ディラン全キャリアの中で、最も異色ながら、最も人気の高く、1975年から翌1976年にかけて全57公演行われた「ローリング・サンダー・レヴュー」より、第1次北米レグ8日目の11月11日ウォーターバリー、・パレス・シアターでのライブを、マスター・クオリティー、サウンドボード音源にて収録。白塗りのディランが登場し小会場を中心に行われこの第1期ツアーは、不評のうちに第2期へと流れた中、のちのちの評価は高まるばかりで、『大所帯』による多数のアーティストの演奏もあった中で、ここではディランのステージのみに焦点を当てて収録。もちろんそのテンションの高い最高の演奏に加え、ジョニー・ミッチェルや、ロジャー・マッギンのようなアメリカを代表するミュージシャンから、デヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』で有名なミック・ロンソン、はたまたストリートのヴァイオリン奏者スカーレット・リベラなど、普通では考えられないようなメンバーが揃えられ、随所でディランをサポート。 特に目玉でもある『ハリケーン』は、殺人容疑をかけられたボクサー、ルービン・"ハリケーン"・カーターの無実を訴えるために歌われ、ライヴの最高の山場となっており、ボブ・ディランの怒りが時を越えて魂を揺さぶるかのようなボーカルは必聴。 01. A Hard Rain’s A-Gonna Fall / 02. Romance In Durango / 03. Isis / 04. Blowin' In The Wind / 05. The Water Is Wide / 06. I Dreamed I Saw St. Augustine / 07. Never Let Me Go / 08. I Shall Be Released / 09. Simple Twist Of Fate / 10. Oh Sister / 11. Hurricane / 12. One More Cup Of Coffee / 13. Sara / 14. Just Like A Woman / 15. Knockin' On Heaven's Door / 16. This Land Is Your Land [Live at The Palace Theater, Waterbury, CT, USA , November 11th 1975 : soundboard recording]