7ヶ月ぶり再開が話題沸騰中の“NO FILTER TOUR”。その初日「2018年5月17日ダブリン公演」をフルスケールでレポートする映像作品がリリース決定です。本作は海外マニアが制作した極上のオーディエンス・ショット。ただし、通常の一気貫通の撮影ではなく、さまざまな客席撮影を組み合わせ、ショウの全曲分+αに組み上げられたもの。編集とは言ってもマルチカメラでもありません。次々と公開される映像の中から曲単位で素晴らしいものを選び抜いた映像集。恐らく今回も精緻に作り込まれたマルチカメラ作品も制作されるとは思いますが、本作はまだその前段階。曲間もブツ切りで、とにかくショウのムードと演奏を通しで目撃できる1枚なのです。とは言っても、本作もただの寄せ集めではありません。1カット1カットが精査されているのは間違いなく、どれも「フルで見たい!」と思わせる極上モノばかり。ひと口にアングルや角度を語る事はできないものの、ほとんどの映像がステージ間近席から見上げで撮影されており、観客の姿に煩わされることなくステージを直視できる。しかも、それだけの近さから更に果敢なズーム。そのアップ度はミックの表情どころか、口元のシワや筋肉の動きに至るまでハッキリ・クッキリ見える。花道に出てくるや、それこそ「手を伸ばせば触れそう」な近さ。そんな接写中心なために会場のスケール感は味わいにくいものの、それこそプロショットの接写にさえ迫る見応えなのです。そして、音声もまた然り。これまたひとくくりには出来ないものの、爆音・轟音の類は一切なく、歌詞の1語1語まではっきりと分かるクリア・サウンドの連続です。また、「Just Your Fool」「The Worst」の2曲は映像を選びきれなかったのか、2種類ずつ収録しています(これが前述した「+α」です)。そして、この1曲ずつの構成が意外と良い。通しオーディエンスの弱点と言えば、淡泊になりがちな視界ですが、1曲ずつどんどん視点が変わっていくのが飽きさせない。しかも、マルチカメラ編集ではないので確かな体験感がある。目まぐるしく視点が変わるわけでもなく、じっくりと1曲ずつ味わう没入感とで言えばいいでしょうか。「飽きそう」と感じる前に次の視点になり、そこからまた浸る……の繰り返し。さまざまな特等席を瞬間移動しながらショウを体験していく……そんな贅沢な感覚に浸りきれる映像でもある。そして、その感覚で“LICKS TOUR”以来、15年ぶりとなる「Neighbours」(「もう何百年も演奏していない曲」のMCが未収録なのは残念!)を特等席から目撃できますし、“A BIGGER BANG”以来の「The Worst」も2テイクで見られるのです。曲間など、一部始終を目撃できる映像作が登場するかは分かりません。しかし、まずは全曲体験の第一報。
Live at Croke Park, Dublin, Ireland 17th May 2018
1. Sympathy for the Devil 2. Tumbling Dice 3. Paint It Black 4. Just Your Fool #1 5. Just Your Fool #2 6. Ride 'Em on Down 7. Neighbours 8. Wild Horses 9. You Can't Always Get What You Want 10. It's Only Rock 'n Roll 11. Honky Tonk Women 12. Before They Make Me Run 13. The Worst #1 14. The Worst #2
15. Miss You 16. Midnight Rambler 17. Start Me Up 18 .Jumping Jack Flash 19. Brown Sugar 20. Gimme Shelter 21. Satisfaction
COLOUR NTSC Approx.111min.





























