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Black Sabbath ブラック・サバス/Netherlands 1990

様式美HR/HMの桃源郷、“TYR TOUR”。残念ながらヨーロッパだけで幻と消えたツアーですが、その現場を極上体験できる傑作映像がリリース決定です。本作が撮影されたのは「1990年11月1日アムステルダム公演」。その大傑作オーディエンス・ショットです。今週は“TYR TOUR”の最高峰を更新する超傑作アルバム『MILAN 1990』『OSNABRUCK 1990』が登場し、映像編の決定版『TYR BELGIUM』も復刻される。そこで、まずはツアーの全体像からショウのポジションを確認しておきましょう。 《8月6日『TYR』発売》・9月1日-13日:英国(10公演)・9月25日-10月2日:イタリア(6公演)『MILAN 1990』・10月3日-9日:スイス/オーストリア(5公演)・10月10日-24日:ドイツ#1(11公演)『OSNABRUCK 1990』・10月26日-31日:北欧/ベルギー(4公演)『TYR BELGIUM』・10月26日-11月1日:オランダ公演 【本作】 ・11月3日-28日:ドイツ#2/ルクセンブルク(7公演) 《12月:ギーザー・バトラー復帰》 これが“TYR TOUR”の全像。これまで繰り返してきましたが、北米ツアーもなく欧州44公演だけで終了してしまいました。『TYR BELGIUM』は10月日程でしたが、本作のアムステルダム公演はそれよりもグッと後期のコンサートでした。そんなショウを収めた本作最大のポイントは、傑作『TYR BELGIUM』にも肉薄する極上クオリティ! “TYR TOUR”と言えば、プロショットが一切存在しないだけでなく日程の短さからオーディエンス映像も極めて貴重。しかも、そのほとんどがかなり厳しい内容。遠目だったり、ショウの途中で終わっていたり、何世代ものダビングでグチャグチャだったり……。正直なところ、マトモなクオリティで観られるのは当店でもご紹介してきた『TYR BELGIUM』の1本だけでした。本作は、そんな状況を打破する2本目の大傑作なのです。 【TYRツアーの新たなる代表映像】 その素晴らしさは、画質面とカメラワークの両面に及ぶ。まず、画質。実はこの映像自体はVHS時代から存在は知られていたものの、そのジェネは酷いもの。まるで女優の顔が判別できないAVのようなシロモノでした。近年になってややマシなジェネも出回っていたものの、本作はそれとも違う。ごく最近になって発掘されたもので、大元の撮影VHSカセットに肉薄するロウジェネ・マスターなのです。その美しさと言ったら既発とは完全に別物。細部まで潰れず瑞々しい画面は繊細で、メンバーの表情もクッキリ。炊かれるスモークの粒子まで綺麗に再現されているのです。そして、カメラワークも素晴らしい。ステージ右寄り(トニー・アイオミ寄り)からの斜めショットなのですが、特筆すべきは高さと安定感。スタンド席の最前席なのか、前列の腕や頭が映り込まず、1階席の頭上越しにステージを直写している。だからと言って見下ろしでもないのが嬉しい。『TYR BELGIUM』の見下ろしも絶景でしたが、本作はちょうどメンバーと同じ高さの目線。トニー・マーティンはしっかりと眼を見て歌いかけ、ニール・マーレイやコージー・パウエルも含めた全員をバランス良く見つめられる。「あの4人がココにいる!」感がひしひしと伝わってくるのです。しかも、それだけの光景に加え、各メンバーをウェスト・アップまで迫る果敢で自在なズームが多用され、(恐らく)三脚を使用したビシッとした安定感まで備えている。実は、こうした美点は既発と同じなのですが、グシャグシャな画面に気づきもしなかった。鮮やかなロウジャネによって、初めて匠のカメラさばきにも気付かされるのです。 【あの4人が紡ぐ究極の様式美ショウ】 そのクオリティで描かれる究極的な様式美ショウは……もう最っ高! “HEADLESS CROSS TOUR”の映像ではネームバリューほどスター感が感じられませんでしたが、本作は場数を踏んだ呼吸感を背景に、ステージ・パフォーマンスまで向上。全身黒で固めた4人は恐ろしくカッコ良い! もちろん、アイオミは重鎮然としていて(「Die Young」でギターがトラブっても動じていません:笑)コージーはいつものようにド派手なわけですが、そんな中で成長著しいのがマーティン。あの雄々しい歌い上げに相応しいアクションを連発し、煽りの1つひとつもビシッと実に画になる。未だに「オーラが足りない」「パフォーマンスが貧相」との世評も根強い彼ですが、この映像ではロニー・ジェイムズ・ディオにも匹敵するカッコ良さ。“HEADLESS CROSS TOUR”よりもステージ慣れしていて、“CROSS PURPOSES TOUR”とは声も動きもほぼ別人。なぜ、なぜ“TYR TOUR”で日本に来てくれなかったのか、せめてプロショットを撮ってくれていたら……。もちろん、長身ニールも画になり、こなれたアンサンブルも完璧。“TYR TOUR”名物のベースソロで堂々と主役を張る姿も目撃できる。流麗なラインはアルバムよりも遙かにクッキリとしており、そのうねりを視角化したようなアクションもバンドの成熟ぶりを感じさせてくれます。動く「The Sabbath Stones」、目で観る「The Law Maker」、目の当たりにする「Anno Mundi (The Vision)」……。まさに至極、まさに桃源郷。そんな極めつけのショウを「Ave Satani」から終演後を告げる「Laguna Sunrise」までフル収録。威厳と目眩くメロディが乱舞する『TYR』の世界を目撃できる希代の傑作映像です。サウンドボード代わりとなる究極ライヴアルバム『MILAN 1990』『OSNABRUCK 1990』の“向こう側”に広がっていたはずの光景。 Jaap Edenhal Amsterdam, the Netherlands 1st November 1990 (99:29) 1. Ave Satani/The Gates Of Hell 2. Neon Knights 3. Iron Man 4. Children Of The Grave 5. Die Young 6. The Sabbath Stones 7. Bass Solo 8. Heart Like A Wheel/Guitar Solo 9. Headless Cross 10. When Death Calls 11. The Law Maker 12. Anno Mundi (The Vision) 13. Black Sabbath 14. Heaven And Hell 15. Paranoid/Heaven And Hell(reprise) 16. Laguna Sunrise (Outro.)  Tony Iommi - Guitar Tony Martin - Vocal Cozy Powell - Drums Neil Murray - Bass Geoff Nicholls - Keyboards COLOUR NTSC Approx.99min.

Black Sabbath ブラック・サバス/Netherlands 1990

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