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Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/Louisiana,USA 2015

これは面白い! オジー史でも希に見る迷ライヴアルバムの登場です!! 本作が録音されたのは「2015年10月30日」に開かれた“VOODOO EXPERIENCE 2015”に出演されたときの模様。近年のオジーというとBLACK SABBATHでのツアーが思い浮かびますが、昨年7月にワールドツアーを終えた後は、ソロ公演も散発的も実施しています。ここでカンタンにまとめてみましょう。・2014年7月4日:サバスのツアー最終日・2014年8月9日:韓国公演・2015年4月25日?5月2日:南米版MOR4公演・2015年10月31日:VOODOO EXPERIENCE 2015【本作】・2015年11月22日:OZZFEST JAPAN 2015・2016年1月20日:サバスの“THE END”ツアー初日・・・このように、サバスの大規模ツアーの間のソロ公演は全7回です。このうち、韓国・南米の5回は通常のソロバンドによるライヴでしたが、本作の“VOODOO EXPERIENCE 2015”と、来るべき“OZZFEST JAPAN 2015”は、今年2回だけのOZZY & FRIENDS名義。その名の通り、豪華な共演が目玉で本作ではギーザー・バトラー、トム・モレロ、スラッシュの3人が参加しています。ショウの構成は大きく「ソロ5曲+サバス7曲+ソロ2曲+アンコール」となっており、まずはガスGを中心としたレギュラーバンドでの「I Don't Know」でスタートします。2009年に加入したガスGは今年で在籍6年ですが、オジーはBLACK SABBATHでの活動が多く、久々感たっぷり。しかし、元々名手で知られるガスGだけに、いきなり高度なプレイを炸裂。ブランクなど物ともしない安定感です。2曲目で早くもゲスト登場。RAGE AGAINST THE MACHINEのトム・モレロを迎えての「Mr. Crowley」「Bark At The Moon」の2連発です。ぶっちゃけ、この「Mr. Crowley」こそが本作最大の聴きどころ!! 今までも幾多のギターヒーロー達が奏でてきた名曲中の名曲ですが、本作のモレロ・バージョンは特異中の特異仕様。今まで聴いたこともないようなギターのオブリが曲中を駆け回る! ギターはガスGとのツインで、ガスはオリジナルも尊重した弾きっぷりですが、モレロが前に出るギターソロ後半は怪音(どうやら歯弾きのよう)のインパクトは絶大。その自由っぷりはブラッド・ギルス、ジェイク・E・リー以来の大改造でしょうか。思えば、ザック・ワイルド以降のレギュラー陣は、世代的にランディ・ローズを深く敬愛するあまりに、猛烈な個性で曲を塗り替えるようなことはしてこなかった。あくまでゲストなモレロだからこそ、ここまでの大胆な改変もできたのでしょう。さらに続く「Bark At The Moon」もモレロ節が豪快。ラストの決めソロこそガスGがオリジナル通りに決めますが、中盤はモレロのやりたい放題。ここで「名曲を汚す気か」と怒ってしまう事はカンタンですが、彼はあくまで2公演しか参加しないゲスト。日本公演でもレアなバージョンを楽しみたいところです。むしろ、思いっきりハズす御大オジーがイチバン汚している……と言ってはいけない言葉も頭をよぎる。しかし、その豪快さも滑り芸スレスレ。背筋にくすぐったいものが走る境界線の快感は、もはやエンターテインメントの域に達しているのかも知れません。そして、レギュラーバンドの「Rat Salad」ジャムからサバスタイムに突入。ドラムソロを挟んでモレロに加え、ギーザ?、スラッシュも登場し、“フレンズ・バンド”に入れ替わっての「Iron Man」「N.I.B.」です。「Iron Man」は大人しい感じで曲が進むものの、中盤ソロではやっぱりのスラッシュ節、終盤のソロではモレロ節が炸裂。「N.I.B.」では順序が逆になり、中盤ソロがモレロ、終盤ソロがスラッシュ。ここでもスラッシュ印は違和感なく、モレロは豪快。いっそ、モレロがレギュラーで加入してくれたら相当面白いライヴになりそうです(オールドファンからは嫌われそうですが)。その後、「Snowblind」から「Fairies Wear Boots」のサバス・クラシックスは“レギュラーバンド+ギーザー”、「I Don't Want To Change The World」から「Mama, I'm Coming Home」は“レギュラーバンド”、ラストは全員集合の「Paranoid」です。とにもかくにも、本作の聴きどころはトム・モレロに尽きるでしょう。スラッシュも実に“らしい”ギターを聴かせてくれますが、彼は2012年の“OZZY & FRIENDS TOUR”にも参加しましたし、実のところ、あまりにも違和感がなさすぎて特別感も薄かった。一方のモレロは、WHITESNAKEのスティーヴ・ヴァイ、DIOのトレイシーGばりの冒険を聴かせてくれるのです。来たるOZZFEST JAPAN 2015では、さらにスラッシュに代わって JANE'S ADDICTION / RED HOT CHILI PEPPERSのデイヴ・ナヴァロも加わる。“ただのオジー・ソロじゃない”ステージになるのは確実です。BLACK SABBATHのキャンセルは悲しいものの、歴史上一度きりのド級にレアなライヴが観られることでしょう。その期待が一気に膨らむライヴアルバム。OZZFEST JAPANに行かれる方の予習にはもちろんお薦めですが、それ以上に「サバスじゃないならイカネ」とタカをくくっている方にこそ聴いていただきたい1本。「ふざけんな!」とるか「こりゃおもしれぇ!!」となるか。最後の決断の前に、ぜひ本作であなたの心に問いかけてみてください。 with Slash, Tom Morello & Geezer Butler City Park Festival Grounds, New Orleans, Louisiana, USA 31st October 2015 TRULY AMAZING SOUND Disc 1(44:47) 1. Intro. 2. I Don't Know 3. Mr. Crowley 4. Bark At The Moon 5. Suicide Solution 6. Shot In The Dark 7. Gus G. Guitar Solo 8. Rat Salad 9. Tommy Clufetos Drum Solo 10. Iron Man Disc 2(52:37) 1. N.I.B. 2. Snowblind 3. Behind The Wall Of Sleep 4. War Pigs 5. Fairies Wear Boots 6. I Don't Want To Change The World 7. Crazy Train 8. Mama, I'm Coming Home 9. Paranoid Ozzy Osbourne - Vocals Gus G. - Guitar Rob Nicholson - Bass Adam Wakeman - Keyboards, Rhythm Guitar Tommy Clufetos - Drums Special Guests: Slash - Guitar Tom Morello - Guitar Geezer Butler - Bass

Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/Louisiana,USA 2015

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