1970年アルバム「Benefit」発表後のUSツアーより、7月17日ニューヨークで開催された「ランダルズ・アイランド・フェスティバル」に出演時の模様を、当時のオーディエンス録音としては良好クオリティーにてほぼコンプリート収録。まずこのフェスはジミ・ヘンやマウンテン、ヴァン・モリソン等も出演していたこともあり、フィルム映像も存在するものの、ジェスロ・タルに関しては残っておらず、このライブ音源は貴重な記録といえるもの。そしてライブも1曲目はこの時期おなじみアルバム『Benefit』収録の"Nothing Is Easy"からスタートし、続くこの翌年発表される『Aqualung』に収録される2曲目"My God"では、イアンの鬼気迫るフルート・ソロも。 さらに"With You There To Help Me"後半でのピアノ・ソロ、お馴染み"Dharma For One"での迫力あるドラム・ソロ、そしてショー後半に用意された、12分に及ぶマーティンの変幻自在のギター・ソロまで、終始安定したサウンドでこの時期のタルの魅力をたっぷり再現。 1. Intro/2. Nothing Is Easy/3. My God/4. With You There To Help Me/5. Dharma For One/6. We Used To Know/7. Martin Solo [Live At Randall's Island Festival, Downing Stadium, NY, USA July 17th 1970] Ian Anderson (Vocal, Flute & Guitars) / Martin Barre (Guitar) / Clive Bunker (Drums & Percussion) / Glenn Cornick (Bass) / John Evan (Keyboard)