本作は、新プロジェクトの真価を分かりやすく、そして超極上クオリティで体験できる唯一無二の作品。「2018年9月3日コペンハーゲン公演」のマルチカメラ・オーディエンス・ショットです。そう、先日もリリースされた、あの大傑作映像。そのクオリティは、まさに「映像の最高傑作」。海外マニアが精魂を傾けて創り上げたマルチカメラ作品で、あらゆるオーディエンス・ショットをかき集めた上で緻密に組み上げている。1曲内でも小節単位・フレーズ単位でベストな光景を選び抜き、贅沢に組み上げている。しかも、無闇矢鱈の見せびらかし感がないのがまた素晴らしい。多彩なカットを使用してはいるものの、「とにかく詰め込む!」ではなくきちんと精査しており、長くじっくり見せるカットもあれば、プロショットばりのドアップもスケール感重視の遠景も曲想にピタッと合わせている。恐らくは1曲1曲、作っては通して見直し、カットを入れ替えては見直し……と繰り返したのでしょう。それこそプロショットばりの作り込まれた完成度なのです。それほど多彩な映像に1本筋を通しているのが音声。一気貫通のオーディエンス録音がフルショウをシームレスに描き出しており、さすがに2CDには及ばないものの、通常なら超極上で十分通る。極太の芯・鮮やかなディテールはサウンドボード級で、艶やかな鳴りはオーディエンス録音だけの美しさ。スケール感たっぷりの観客の声援は端正でありつつ、間近な打音や声に悩まされることがない。作り込まれた光景に相応しく、こちらも練り上げられた作品感たっぷりのサウンドなのです。そのクオリティで描かれるショウは絶品。基本構成は本編プレス2CDと同一ですが、豪華なライトショウは目で観る映像なればこそ。5月のロンドン公演はあくまでも試運転でしたが、9月からのヨーロッパ・ツアーは本格始動であり、演出も大掛かり。本作は、そんな本格セットや虹色に輝くライトショウも最高峰クオティで楽しめるのです。「新プロジェクトのNo.1」と断言できるライヴアルバムに、マニアの情熱が詰まりに詰まった映像作品。「まずは」の1本であり、紛れもない最高傑作セットです。「ニックが何かやってるんだって?」というくらいの方にも広く楽しんでいただけますし、本作セットでピンと来るものがなければ、もう他を探る必要などありません。 Live at Forum Black Box, Copenhagen, Denmark 3rd September 2018 AMAZING QUALITY!!! (94:39) 1. Intro 2. Interstellar Overdrive 3. Astronomy Domine 4. Lucifer Sam 5. Fearless 6. Obscured by Clouds 7. When You're In 8. Arnold Layne 9. Vegetable Man 10. If 11. Atom Heart Mother 12. The Nile Song 13. Green Is the Colour 14. Let There Be More Light 15. Set the Controls for the Heart of the Sun 16. See Emily Play 17. Bike 19. One of These Days 20. A Saucerful of Secrets 21. Point Me at the Sky COLOUR NTSC Approx.95min.