“ジャムバンド時代”を代表する極上プロショットがリリース決定です。“ジャムバンド時代”とは、毎晩のようにセットを変えていた『THREE SNAKES AND ONE CHARM』時代のこと。この時代にはテレビ出演やプロショットがほとんどなく、非常に貴重。実際、ニューヨーク公演(アコースティック)とエッセン公演(エレクトリック)しか知られていません。本作は、その「1996年11月15日エッセン公演」のプロショットなのです。貴重なだけに観られるだけでありがたい……とはならないから素晴らしい。このショウはドイツの伝統番組“ROCKPALAST”で放送されたものであり、そのクオリティは特級。アナログ感触のある画質はエアチェックだと思われますが、その美しさは現代の眼にも麗しい。マスター劣化やノイズらしいノイズもなく、発色は20年の時間を飛び越えたとは思えない。もちろん、伝統番組ならではの完璧なカメラワークとミックスは完全なる“オフィシャル級”の映像美なのです(37:30と45:00付近でマスターに起因する音声ノイズが入ります)。そのクオリティで描かれる“ジャムバンド時代”がまた、とんでもなく素晴らしい。まず、驚くのがセットリスト。『AMORICA』からの大量6曲(「Chevrolet」は日本盤ボーナス曲)が主軸となり、最新作『THREE SNAKES AND ONE CHARM』と大名盤『SHAKE YOUR MONEY MAKER』から3曲ずつ、さらにエルモア・ジェイムズのカバー「Shake Your Money Maker」を散らした構成。この時期は毎晩セットを変えていたので、本作のセットが総てではないものの、ミリオンセラー・アルバム『THE SOUTHERN HARMONY AND MUSICAL COMPANION』を完全に無視するという大胆な構成なのです。そして、そのセットリストの上で踊るアンサンブルは、自由なジャムのムードが何とも美味しい。特に「Ballad In Urgency」「Wiser Time」の流れは、クリス・ロビンソンの艶やかな歌声も素晴らしく、エディ・ハーシュのソロやリッチ・ロビンソン&マーク・フォードのツインの応酬が最高です。そして、ジャムの旨みが最高潮に達するのが「High Head Blues」。10分以上もジャムを重ねながら、ラストに向けてテンポアップしていくスリリングな演奏がたっぷりと楽しめるのです。今となっては見逃されがちな“ジャムバンド時代”。もともと音楽的なバンドではありますが、大ヒット作にも頼らずにメンバー同士の“交感”を存分味わっていたTHE BLACK CROWESがここにいる。この熱くて深い時代を伝える2本のプロショットのうち、彼らの真価である“エレクトリック”に集中した唯一作。ロック&ブルースの矜持さえ感じさせる彼らの真髄。どうぞ、思う存分お楽しみください。
Live at Grugahalle, Essen, Germany 15th November 1996 PRO-SHOT
1. Introduction 2. One Mirror Too Man 3. Bring On, Bring On 4. Evil Eye 5. Shake Your Money Maker 6. Ballad In Urgency 7. Wiser Time 8. Thick 'n' Thin 9. Nonfiction 10. She Gave Good Sunflower 11. Chevrolet 12. High Head Blues 13. Stare It Cold 14. Good Friday 15. Hard To Handle 16. Outroduction
Chris Robinson - Vocal Rich Robinson - Guitar Mark Ford - Guitar Ed Hersch - Piano & Organ Johnny Colt - Bass Steve Gorman - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.90min.





























