“RATTLE THAT LOCK TOUR”の頂点にして、異次元の音楽盤でもある3CD『WROCLAW 2016』。同日の極上プロショットをお贈りします。この日は一夜限りのオーケストラとの饗宴ということもあり、テレビでもHD放送されました。本作は、その放送を極上クオリティで収めたもの。その画質・音質・カメラワーク・演出……ギルモアの口元から巨大な円形スクリーン、果ては会場空撮に至るまで、すべてが完璧なオフィシャル級映像です。ただし、惜しむらくはフルショウではない。“RATTLE THAT LOCK TOUR”の構成は、大きく「第1部+第2部+アンコール」となっていますが、本作に収録されているのは「第1部」のみです。しかし、それでも70分以上。これまで“RATTLE THAT LOCK TOUR”と言えば、ほとんど映像がなく、さらにプロショットとなればツアー初頭のBBC放送『LATER... WITH JOOLS HOLLAND』だけ。しかし、これはテレビ番組でのスタジオライヴで、巨大な視覚効果を駆使したコンサートとはまるで違いました。今日に至るまで「“RATTLE THAT LOCK TOUR”を目撃する」ことは叶わずにきたわけです。それが、遂に極上クオリティで目撃できる。今まで写真で想像するしかなかった“ライヴアルバムの向こう側”が超・克明なマルチカメラ・プロショットで描かれるのです。アニメーションも駆使した『RATTLE THAT LOCK』の新曲群も素晴らしいのですが、やはり胸を打つのは約半数を占めるPINK FLOYDのクラシック群でしょう。「What Do You Want From Me」では円形スクリーンから光の輪が降り注ぎ、「Money」や「Us And Them」「High Hopes」では“あの”映像が映し出される……。『PULSE』から約20年。ついに、あの光景が再現されていくのです。 前述しましたが、これまで見たくても『LATER... WITH JOOLS HOLLAND』しかなかった“RATTLE THAT LOCK TOUR”。30分弱に対して70分超、新曲3つに対しFLOYDクラシックスも含めた11曲、BBCスタジオに対して巨大なコンサート……あらゆる意味で待望の極上プロショットです。しかも、異次元体験の3CDの向こうに広がる光景、一夜限りのオーケストラとの饗宴さえも目撃できる映像傑作。どうぞ、刮目してご覧ください。 Plac Wolnosci, Wroclaw, Poland 25th June 2016 PRO-SHOT 1. Intro 2. 5 A.M. 3. Rattle That Lock 4. Faces Of Stone 5. Wish You Were Here 6. What Do You Want From Me 7. A Boat Lies Waiting 8. The Blue 9. Money 10. Us And Them 11. In Any Tongue 12. High Hopes PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.71min.