本作が録音されたのは「2016年9月29日ロイヤル・アルバート・ホール(以後、「RAH」)公演」。そう、『ROYAL ALBERT HALL 2016 4TH NIGHT』と同じライヴを収めた別録音なのです。とは言え、本作はただの別録音でもありません。本作を記録したのは、当店で人気の“英国の巨匠”。彼自身から直接譲り受けたオリジナルDATをダイレクトにCD化したもので、ネットにも出回っていない本作だけのオーディエンス・アルバムなのです。もちろん“英国の巨匠”の作ですから、オリジナル録音の希少性だけでは済みません。3CD『ROYAL ALBERT HALL 2016 4TH NIGHT』は、全公演から報告される全録音を熟知した研究家が「頂点」と断じるだけに、本作以上なのは間違いない。しかし、本作には本作だけの美サウンドが詰まっているのです。そのサウンドは、まさに“英国の巨匠”印。この録音家は、デジタル全盛の現代においてもDAT録音の持つ“暖かみ”・“呼吸感”をこよなく愛しており、本作にもその旨みがたっぷりと息づいている。楽音のクリアさや極太感はそのままに、艶やかにまとった会場音響の“美”が包み込むのです。このように書くとボケボケのサウンドを想像されてしまうかも知れませんが、その音響の主が伝統会場“RAH”なのですから話が違う。ふくよかな音響であっても透き通り、ただでさえ美しいギタートーンや歌声がいっそ匂い立つほどの幻想感を伴って響いてくるのです。更に申しますと、本作はツアー初期の傑作『ROYAL ALBERT HALL 2015』の兄弟作でもある。“RATTLE THAT LOCK WORLD TOUR”では、丁度1年前の2015年9月にもRAH5公演を行っており、ROYAL ALBERT HALL 2015』はその初日-3日目を収録したもの。当時も大変好評を頂いた6枚組ですが、その録音家も“英国の巨匠”だったのです。つまり、『ROYAL ALBERT HALL 2015』と本作を併せることで、“RATTLE THAT LOCK WORLD TOUR”の1年間を同会場・同録音家・同機材で味わうことが出来るのです。この1本だけのオリジナル・マスターにして、“ギルモア・ミュージック”と“RAH”と“英国の巨匠”が一堂に会したからこその美録音。1本のライヴアルバムとしても絶品ですが、ツアーの頂点を極める『ROYAL ALBERT HALL 2016 4TH NIGHT』の別ポジションとして楽しむのも良し、初期の『ROYAL ALBERT HALL 2015』と併せて1年の重みを感じるも良し。“RATTLE THAT LOCK WORLD TOUR”を噛みしめてこられた方ほど、幾重にも味わいが滲む1本です。ツアーが完結した今だからこそ、深い滋味を醸すライヴアルバムの傑作。どうぞ、存分にご賞味ください。
Live at Royal Albert Hall, London, UK 29th September 2016 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1(71:38)
1. 5 A.M. 2. Rattle That Lock 3. Faces Of Stone 4. What Do You Want From Me 5. David Gilmour Introduction 6. The Blue 7. The Great Gig In The Sky 8. A Boat Lies Waiting 9. Wish You Were Here 10. Money 11. In Any Tongue 12. High Hopes
Disc 2(52:42)
1. One Of These Days 2. Shine On You Crazy Diamond 3. Fat Old Sun 4. Coming Back To Life 5. On An Island 6. Band Introductions 7. Us and Them
Disc 3(50:16)
1. Today 2. Sorrow 3. Run Like Hell 4. Time 5. Breathe (Reprise) 6. Comfortably Numb





























