エリック・クラプトン&ジェフ・ベックの2009年埼玉スーパーアリーナでの共演ステージの全貌を捉えた「LIVE TOGETHER」。このボックスセットにおけるクリアで抜群のバランスをもったサウンド、そして迫りくるダイナミズムと拡がりのあるステレオ感を忠実に再現したその音質に驚喜されたお客様も多かったことでしょう。実は、「LIVE TOGETHER」のマスターを録音した人物は、同年のクラプトン単独ジャパン・ツアーの初日となった2月15日の日本武道館公演も同レベルの高音質で録音していたのです!しかもアリーナ最前列席でした。そして本盤は、そのファースト・ジェネレーションのマスターを譲り受けて制作したオリジナルタイトルとなります!当時、いろいろなオーディエンス・ソースからこの日のタイトルは複数リリースされましたが、本盤こそリリースするに値する極上マスターだと断言できます。音質は、まさに現代のオーディエンス・レコーディングの最高峰と言えるものです。しかも録音中のテープチェンジ、曲カット等のトラブルは一切ありません。しかもオーディエンス・ノイズは少なめ(Why Does Love Got To Be So Sadの4:55~5:25までにノイズがありますが、これは会場のPAに起因するものです。最前列ゆえにここまで捉えてしまったのでしょう。*ちなみに別マスターによるタイトル「BUDOKAN FIRST NIGHT 2009」でも、同箇所で同じノイズが聞こえます。)で、どなた様も安心してご鑑賞いただける確かな品質です。そして何と言ってもお奨めの理由は、初日から燃え上がるクラプトンの卓越したパフォーマンスの素晴らしさです。バックを固めたのは、歴代最高のメンバーと言えるミュージシャンたちでした。セカンドギターには、今や右腕的存在と誰もが認めるドイル・ブラムホール二世、ベースはかつてあのダニー・ハサウェイのライブ盤をサポートした腕利きベーシストのウィリー・ウィークス、ポール・マッカートニーやスティングのステージを高次元でキープさせてきたドラマー、エイブ・ラボリアル・ジュニア、そして1979年以来のクラプトンの盟友クリス・スティントンといった人たちです。特にエイブのボトムとタメの利いたドラミングは迫力満点です。この前回、2006年のステージではスライドプレイをデレク・トラックスに任せ、ドイルにもソロを譲り、とステージのバランスを量ったクラプトンでしたが、この時はオープニングのTell The TruthからKey To The Highwayまでで徐々にエンジンをかけ、Hoochie Coochie Manで一気にフルスロットルに達します。まるで、規制速度内で公道を転がしてきたフェラーリが、レース場に入って来て一気に速度全開にしたかのようです。そしてジョージ・ハリスンをトリビュートするIsn't It A Pity。この曲をセットインさせたことが特別な意味を持つツアーでした。そこでしっとりさせた後はドミノス・ナンバーWhy Does Love Got To Be So Sadで再び弾けます。中間にはカントリーブルース色溢れるアコースティックセットを設け、後半は代表曲とブルースの畳み掛け。アンコールのCrossroadsまで、一切手を抜くことなく、堂々と初日のステージを完遂しました。この後、ベックとのジョイントという歴史的瞬間も意中にあったクラプトンの見事なスタートとなった、必聴のステージです。是非、初公開の極上マスターを収録した本盤でお楽しみください。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 15th February 2009 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (42:52)
1. Opening 2. Tell The Truth 3. Key To The Highway 4. Hoochie Coochie Man 5. I Shot The Sheriff 6. Isn't It A Pity 7. Why Does Love Got To Be So Sad
Disc 2 (75:09)
1. Driftin' 2. Travelin' Alone 3. That's Alright 4. Motherless Child 5. Running On Faith 6. Motherless Children 7. Little Queen Of Spades 8. Before You Accuse Me 9. Wonderful Tonight 10. Layla 11. Cocaine 12. Crossroads
Eric Clapton - Guitar, Vocal Doyle Bramhall II - Guitar, Vocals Chris Stainton - Keyboards Willie Weeks - Bass Abe Laboriel Jr. - Drums Michelle John - Backing Vocals Sharon White - Backing Vocals





























