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1982年6月のロンドンはウェンブリー・スタジアム公演のプロショット映像を収録。最初の48分は、ウェンブリー2日目の6月26日のショウより、BBCから流出したとされる(放送は無し）メンバーのクローズアップシーン中心のマルチカメラ映像。内容はファンにはお馴染みのものでTumbling Dice の途中から始まり、そのままショウの後半を収録しており、画像も音声も素晴らしく、今、見直しても、定番映像ながら、間違いなくファン必携・必見の内容と言えます。余りにメンバーの顔アップばかりなので、「もっとステージ全景やエキサイトしている観客席の様子が見たいな～」と無い物ねだりをしてしまう内容ですがそれは贅沢というものでしょうか。Satisfaction の楽しい演出も見所の一つ。ビデオ画像が乱れても音声が通ってるのでストレスなく見れます。2トラック目のShe's So Coldではキースのギターとドラムのタイミングが全く合っておらず、メチャクチャな演奏。何とか立て直そうとするミックの様と「なにやってんだよ」とでも言いたげな薄笑いのビルの顔アップが面白い一曲です。ラストの「Thank you very much, London! It's great to be home!」のMCも良い感じです。アウトロのLand Of Hope And Glory、終演BGMに合わせて、時系列とは逆ですが、まだ明るいコンサート開始前の会場の様子が延々とフィーチャーされますが、こちらもドキュメントとしては非常に貴重。Under My Thumbは日本放送のこちらもお馴染み「ベスト・ヒットUSA」ヴァージョン。こちらはロンドン初日のの25日の映像で、右下からのワンカメラプロショットですが、オープニングの熱狂をリアルに捉えた名映像です。後半はオーストリアのテレビ局「ORF2」が82年1月24日に放送した特番を追加収録してあります。ドイツ語の対訳音声が被りますが、ミックとビルのインタビューは11月25日のシカゴで収録されたもの。細切れに挿入されているUnder My ThumbとWhen The Whip Comes DownとLet's Spend The Night Togetherのライヴは81年10月24日オーランド公演のライヴショットです。(雰囲気出しのために使用されているバックステージシーンが76年なのは妙ですが）ウェンブリー映像同様に、画質・音声ともに良好で、当時の様子がリアルに伝わってくる優れたドキュメントです。 Wembley Stadium, London, UK 25th & 26th June 1982 PRO-SHOT (73:51) 1. Tumbling Dice 2. She's So Cold 3. Hang Fire 4. Miss You 5. Honky Tonk Women 6. Brown Sugar 7. Start Me Up 8. Jumping Jack Flash 9. Satisfaction 10. Outro Live at Wembley Stadium, London, UK 25th June 1982 11. Under My Thumb Bonus Tracks Rolling Stones Special (Austrian TV ORF2) 12. Backstage Scenes 13. Under My Thumb 14. Mick Jagger Interview (incl. When The Whip Comes Down) 15. Let's Spend The Night Together #1 16. Bill Wyman Interview 17. Mick Jagger Interview 18. Let's Spend The Night Together #2 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 74min.

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