ボウイの生涯でただ一度だけの特別なショウを収めたプロショットが・リリース決定です。その“特別なショウ”とは「1996年6月18日モスクワ公演」。“OUTSIDE TOUR 1995-1996”での一幕です。まずは、ワールドツアー全容の中からイメージしてみましょう。
・1995年9月-10月:北米(27公演)・1995年11月-12月:UK(16公演)・1996年1月-2月:欧州#1(23公演)・1996年6月:日本(7公演)・1996年6月-7月:欧州#2(20公演)←★ココ★
これが“OUTSIDE TOUR 1995-1996”の全景。本作は「欧州#2」の初日。つまり、日本公演の“次のコンサート”でもありました。そんなショウの何が特別なのか。それは公演国そのものにある。実は、これこそボウイ唯一のロシア公演。1990年にはハンガリーやユーゴスラビアといった旧・共産圏でもコンサートを開いたことはありましたが、生涯を通じてロシアで歌ったのは、後にも先にもこの1回限りなのです。もちろん、当のボウイに「これっきり」の意識はなかったでしょうが、この日が初体験なのは間違いない。いつもの熱狂的なファンとはまるで違い、静かに座って見つめる観客たちを前にしたボウイ。何とも貴重で奇妙な光景を目撃できるのです。そんな貴重なロシア公演ですが、クオリティは特級。もちろん、90年代ですからアナログ放送になるわけですが、当時であれば十二分にオフィシャルリリースが可能……と言いますか、現代基準でもアーカイヴの一部としてなら立派に公式作品で通るクオリティなのです。しかも、撮影自体も素晴らしい。ロシアと言えば、ロック後進国にはなるわけですが、そこは世界屈指の超大国。南米などとは違ってステージ演出も一流ならグリグリとよく動くカメラワークもダイナミック。アングルの押さえ方に英米とは違うセンスも感じるものの、その撮影技術は間違いなく世界一級なのです。放送枠からか約60分のダイジェスト収録なのは残念ですが、生涯一度きりのライヴを極上クオリティで目撃できる逸品なのです。そんなロシア公演の後には、同じ“OUTSIDE TOUR 1995-1996”のボーナス・プロショットも収録しました。こちらの舞台となるのは、ロシアとは真逆のホームグラウンド、ロンドン。「1996年2月19日」に行われた“ブリット・アワード”の授賞式パフォーマンスです。ロシア公演は“日本の次”だったわけですが、こちらは“日本の2つ前”にあたるパフォーマンスです。こちらもゴージャスなプロショットですが、その雰囲気はまるで違う。ボウイは「功労賞」を授与されたのですが、キャサリン・ハムネットがデザインしたピンヒールのパンプスに身を包み、片耳に大きなイヤリングを付けての登場。故郷の大声援に迎えられて「Hallo Spaceboy」「Moonage Daydream」「Under Pressure」の3曲を熱唱します。特に素晴らしいのが「Hallo Spaceboy」。この年、PET SHOP BOYSをゲストに迎えたリミックスバージョンをヒットさせましたが、ここではそのPET SHOP BOYSとの共演パフォーマンスが見られるのです。生涯一度きりのロシア公演と、PET SHOP BOYSとの共演も眩しい故郷の授賞式……まったく正反対ながら、どちらも2つとないスペシャルなライヴ。その極上プロショットを一度に堪能できる傑作です。貴重で特別な1枚。
Kremlin Palace Concert Hall. Moscow. Russia 18th June 1996 PRO-SHOT
1. The Motel 2. Scary Monsters (And Super Creeps) 3. Aladdin Sane 4. The Man Who Sold The World 5. Strangers When We Meet 6. Hallo Spaceboy 7. Under Pressure 8. "Heroes" 9. White Light White Heat 10. Moonage Daydream 11. All The Young Dudes
Brit Awards Earl's Court, London, UK 19th Febraury 1996
12. Hallo Spaceboy (with Pet Shop Boys) 13. Moonage Daydream 14. Under Pressure
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.60min





























