4月の来日公演が待ちきれないSANTANA。そんな気持ちを掻き立てる……では済まない極上プロショットがリリース決定です。本作に収められているのは「2015年7月14日モントルー公演」。伝統の“MONTREUX JAZZ FESTIVAL”のマルチカメラ・プロショットです。1年半年ほどの前のSANTANAが極上クオリティで目撃できる映像作品なわけですが、本作はそれだけではない。名ギタリスト中の名ギタリスト、ジョン・マクラフリンとの共演があるのです。もちろん、これまでもMONTREUX JAZZ FESTIVALで幾たびも共演し、『HYMNS FOR PEACE: LIVE AT MONTREUX 2004』『INVITATION TO ILLUMINATION: LIVE AT MONTREUX 2011』等のオフィシャル作品を残してきた両雄ですが、その最新版なわけです(SANTANAは2016年にも出演していますが、マクラフリンとの共演はありませんでした)。気になるクオリティは、まさに完璧。画質・音質も完璧ならカメラワークもミックスもパーフェクト。伝統“MONTREUX JAZZ FESTIVAL”の2015年放送ですから悪いわけがないのですが、それを重々承知の上でもタメ息が漏れる映像美。それこそ、公式映像『INVITATION TO ILLUMINATION: LIVE AT MONTREUX 2011』にもなんら劣らない……と言いますか、勝っている。3DやVRのような「飛び道具」でも使わない限り、現代テクノロジーでもこれ以上はムリだろうという超・極上放送なのです。そのクオリティで描かれるSANTANAのショウこそが最高。今なお劣らぬギターワークも熱いラテンロックのアンサンブルも完璧に捉えきっています。4月の来日公演の予習にもなりそうなところですが、それさえも忘れるのが御大マクラフリンとの共演。ショウ全体ではなく、3曲だけのゲスト参加なのですが、長年の付き合いだけにその呼吸はいきなりピッタリ以上の完全一致。かの大名盤『LOVE DEVOTION SURRENDER』からの「A Love Supreme」を始め、「A Place With No Name」「Awade」を華麗に、スリリングに披露していくのです。いやはや(今さらではありますが)この2人は本当に凄い。1人ひとりが歴史に名を残して有り余る名ギタリストでありながら、盟友で有り続けてきたのですから。単なるビッグネーム公演とは次元の違うアンサンブル、年輪を重ねてきたからこその呼吸感。この2人と同じ時代を生きてきただけでなく、交差する刹那を何度も体験できた人生そのものに感謝したくなります。来る来日公演の期待を膨らませてくれるだけでなく、両雄の最新共演を目撃できる逸品。しかも、そんじょそこらのオフィシャル映像が裸足で逃げ出す超絶クオリティで。もし、あなたが4月の来日公演に行けないとしても、無視するにはあまりに惜しい超絶なる1本。ロックギターが生み出し得た84分間のパラダイス。どうぞ、思う存分お楽しみください。
Live at Auditorium Stravinski, Montreux, Switzerland 14th July 2015 PRO-SHOT
1. Soul Sacrifice 2. Saideira 3. Foo Foo 4. Keyboard Solo / Corazon Espinado 5. Jin-Go-Lo-Ba 6. Evil Ways 7. A Love Supreme (with John McLaughlin) 8. A Place With No Name (with John McLaughlin) 9. Awade (with John McLaughlin) 10. Chill Out (Sacalo) 11. Tequila 12. Oye Como Va 13. Toussaint L’Overture / Ominous
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.84min.





























