のジョーの歌声とバンドの演奏が会場を制圧しており、「サウンドボードだよ」と言われたら信じてしまうバランスなのです。そんなクオリティで描かれるソロ・ライヴはとにかく楽しいブラックモア・パラダイス。もちろん、リッチー本人とは無関係ですが、彼が書いてきた名曲群ばかりが愛情たっぷりに繰り出され続ける。現地調達と思しきバンドはやや経験不足な気もしますが、DEEP PURPLE／RAINBOWを愛し続けてきた事だけは疑う余地がない。レパートリーはジョーのオリジナルが７曲、ギランが５曲、ロニーが２曲、第３期パープルが２曲のバランスで、ジョーのソロは一切なし。本音を言えば、「もっとソロに自信を持てよ！」と言いたいところなのですが、現地調達バンドにはムリでしょうし、これがジョーの生き様なのだから仕方がない。実際、ソロ度外視の徹底的な“FUN”に溢れたショウでもあるのです。そして、そんなショウで歌うジョーを目撃できるところが本作最大のポイント。当店では『SAO PAULO 2010 SOUNDBOARD』『GOT THE POWER IN CLIFTON（2013年）』『DALLAS 2016』といった傑作でジョーのソロをレポートしてきましたが、そのいずれもが極上クオリティと言え、ライヴアルバム。姿は想像するしかなかったのです。そして、本作で映し出されるジョーは、元気そのもの。ソロになって太くなった歌声は終始衰えることなく歌いきり、アクションも全盛期さながら。いつぞやの来日公演では丸々とした太鼓腹に絶句した事もありましたが、ここではきっちりとシェイプ。タフになった歌声と共に「実は、ロックシンガーとして一番オイシイ時期？」と思ってしまうほどに素晴らしい。実際はこの時62歳であり、若手コーラスに頼る同世代シンガーもいる中で驚異的なキープ力を見せつけるのです（だからこそ、ソロで最後の一花を咲かせてほしい……）。そんなソロのフルショウに加え、本作はOVER THE RAINBOWの映像もボーナス収録。「2010年６月９日パトラ公演」のオーディエンス・ショットで、こちらもやはりギリシャです。ステージ左側からのショットで、安定度・アングルは奇跡的な本編には及ばないものの、やはりビビッドに美しい特級オーディエンス撮影で３曲を目撃できます。こちらは本編の４年前にあたり、バンドもグッとプロフェッショナル……なのですが、実は本編の方が素晴らしい。その原因はひとえにジョー自身にある。持ち歌の「Street Of Dreams」「I Surrender」では素晴らしいものの、ロニーの「Kill The King」はやや厳しさも感じてしまうのです。それに比べ、４年後の本編ソロ公演は「Man On The Silver Mountain」も「Long Live Rock 'N' Roll」もタフに歌いきり、容姿も動きも若々しい。１夜ずつのピックアップで断言はできませんが、この４年間で若返ったか、進化でもしたかのよう。その本編からさらに３年が経った現在のジョーは、どうなっているのか……そんな妙な期待まで沸き上がってくるほど本編のソロ公演は素晴らしいのです。３年前のライヴではありますが、ジョーが相変わらず……いえ、さらにタフでワイルドなロックシンガー然とした姿と歌声が嬉しくなる１枚です。ソロで再浮上する夢物語はさておき、“DEEP PURPLE／RAINBOWの伝道師”としての彼でもいいから、もう一度生で観たい。聴きたい。そんな想いが吹き出す極上映像。今週末、ジョーが伝える“ブラックモア・ミュージック”の夕べを極上クオリティでお楽しみください。 Live at Kyttaro, Athens, Greece 13th April 2014 AMAZING SHOT!!! (117:49) 1. Over The Rainbow 2. Death Alley Driver 3. I Surrender 4. Perfect Strangers 5. Jealous Lover 6. Can't Let You Go 7. Street Of Dreams 8. Man On The Silver Mountain 9. King Of Dreams 10. Highway Star 11. Pictures Of Home 12. Can't Happen Here 13. Stormbringer 14. Long Live Rock 'n' Roll 15. Black Night 16. Burn 17. Smoke On The Water Over The Rainbow Live at Pameloponissiako Stadium, Patra, Greece 9th June 2010 18. Kill The King 19. Street Of Dreams 20. I Surrender COLOUR NTSC Approx.118min.